私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

ようやく

2006-04-30 21:05:48 | 日々つれづれ
自分自身を見直し始めてから、母との関係が浮き彫りになって、なんとなく母と連絡を取り辛くなっていた。
何かとそれまで、何かある度に、母に相談しては指示を仰いでいたような所がある。

でも、母の言葉が冷たく胸に突き刺さるのを感じてからは、少し母と接するのが怖くなったし、いつまでも母は私を子どもで居させたがっていて、私はいつまでも子ども役を演じてて居たんだなということも見えてきた。

今日は、どうしても仕事で上京する日程の打ち合わせの為に、電話をしなければいけないと思っていた。
最近はぎこちなく、何を話していいのかわからなくなっているのに、今までのように、ようやく話が出来た。

私「いい天気だね~ 薔薇咲いてる?」
母「今年はね、遅いのよ。
  でも、フロックスがとてもたくさん咲いていていい香りがしてるよ♪
  今、花を摘んできて、永順さんのように、生けようかと思ってたところ。
  生けたらブログにアップするからね。」
私「いいなぁ~」
母「それから先週、お姉ちゃん(母の姉)と山に登ってきたよ。
  片道7km歩いて、帰りも駅から家まで2km歩いたよ。
  とっても楽しかった。」
私「すごいじゃん。
  姉妹で楽しんでいいねぇ・・・・・・」

今まで、どうやって話していたんだろうかと、頭が真っ白になることもなく、普通に色んな話をした。
過去がどうであれ、今はお互いが思いやって暮らせばいい。

今までは、家を開けて仕事をすることを、嫌がっていた母。
でも、
母「そうやって、そっちに行くきっかけを作ってくれるから、楽しめるよ。」
と言ってくれた。
前回、こっちに来てくれた時も、友達とコンサートに出掛けたり、買い物に出掛けたりと遊んでいた。

ACだと自覚して、大切なのは親を責めることではなく、これからの新しい関係を作っていくことが大切なんだなと思った。
今まで話せなかった自分の気持ちを少しずつ話して、少しずつではあるけれど、母が私の気持ちを受け止めてくれるのがわかる。

やっぱり母は、私の大好きな母なんだな、そう思う。
表現が上手くなかったり、依存してしまうタイプであるけれど、親として子どもを守っていきたかったんだなって、改めてそう思う。

これから、私の中で、新しい母との関係を築けばいい。
距離を置くところは、距離を置いて、悪いところは受け止めつつ、気がついた分だけいい関係になれるのかなと思う。

同じ趣味を持ついい話し相手。
これまでと同じように色んな話をしていきたいと思った。
5月の薔薇の咲く頃には、子ども達が学校に行っている間に、遊びに行こうかな、ふとそう思った。


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リラックスグッズ

2006-04-29 18:14:30 | 私のこと


カウンセリング時、少しでもリラックスして話が出来るように、アロマランプを灯して、好きな飲み物を用意しています。

久しぶりに、無印良品に出掛けて、アロマオイル&お茶を買ってきました。
ティートリー・ユーカリ・レモングラス・グレープフルーツのオイル。
花入り茉莉仙桃・ブルーベリーブレンドのお茶。

この冬は、夜寝る時に、ユーカリとオレンジをアロマランプに灯して寝ていたせいか、私以外は風邪を引かずに元気に過ごしました。
それに、子ども達が3人寝ていると、部屋中、むっとしたにおいが立ち込めるのですが、朝まで爽やか・・・・・・

時々、入浴時も、あら塩にオイルを混ぜたものを一掴み入れます。
身体がぽかぽかと温まるし、オイルのいい香りがしてリラックス効果抜群です。

花入り茉莉仙桃は、お湯を注ぐと花がゆっくりと開いていきます。
とっても贅沢な気持ちになれるお茶です。
フルーツティーは、紅茶と合わせて入れたり、それのみで楽しんだり・・・・
特別な飲み物を準備するだけで、ホッとした時間が生まれてきます。


こっちは、ルピシアさんから、毎月送られてくるティーパック。
一度、ネットで購入したら、それ以来毎月、色んなティーパックが2種類送られてきます。
プレゼントを貰っているみたいで、嬉しい気持ち♪

ここのティーサロンも、とっても素敵で、ミルクティーで飲むか、ストレートで飲むかによってお茶の濃さも調節して出してくださるし、とっても美味しいです。
最近は、緑茶もあって、先日グレープフルーツを購入し、昨日のカウンセリング中に頂きました。
さっぱりして美味しかったです。

何か、お勧めのリラックスグッズありましたら、紹介して頂ければ嬉しいです♪


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自分に優しく

2006-04-29 09:37:23 | 私のこと
「人に優しくしなさい」って言われ続けるよりも、優しさをもらったほうが優しくなれる。
自分に優しくなれて、初めて他人にも優しくなれるんだなって、この歳になって初めて気が付いた。

家族の顔を思い出して、美味しいランチを自分だけで食べることも罪悪感。
自分だけが、遊びに行くことも罪悪感。
子どもを保育園に預けて、仕事を続けることも罪悪感。
いつも、心の中に自分を戒めるもう一人の自分がいて自分を縛り付ける。

そんなわずかな間に見つけた趣味を楽しんでいると、
「子育て中に、そんなことをするのは早い。」と母に咎められ、また罪悪感。

そこで生まれてくるのは、恨みの気持ちばかりだった。
自由気ままに生活している旦那に対して、
「どうして私ばかりが・・・・・・」
子ども達に対しても
「子どもがいるから、○○出来ない・・・・・」

でも、そうじゃない。
自分が、楽しむことを選んでいなかっただけ。
不必要な罪悪感で自分で自分を苦しめていただけ。
そうしていたのは、人のせいじゃなくて自分のせい。

たまには、自分だけが美味しいランチを食べたって、子どもがいない間に遊びに行ったって、いいじゃないの。
その後また、楽しい気持ちを抱いて、家族の元に戻りさえすれば。

自分に優しくなろう。
誰かのためではなくて、自分のために行動しよう。
そして、自分で決めたことは、人のせいにするのはよそう。
誰かのために存在する私ではなくて、私の為に存在する私になろう。


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子に教えられる

2006-04-28 21:30:10 | 日々つれづれ
4歳の長男が教えてもいないのに、英語で10まで数えていたり、今朝は「Hello, nice to meet you」なんて言っている。

親馬鹿丸出して
「すごいじゃん。英語習う?」
と聞いてみた。
長女も、次女も同じ頃、英語を習いたいといい始め(保育園の中で教えてもらえる)、何年間も習っている。

すると長男、
「そんなこと言って、自分が習わせたいだけでしょう。
 わかってるんだよ。
 僕は自分のことをよく考えて決めるんだよ。」
そう言った。


長女が生まれてすぐ、私は早期学習をしようと色んな教材を購入した
まだ、寝てばかりいる長女に、色んな絵の描かれたカードをフラッシュで見せたり、絵本を読み聞かせをした。

私は、母にたくさんの絵本を読んでもらって、そのお陰で本が好きで、文章を書くのが苦ではないと思っていたので、どうしても子どもに同じようにしてやりたいと思った。

そのせいかどうかわからないけれど、5ヶ月の頃には、「きんぎょがにげた」五味太郎 を読むと、逃げた金魚を見つけて、指を刺した。
私は嬉しくて、友達が来るたびにやってみせた。

ある日、同じようにしていると、突然泣き始め、本を破った。
それ以来、その本を見るのを嫌がった。
私も、無理強いをするのを辞めた。

それでも、本は大好きで、ハイハイするようになると、本を出してきては、読んでくれとばかり突き出した。
長女の要求のまま、私は本を読んだ。

3歳の頃、自分の夢を託して、長女をピアノ教室に連れて行った。
最初は喜んで弾いていた。
でも、ピアノに連れて行くために、私は随分無理をしていた。
急いで仕事から帰り、二人の子どものご飯を食べさせ、教室に連れて行った。
家事の合間に練習をさせた。

ある日、教室に着くなり辞めると言った。
月が替わったばかりだったので、今月いっぱいと先生はおっしゃってくださったのだけど、頑としてピアノを弾くことはなかった。

年中の頃、あいうえおに興味を持ち始めたので字を教えた。
なかなか覚えようとしない姿に、だんだんとイライラし始めた。
長女は、とても嫌がった。
そして、小学校に上がるまで字を覚えようとはしなかった。

もし、長女が自己主張をしてくれなかったら、だんだん私はエスカレートしてしまっただろう。
でも、それから救ってくれたのは、長女だった。

次女は、自分からピアノをやりたいといい始め、ピアノが大好きだ。
イライラした時、気分転換にピアノを弾く。
言われなくてもピアノの前に座り、楽しそうに練習している。

あいうえおも、おもちゃを使いながら勝手に覚えた。
私は無理やりに教えることもなく、聞かれることだけ教えていた。

長男は、早くから数字に興味を持ち、4歳になってすぐ公文に行きたいと言い始めた。
いつの間にか120まで数を数え、あいうえおも次女と同じようにおもちゃで覚えた。
カタカナに興味を持ち始めたので、ひらがなと一緒に書いたあいうえお表を作って壁に貼ってやった。
ムシキングやポケモンのキャラクターを見ては、カタカナを眺めている。

カレンダーも大好きで、5月の連休にいち早く気がついたのも長男だった。
あと何日行ったら休みだと、カレンダーを見ながら数えている。

親だから教えなければならない、なんて思っていた私を、まっとうな道に戻してくれ、子どもは自ら学ぶ力を持っていて、それを導くしかないのだと教えてくれたのは、他でもない子ども達だった。

私は、母の言うまま、字を覚え、絵を描いた。(・ バナナ
でも、それはもしかしたら母のお人形になってしまっていたのかなと思う。
子どもらしい感情を持たず、子どもらしくない子ども時代を過ごしてしまった。

でも、連鎖せずに済んだのは、子ども達がちゃんと反抗してくれるからかなと思う。
これから先も、子ども達の言葉に耳を傾けていこう。
子供たちは、色んな可能性や、色んな道があることを教えてくれる。


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カウンセリング27

2006-04-28 14:10:03 | カウンセリング
最初に、前回のカウンセリングから整理されてきた気持ち(折り合いをつけていくこと)を話しました。

それと昨日、コメントを書いている中で、整理されてきた旦那への気持ちをはなしました。(以下、コメントより抜粋です)

旦那と私は、育った環境がまったく反対です。
だから価値観が違ってしまっても無理はないと思っています。

今までわかってもらえないと思っていた同じことを相手は思っていたのだろうなと思います。
話が出来ないのは、旦那のせいではなくて、二人の価値観の違いのせい、お互いがお互いの価値観の違いを認め合わなかったことが原因だったなと思います。

ただ、その中で、
嘘をつくこと
約束を守らないこと
借金をすること
女遊びをすること
暴力を振るうこと
育児放棄
はどう見ても、旦那の問題だと思います。

価値観の違いによって生まれたものだから仕方ないと、やはり許せるものではないかなと思います。

そうしたくなった気持ちはわかります。
ただ、それはやはりお互い同じだと思うのです。
同じわかりあえないジレンマを抱きながら、旦那は、そういう問題を生み、私は生まなかった。
それは事実かなと分けて考え始めました。

私が悪いから、旦那がそういう行動を取ってしまったのではないと、それは旦那の抱える問題なのだと・・・・・


今までは、旦那の問題も自分の問題もごちゃまぜになっていました。
旦那の問題を自分の解決させなければならない問題として抱え込み、なだめたり、すかしたり、罪悪感を持たせようとしたり、人と比べたり、旦那をコントロールしようとしてきたのではないかと思います。

そしてまた、旦那の
「お前が○○だから、こうなった。」と言う言葉に、旦那の問題を自分の問題として取り込んできました。
でも、それは違うのだと、ようやく心の中で気持ちの整理が出来ました。

”人を愛する気持ち”と”その人と一緒に作り上げようという気持ち”は別なもの。
お互いの気持ちをすり合わせないうちに、幻想を抱いても駄目で、幻想の通りにいくことをコントロールしようとするのが共依存。
幻想を手放し、自分自身を見つめて、幻想以外に生きる道があることを見つけ、自分自身の問題に気が付いて整理されていくと、幻想にしがみつく必要がないと話してくださいました。

すべては、「この人は私を幸せにしてくれるのだ。」という幻想から始まったのだなと改めて思います。
「幸せは人から与えられるものではなく、自分で感じるもの」
「幸せな結婚生活は、最初からあるんではなくて、築き上げるもの」だと思います。

結婚は、恋愛の最終地点ではないのだと、これからのスタートなのだと、私はそういうことにも気が付かないままに居たのだと改めて感じます。
違った生き方をしてきたと思っていた母と同じように相手を選び、母は、父と出会い、運良くその幻想を今でも抱き続けることが出来ています。

母の場合、祖父を嫌って、祖父とまったく違う人を選んで正解だったのかもしれないけれど、
私の場合、父を好きになれず、父とまったく違う人を選んで、結局は祖父のような男性を選んでしまったのかなと思います。
無意識のうちに、母の感情を連鎖してしまっていることは、恐ろしいです。


ずっと、止まっていた生育歴を話していきました。
生育歴を話すと、また堕ちてしまいそうだと話すと、どんなに辛い経験もそこを生き抜いてきた力があることに気がつけたんだから、大丈夫。
そう思えなくなるときも来るけど、だからグリーフ(嘆く)するんだよと言われました。

眠れない夜」を最初に話しました。
話をしながら、寂しかった気持ちが湧き上がってきました。
でも、寂しいなりに自分で癒してきたこと、そして自分が子育てをしながら、同じように子どもに子守唄を意識的に歌ってきたことを話しました。

それと「学級委員の立候補」を話しました。
そのことで自己評価を下げてしまったこと。
それとは別に、人の過去とか今までどうして過ごしたかではなくて、今からどうしたいかという気持ちに人は共感するのだなぁと感じました。
それは、私の中でその時に生まれた新しい価値観として、私の心の中に今もあるのかなと思っています。

その頃の私は、ピンクレディを友達が踊っていても入れない、楽しそうにしているのを見ているのが好きだったり、バレーボールをしていても、皆とバレーボールをするのは好きだけれど、試合に出て失敗して迷惑をかけるのだったら補欠の方がいいと思っていたことをもう一度話しました。

その頃は、寂しくて人と係わりたくて、でも自分を出せなかったんだねと言われました。
それは最近まで、ずっとそうだったと話しました。
そういうジレンマを抱えながら生きてきて、底をついたのがブログを始めた時ではないかと言われました。

自分で考えたり、いろんな人とやり取りしたり、本を読んだりして、悩みを力に変えてきたんじゃないのと仰ってくださいました。

最初は、このブログの中で、ありのままの自分をさらけ出すことは出来なくて、こんなことを書いたら、嫌われるかもしれない、非難されるかもしれないと、少しずつ自分を出していき、それでも共感していただき、大丈夫なんだって安心し・・・・その繰り返し。
自分の殻を少しずつ破って、少しずつ自分を出して、ようやく自分の駄目な姿も、ここにさらけ出すことが出来たかなと思います。

それは、私だけの力じゃなくて、「大丈夫だよ」「私も同じだよ」ってコメントを残していただいたり、コメントは残さないけれど見守ってくださるたくさんの方々がいらっしゃることが、私に力を与えてくださったんだと思っています。

「私は大丈夫?間違っていない?」そういう気持ちでいっぱいだったブログを始めた当初。
相手のせいばかりにして、自分本位だった私のことを見守ってくださった方々、本当にありがとうございます。
今は、まだまだだけれど「大丈夫!」って思いながら前に進めたり、一つ一つの出来事がとても大切に思えてきました。

もし私が7ヶ月前、このブログを開設していなかったら、今の私は絶対にいないと言い切れるくらい、このブログを通して知り合った方々、見守ってくださっている方々に育てていただいていると思います。
どうぞ、こんな私ですが、これからもどうぞよろしくお願いします。



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再構築2

2006-04-27 21:01:22 | 日々つれづれ
再構築

近くの町では、再開発が行われていて、古くからの建物がすべて崩されている。
曲がりくねった道。
古い建物。
全部壊して、太くシンプルな道が出来る。

私の心も、そんな風になっていけばいいな。

崩して、掘って、地下を整備して・・・・・
整地して、新しい道を作る。

4ヶ月ちょっと前は、崩して、掘っての真っ最中。
今は、ほとんどの家が崩されて、だだっ広い。

何年も前から計画されながら、色んな問題が起こって、全然進まなかった。
ようやく、本当に私が心を見つめなおした頃、同じように、動き始めた。

私の心も、この開発と同じように進めばいいな。
ここを通るたび、そんな思いが込み上げてくる。

計画では、家の前の狭い道路も、広くなる予定。
その頃には、私の心も、広くなっていたらいいな。


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価値観

2006-04-27 00:18:13 | 私のこと
色んな考え方があるのだと、そう頭の中で知っていても、それがどういうことなのかわからずにいたかもしれない。

「言わなくてもわかると思っていた。」
「親子は一心同体だと思っていた。」
という母の言葉。
私も、そういうことを信じていたのかもしれない。

時々、自分が思っていたこととニュアンスを違うように取られてしまう事がある。
コミュニケーションが上手く取れないことを悩んだこともある。
たぶん、相手が自分の思いと同じだと勝手に思い込んで話をしてしまうのだろう。

旦那とは、こういうことがよくあった。
自分の話していることが通じない。
会話が成立しない。

私の元職場の同期が車をベンツに変えた時のこと。
私「Fさんのところ、ベンツにしたんだって。」
旦那「偉そうに・・・・。」
私「すごいと思わない??」
旦那「わざわざ、お前にそれを話して、自慢しているのか?嫌な奴。
   お前も、うらやましいのか?」
私「・・・・・・」

私にとって、ベンツに変えてすごいと思ったのは、「ベンツ=すごい」ではなくて、ベンツを買うだけの余裕があることがすごいことだと思っていた。
うちなんて、そんな余裕も、貯蓄もなくて、すごいな、頑張ってるな、見習わなくちゃいけないよね、みたいな気持ちで話したのだった。

でも、旦那には、別の意味に取ってしまったのだろう。
旦那の心の中には、私と同じような考え方は生まれてきていないのだ。
違う側面から捕らえて、話をしているのだろう。

でも、その時私は、なんでそんなことを言うのだろう。
私と話をするのが嫌で、そんな風に話の腰をいるようなことばかり言うのだろうと感じてしまった。

旦那から見れば、どうしてそんな面白くない話ばかりするのだろう。
自分が手に入れることが出来ないベンツを他人が手に入れという話を聞いたところで面白くもなんともない。
何故、つまらない話ばかりするのだろうと思っていたのだろう。

私の方が、もしかしたら人と少し違っているのかもしれない。
私は、真意以外のことを口にしない。
下心とか、思ってもいないこととか、お世辞とか、そんな風に言葉を発することが出来ない。
馬鹿正直と言うか、大人になれていないというか・・・・・

いい意味で、発した言葉を、悪意に取られてしまうことがある。
相手を励ますつもりが、逆に傷つけてしまったり、伝わらないと思うことがよくある。
言わなくてもわかると勝手に思って、言葉が足りないこともあるのだろう。

最近は、親子間でそういうトラブルがあったときに、自分の気持ちを聞いてもらうことが少なかったせいもあって、行き違いがあったときに、それをわかってもらうための会話の能力が劣っているのかもしれないと思った。

行き違いがあったとき、二人の価値観が違うからそうなったのだとは思わなくて、自分が悪いから相手にそういう思いをさせてしまったという罪悪感が生まれてくる。
そうじゃないよっていう言葉を飲み込んでしまう。
自分の気持ちは宙に浮いたまま、相手の言い分だけを押し付けられて終わってしまう。

飲み込んでしまう影には、どうせわかってもらえないという、相手とコミュニケーションを取ろうとしない自分がいる。
”どうせわかってもらえない”というのは思い込みかもしれないし、そうでもないかもしれない。
でも、逆に相手のことを最初から信じていないことになるのかもしれない。

さっきの旦那との会話にしても、最後は、わかってもらえない、通じないと思って、自分がどうしてすごいと思っているかは説明していない。
わかってもらえない、以前に、わかってもらおうとしていないのかもしれない。

まぁ、旦那に対しては、もし私の気持ちを説明したからといって、それが伝わる相手ではないことを学習してしまっているから、伝えなかったのでもあるだろう。
「相手は、わかってくれるはず」と思って話をしてしまうから成り立たない。
逆にわかってもらえないとき、何でわかってもらえないのだろうという恨みの気持ちさえ生まれてくるかもしれない。

これが、分かりあえる友達ならば、一つ話をすれば、10わかってもらえたりするのだろう。
本当は、夫婦というものは生活していくうちに、少しずつ互いのことがわかり合い、言わなくてもわかる関係になって行くのだろう。
最初から、わかり合えているものと勝手に私が思っていたところが、そもそもの間違いなのだろう。

価値観が、あまりにも違いすぎた私と旦那。
お互いに、心のどこかで自分が正しいと思い込んでいて、譲り合うことも、相手が違う価値観の持ち主だということも考えもせず、わかってもらえないというジレンマを抱え込んでしまっていたのかもしれない。

でも、私はここまで価値観の違う人とは付き合ったことがない。
友達にしても、価値観が同じ人がいつまでも付き合っていけるのではないかと思う。
そんな中で、私は、何故旦那を選んでしまったか?
無邪気なまでに、私を追い回す姿を見て、
「こういう人が、私を幸せにしてくれるのだ。」と思い込んでしまったからだ。

思い込みっていうのは怖い。
すべてをオブラートに包んでしまう。
幻想に近い世界かもしれない。

私と違って、旦那は取引が上手い。
下心も大いにある。
上司にゴマをすり、部下をおだてて使うことを知っている。

最初から私を惹きつけるために、色んな手段を用意していた。
「釣った魚には餌はやらない」
そう言い放つ旦那。
人を疑うことを知らず、駆け引きも出来ない私は、旦那の誠意を紳士に受け止め、勝手に思い込んでしまっていたのだ。

私がオブラートに包んでしまったことと、旦那が演じていたことで、価値観の違いにはまったく気が付かぬまま、知り合ってわずか数ヶ月で、結婚を決め、知り合って8ヶ月で結婚してしまったのだ。
そして夢から覚めたら、現実はあまりに違っていた。

価値観というのは、少しずつ変わっていくのだろうか?
少しずつ歩み寄ることが出来るのだろうか?
伝わらないジレンマから逃げ出すことは出来るのだろうか?



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ちょっと愚痴ってみます。

2006-04-25 09:55:52 | 私のこと
私が、ブログを始めてまもなくして、辿り着いたブログ
桃猫さんの「くたばれバカ旦那!~私が離婚を決めるまで」に、旦那の姿を重ねてしまうことが多々ある。

今回の記事「旦那の秘め事」を見た時は、同じ姿に笑ってしまった。
なので、少し書いてみようと思う。

吐き出しで、単なる愚痴です。

旦那は、スケベで職場で有名だった。
髪の毛の方も、それを表しているようだった。
旦那のお陰で、私までそうだと思われてしまったのは、本当に迷惑な話だった。
だからと言って、セックスまで度を越していたのかと言えば、いたって普通だった。
女同士、セックスを話題にして話すこともないし、(なのにここに書けるのは我ながらすごいと思うが・・・・)私の中での普通でしかないのだが・・・・・

でも、正直な話、旦那とは合わなかった。
そもそも私は、セックスに快楽を求めていなかった。
抱き合ったり、肌の温もりを確かめ合ったり、そんな甘いひと時、どちらかと言えば雰囲気で感じるほうだった。
私の求めていたものは、互いの寂しさを埋め合わせる、そんな行為だったのかもしれない。

旦那の方は、感じさせればよいと思っているようで、「自分のテクニックはすばらしいとか」「いかない女はいない」とか、この自信は、どこからくるのだろうと思うくらい、自分の技術を自画自賛していた。
心で感じさせるということは、想定外だったらしい。
やることをやったら、さっさとシャワーを浴び、服を着て寝てしまう旦那に、物足りなさを感じていた。

それでも、結婚当初、私は二人の時間は大切に思っていた。
「仲の悪い夫婦は、セックスをしないからだ」と旦那は豪語していたので、そうかもしれないと、出来るだけそういった時間を大切にした。
私にとって、セックスさえも相手本位というか、相手が満足すれば、幸せだという気持ちがあった。

子どもが産まれてきてからは、性欲を処理するだけのセックスに、大事な時間を奪われてしまうのが嫌になってしまった。
例え、寂しさに応じたとしても、感じた振りをして、執拗な攻撃を受けないようにごまかすようになった。

女は、男に従うのが当たり前だとか、
嫌だといっても、本当は求めていると旦那は解釈していた。

私はずっと、本当に満たされることもないまま、このまま暮らしていくのかという思いがあった。
この寂しさを、きちんと受け止めて抱きしめてもらうことは一生ないのかもしれないと思うと、焦りを感じた。

どんなに伝えようと、伝わらないこの思いを、どこにぶつければよいのかわからなかった。
過去に、ここまで気持ちの伝わらない相手を見たことがなかった。
何があっても、歩み寄ることはない、気持ちの共有をしようともすらしない、どんなに形を変えて話してみても、近寄ることの出来ない相手。


旦那はたくさんのアダルトビデオを持っていた。
結婚当初は、ダンボール一箱分くらいはあったかもしれない。
男性が多い職場にいたし、あまり抵抗感もなかったので、見てみぬ振りをしていた。

これだけのビデオがあっても、旦那がビデオを見ているところに遭遇したことはなかった。
次女が保育園に行き始めるまでは、旦那は3日に2日、日中家にいて、私は夕方までいなかったのだから、時間はたくさんあったのだろう。

それに加えて、投稿写真が載った雑誌も毎月買っているようで、紙袋に入ったそれが、旦那の部屋に無造作に置かれているのを知っている。
子ども達が、部屋中を動き回るようになると、ビデオを見つけ、
「おっぱいの写真があったよ~」なんて言い始めたので、さすがにやばいと思った。

旦那に問いただせば、「人から貰った」と言う。
職場の人たちは、自分の買ったアダルトビデオを見終わると旦那に渡すことで処理していたのかもしれないと思っていた。


私は、仕事用にパソコンを一台持っている。
それの整備はもっぱら旦那だった。
私のだから、触らないでというのに、勝手にWINDOWSの更新をしたり、速度を求めて、やたら改造したがった。

ある時、DVDをつけようと言った。
仕事に関係ないからいいと言うのに、付いていると便利だからと買ってきた。
もちろん、お金を払うのは私だった。

旦那が、単身赴任から戻ってきた時、DVDプレイヤーを持っていた。
仕事が忙しくて、寝る暇しかなくて、家まで40分なのに帰ってこなかった旦那。
DVDを楽しむ時間はたっぷりあったようだ。

今までは、我先に寝ていた人が、風呂にも入らず、リビングでだらだらとTVを見ているようになった。
私と子どもが寝るのを待ってから、DVDを楽しんでいたのだと思う。

別居して、パソコンで音楽を聴くようになり気が付いたのだが、私のパソコンには、画像の残骸や、DVDのタイトルなどがたくさん表示された。
画像をダウンロードする為に、速度を求め、私が寝た後にDVDを楽しむために、私のパソコンを改造していたのだと知った。

部屋には、DVDやビデオを売っているお店の袋がたくさん放置されていた。
ある日、その中を覗くと唖然とした。
妊婦ばかりを対象にしたDVDだった。

ひどく侮辱されたような気がした。
子どもも私も、汚されたような気持ちになった。
「信じられない」私は旦那に言った。
「後輩から貰った。」またいつものように答えた。

でも、仮にそうだとしても、興味がないものは受け取らないだろう。
それとも、何でもかんでも貰うのか・・・・?
ただで貰えるものはすべて貰っておこうと思うのか?
それ以来、旦那とセックスすることは出来なかった。


だから、旦那が風俗で遊ぼうと、女を作ろうと私には旦那を非難できないと思った。
ただ、仕事だと嘘をついて出掛ける事が許せなかった。

単身赴任中帰ってきた時、両内肘から手首にかけて、引っかき傷があった。
ちょうど4本ずつ付いていて、どう考えても誰かに引っかかれたしか思えなかった。
「どうしたの。」聞いてみた。
「仕事で段ボール箱抱えて、砂利道を歩いていたら、足元が見えずに転んだ。痛かった~。」と話した。
「そうなの。」と話をあわせた。

砂利道で転んだのなら、擦り傷でもっと浅く、本数も多いだろう。
誰が見ても、違うとわかる。
それなのに、しゃあしゃあと嘘を言った。

「引っかかれた傷みたいねぇ。女に引っかかれたんじゃないのって、職場の人に言われなかった??」と聞いてみた。
「そうよ。お前に引っかかれたんだろうと言われたよ。」そう言った。

全然、違う時に、もう一度聞いた。
「職場で、引っかかれた。」そう答えた。

前回転んだと言ったじゃない。
職場で、引っかかれたのなら、女に引っかかれたなんて言われないじゃない。
そう思ったけど、知らん顔した。
本人は、うまくごまかせたと思っているのだろうか?

嘘をつくのなら、もっと上手くつけと思った。
一貫性のなさに唖然とした。
でも、その無邪気さを許してしまった私がいる。


結局、アダルトビデオもDVDも、人から貰ったのではない。
自分で買っていたのだ。
他の趣味もない旦那が、何故あれほどまでにお金が必要なのかわからなかった。
それに使っていたんだと思えば、納得がいく。

家族の為には、使わなくても、気前良くおごるようなところもあったので、そのせいかとも思っていた。
仕事が忙しくなり、飲みの回数が減っても、浪費は目立った。

結局は、こういうものにすべて消えていたのだろう。
知らぬ間に、そういうビデオやDVDがなくなっているのは、逆に誰かにあげていたのだろうと今頃になって気付く。

だから、旦那からビデオを貰っていた人が、旦那の事を”好き物”だと笑っていたのだろう。
ダンボール一箱分のビデオも、そう言えばいつの間にかなくなっていた。
まさか、実家に持って帰るようなことはしないだろうし、ごみに出した形跡もない。

まな板の上の鯉のような私を相手にしているよりも、ビデオやDVDを見ながら、想像している方がよっぽど良かったということなのか?
まぁ、私にとっても、それで良かったと思う。
自分本位の変態まがいのセックスを求められないだけ、幸せだった。



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光電話

2006-04-24 14:58:32 | 日々つれづれ
光電話の工事完了。
一つ終わった。
携帯電話の契約の変更もしておこうと思う。

突然に、勝手に契約を切られたら困る。
勝手にされる前に、手を打っておこうと思う。

「わしが、お前の仕事で使う電話代も、プロバイダー代も払ってやってる。」
と旦那に散々言われ続けてきた。

でも、子どもの保育料も、給食費も、習い事も、小遣いも、すべて私の収入から支払っていた。

そのことを告げると、
「お前が働くから、保育料がいるんだし、金がないのなら習い事をやめさせれば済む。
 お前が、行かせたいから、行かせているのだろう。」といわれていた。

母子だったら、水道はただになるし、電気代、ガス代くらいは見てもらっておこう。
私一人が使うんではないし・・・・・

これから光電話の接続。
本当は、設定もお任せしようと思っていたんだけれど、あまりに汚いパソコン周り。
さすがに、躊躇ってしまった。

うまくいくのかドキドキ。
このまま、ブログをお休みしたら、接続に苦戦していると思ってください。

苦戦の結果、接続できました。



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幸せ

2006-04-22 20:40:11 | 独り言

幸せって

誰かに決めてもらうものでも

誰かと比べるものでもなくて

自分の心で感じるもの



どんなに恵まれていても

どんなにお金があっても

幸せって感じることが出来なくては

不幸せ



どんなに恵まれていなくても

どんなに辛い状況でも

幸せって感じることが出来れば

誰がなんといおうと幸せ



幸せは心で感じるもの

どんな時でも

幸せを感じることの出来る

心を育てていきたい

 

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折り合いをつけていくこと

2006-04-22 17:16:23 | 私のこと
少し気持ちの整理をしてみたいなと思います。
たぶんこれからも、迷ったり考えたりすると思うけれど、前に進めたときに、一つずつ踏みしめながら進んでいきたいなと思っています。


自分の背負ってきたこと、心にある寂しさをいつまで持ち続けるのだろうと思っていた。
でも、この気持ちはずっと変わらず付き合っていかなければいけないことを知り、絶望感が心の中にあった。(回復

昨年末、東京に行った時に昔好きだったSさんに逢った。(東京3
その中で、挫折して、ちっぽけな自分に気が付き、それでもいいじゃないかと思えるようになったこと、そうやって今までも生きてきたんだと思ったことを話してくれた。

今年に入って、今まで、前向きに生きてきたはずなのに、心を見つめていくにつれて、悲しみばかりが目に付くようになり、前向きに生きてきたことさえ、何だか惨めに思えていた。

母とも上手く付き合えなくなり、母の言葉一つ一つに振り回され、色んな感情が溢れてくるのにどう付き合っていいのかわからなくなっていた。

そんな中で、いつ私はSさんのように思えるようになるのかと思った。
そう思えたら楽になれるのにと頭の中で考えても、心からそう思うことが出来ず、焦っていた。

3月に、東京へ行った時、私はSさんに電話した。
「どうして、そんな風に思えるようになったの?」聞いてみたかった。
家からでは、電話なんて出来なかったし、もしかしたら、もう一度逢いたい気持ちもあったのかもしれない。
でも、仕事中で、結局話すことも出来ないまま、電話を切った。

でも、生育歴を話すにつれて、私の中で少しずつ動き始めた。
自分のストーリーが変わり始めた。
苦しくても頑張ってきたんだという思いが生まれた。(抱き締められたい

惨めで封印していた思い出が、話すことによって悲しい思い出に変わり、語り続けることによって、頑張ってきた自分の思い出に変わった。

そこでようやく回復の記事に書いたように、寂しさと付き合っていくことに対して折り合いをつけた。

それでも、こんな自分でも、こういう生き方をしてきた自分でもいいじゃないかとは思えなかった。
昨日の記事に書いたように、本を読んで
”この苦しい思いがあったからこそ、今の仕事に辿り着けた。”と思えるようになった。

カウンセリングを受け、それを踏みしめることが出来た。
そしてようやく、Sさんの言葉に辿り着けた。
そうやって、今までも生きてきたんだ、それで良かったんだと心から思うことが出来た。

Sさんのあの時言ってくれた、
「あの頃があったから、今こうして色んな話が出来るのかもしれないね。」
の言葉が、あの時とちょっと違うニュアンスで、ストンとおちた。


少しずつ、自分に折り合いをつけていくことが出来てること、人との出会い(Sさん、カウンセラー、コメントを頂いている皆様)のお陰で、少しずつ前に進めているのだなぁと実感しています。
どうぞ、これからもよろしくお願いします。



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大切なもの

2006-04-21 23:35:02 | 日々つれづれ
昨日、久しぶりに自分の好きなことをしたせいか、ぐーんと心が軽くなった。
そしたら、全然進まなくなってしまった仕事だったのに、ふっと天使が舞い降りた。

今朝は、長男を保育園に送り出すと、わくわくする気持ちで取り掛かる。
しばらく、こんな感覚忘れていたなぁと思った。
ここ数日、心の中にある空洞を埋めてしまいたくなる衝動があって、無性に食べたくなったり、異様に性欲が湧いたり、パソコンから離れられなくて、ネット上を徘徊したりしていた。

でも、ぴたっと止まった。
何だか苦しかったから、ずっとカウンセラーにすがりたい気持ちがあったのに、電話せずに、作業を続行したい気分にまでなった。
今までも、こんな思いが私を支えてきたんだろうなと思う。

こうしていることで、心の空洞を忘れてしまうことも出来るし、心を満たすことも出来る。
自分の好きなものを作り出す作業は、私にとって大切な、大切な時間だったのだろうなと思う。

これからは、どんなに時間に終われる生活をしていても、雑多な日々を過ごしていても、この時間を大切にしていきたいなと思う。
この時間が、私を豊かにしてくれているのだろうから・・・・・



夕方保育園で、2ヶ月の赤ちゃんを抱っこさせてもらった。
ふんわりいい匂いがして、暖かくて、とっても可愛かった。
抱いているだけで幸せで、見ているだけで微笑がこぼれた。

久しぶりに赤ちゃんが欲しいって気持ちになった。
その気持ちだけで、ひどいつわりも我慢して3人も産んでしまったのだけど(^^ゞ

子どもが小さかった頃のことを思い出した。
可愛くて可愛くて、ずっと見ていても飽きなくて、どんなことをしてもこの子を守りたいと思った。

今は、本当に生意気で、腹が立つことも多いのだけれど、あの時の気持ち大事にしようと思った。
いつまでも大切な宝物だから・・・・・・



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カウンセリング26

2006-04-21 16:51:54 | カウンセリング
今日は、感情の変化について話しました。
今までは、人の悩みを聞いた時、例えば職場での嫌な経験などであれば、嫌な思いをさせた人に対しての怒りを感じていたのに、今は、その人の痛みを感じてしまって、その痛みをそのまま持ってしまうようになったこと。

怒りの感情については、今まで扱いなれていて、上手くかわすことが出来るのに痛みについては、上手く回避することが出来ないまま、心に重くのしかかっていること。
どうすれば上手くかわせるようになるのか尋ねてみました。

「自分に力をくれた3人の人を挙げてください。」と言われました。
4年前に、運命の人という日記をホームページで書いたことがあります。
この人に出会わなかったら、今の私はいないだろうなと書いています。

一人目は、小学校5.6年生の時の担任の先生で、私の好奇心ややる気はこの先生のお陰で育ったんだと思っています。

大好きな先生の下で、私は認めてもらいたくて一生懸命でした。
自殺しようとしたり、いじめられたりしながらも、元気に学校に通っていたのは、この先生のお陰だと思っています。

二人目は、19歳の時にバイトしていた服飾雑貨の企画販売をしていた会社の社長さん。
3人の子どもを育てながら、一人でデザインされていました。

母と同じ年齢の人でしたが、本当にパワフルで、とても力を頂きました。
あの頃は、まだカントリードールなんてなかったのですが、一緒に人形を作ったり、新しい作品を考えたりして、わくわくする気持ちをたくさん教えてもらいました。

一日中、アイロン掛けしても、ボタン付けしても、ミシン掛けしても、作品が出来上がったときの楽しさでいっぱいでした。
夜遅くまで働いても、全然苦になりませんでした。
社長と一緒に働くことが楽しくて、社長を助けたい気持ちでいっぱいでした。

3人目は、今の仕事の同業者で、とても仲良くしてもらっている友達。
彼女と一緒だったから、私はここまで仕事をしてくることが出来ました。
今までは、苦手だと思っていた友達との付き合いも、彼女のお陰で少しずつ変わり始めてきました。
今は、仕事だけではなく、心の中まで打ち明けられる友達です。

「認めてくれる人の前では、真っ直ぐに努力して、力を発揮していたんだよね。
 分かりあえる人との関係を大切にしてきたんだよね。
 それが、どういう力になっていたか考えてみて」と言われました。

好奇心や物を作る楽しさ、その運命の人たちがいたからこそ、育てることが出来ているのだなぁと思います。

「物とか、場所とか、どういうものが力になっていたと思う?」と聞かれました。

一つ目は、人との出会いかなと思います。
うまく人と付き合うことは出来なかったけれど、この間大阪に行ったときに思ったように、人との出会いや笑顔に支えられているなと思っています。
私のために、遠方から出てきてくださったり、同業者の人と話して、楽しみを分かち合ったり・・・・
そういうことが、私に頑張る力を与えてくれているなと思います。

二つ目は、物を作ることだと思います。
小学生の頃から、物を作るのが大好きで、寝食を忘れて打ち込んできたなと思います。
心の中にある空虚さを埋めるものでもあったのかなと思っています。
それに打ち込んでいる限り、無になれるし、色んなことを忘れられ、形になった時の喜びを得ることも出来ました。

三つ目は、恋愛かなと思います。
好きな人と同じ高校へ行きたいからと一生懸命勉強したり、遠距離恋愛している時は、その人に負けないようにと頑張っていました。
好きな人にふさわしい女でいたいと、努力していたと思います。

生育歴を見直して、原因追求して、原因がわかることは、気持ちが整理されるし、気持ちのおとしどころが出来るけれど(問題思考)これでは、辛くなるばっかりで、自分の人生を語り直していく力が大切なのだと教えていただきました。
苦しみをどうやって力に変えてきたかを知り、リソースの部分を増強していくことが大切だと言われました。(解決思考)

実は、同じことを自分で考えていました。
4月4日に書きかけて止めていたのですが、
ファースト・プライオリティー」山本文緒著 角川文庫
を読んでの感想として、こう記しています。

私小説とも思える最後の1編「小説」
小説家である主人公の心境を書いた、最後の文章、
”子どもの頃から持ち続けていた愛されないというコンプレックス。長い間囚われていたそんな思い込みから小説だけが私を解放してくれた。世界の色が変わった。小説が書ければ一人で生きていけるとすんなり実感した瞬間だった。
片思いは苦しくてもどかしい。夫にも、好きな人にも、小説にも。そのもどかしさが自分を動かす宝物だったと私は混んだ東海道線の中で知った。”

私も、そうだったのかもしれません。
この苦しい思いがあったからこそ、今の仕事に辿り着けた。
子どもがいるから、これだけで生きていけるとは思えないけれど、これがあるから救われているのだなと思います。


最後に、人と話していて、痛みを感じてしまうことについて、痛みだけでなく、その人の生きる力に焦点をあてて考えることによって、その人から力を貰うことが出来ると教えていただきました。

悲しみにばかり焦点を充ててしまっていたから、辛くなっていたんだなと思いました。
今までの私は、生き辛さを感じながらも、自分の生きる力を大切にしてきたんではないかと思いました。

これまで私が考えてきたこと、辛かったこと悲しかったことをバネにして生きてきたこと、決して間違っていなかったんだなと思いました。
これでいいんだ、このままで良かったんだって思えること大切にしていきたいです。



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モラル・ハラスメント

2006-04-20 04:26:14 | 旦那への気持ち
ずっと抜け出せない抑うつ感の原因の一つは、もしかしたらこれも原因かもしれないと思った。
まっち~さんの「モラルハラスメント・ブログ
先月末から、モラハラ夫から逃げ出して、別居した後のエピソードが綴られている。

それを見ていると、なんというか旦那の行動に、酷似しているのだ。
もちろんこんなにも酷くない。
これを読んでると、私は我慢が足りなかったのか?という感情さえ沸き起こってくる。
私は、旦那の態度に対して反発もしていた。

でも、自信のない私は、旦那の考え方間違ってるんじゃないかと疑いながらも、あまりにも堂々とした態度に、間違ってるのは私なのか?と混乱していた。

両親に相談したところで、
「あんたが我が儘だから上手く行かないのよ。」
妹に相談したところで
「いいお兄ちゃんだと思っているのに・・・・」
と、取り合ってもらえることはなかった。

旦那が話しても通じない相手だとは、誰も思っていなかった。
何をしても憎まれない、笑って許されてしまうキャラを持っていた旦那は、誰もを取り込んでいた。

家庭で、暴言を吐き、罵倒し、物を壊し、暴力を振るうような人間には見えなかった。
どちらかというと気配りが出来て、ニコニコと朗らかな人間に見えた。

事実、私から見てもそうだった。
初めて直接話を交わした時、余りの落ち着きのない行動に、違和感を感じたが、ざっくばらんで、人懐っこい性格に心を許してしまった。

だから、傍から見れば
「いい旦那さん」で
「いいお兄ちゃん」だったのだ。

親姉妹からも、理解してもらえず、旦那の奇行な一面を他で話すことが出来なかった。
同じように、私が悪いと言われたら・・・・・
そして、そんな目に合っている自分が恥ずかしかった。

長男が、お腹に宿っている5年前、私は離婚を決意した。
でも、両親も妹も猛反対だった。
私は、両親に逆らえなかった。
「そんなに嫌なのに、どうして子どもを作るの?」と母から言われ、もううな垂れるしかなかった。

二度流産して、どうしても生みたかったなんてわかってもらえるはずもない。
半ば無理やりだったセックスも、子どもが欲しいがために受け入れてしまった事実。

だから、初めてDVの相談窓口に電話を掛けた時、電話の向こうの女性に、初めて私の気持ちを認めてもらって
「逃げなさい。」って言われた時には、
「でも、私も悪いところがあるんです。」と咄嗟に旦那をかばっていた。

電話の女性は、
「皆、あなたみたいに言うのよ。
 あなたは、いつも『お前が悪いんだ』って言い続けられて、感情が麻痺してしまってるの。
 エスカレートしないうちに、家を出ることを考えなさい。」
そう仰った。

それでも、今まで否定され続けてきた私の心は、私が正しいのだという核心を持てないまま、過ごしてしまった。

でも、その日電話を掛けたことは、私に勇気をもたらせた。
旦那に暴力を振るわれた後、窓の外に助けを求め、旦那がひるんだ隙に、110番した。

結局、取り消してしまったが、そのことから両親が少しずつ理解してくれるようになった。
この時、110番しなかったら、エスカレートした暴力から抜け出せずにいたかもしれない。

別居後の旦那は、まっち~さんの元旦那さんのように、今までにない優しい一面を見せ続けてきたり、凶暴性が表したりしてきた。

私が、カウンセリングを受けてなかったら、優しい言葉に変わってくれたのだと惑わされて信じていたかもしれない。
カウンセリングの中で、DVについて学んだことはそういう意味でも役に立った。
カウンセリング77-2

その後、子ども達を面会させた後、カウンセリングで、別居後の相手の取る行動は一般的に、
1 罵倒したり、相手を脅すこと
2 子どもを利用すること
3 経済的制裁を加えること
だと言われた。
子どもを利用する形になっているので、はっきりとするまで辞めたほうがいいとのことだった。

旦那にカウンセリングを受けるように提案し続けているけど、まっちーさんの記事を見ていると、そんなことをしても変わらないのかもしれないという思いが湧きあがってくる。

それと同時に、まっち~さんの出来事を自分と重ね合わせてしまうと辛くなってしまう。
でも、読まずにはいられない。

心の中で、変わっていくかもしれない旦那をまだ捨て切れていない。
やり直せない、そう頭ではわかっていても、心は思っていないのかもしれない。

旦那が、カウンセリング先の電話番号と住所を聞いてきてから、2週間近くになる。
電話したともなんとも言って来ない。
でも、待っている私がいる。

まっち~さんの記事を見て、相手がどんな酷い男なのかを、自分が受けてきたことがどんなことだったかを、客観的に見ない限りは、私は自分の痛みになかなか気付けない。

私は、ずっと痛みに対して鈍感だった。
傷つくという感情がよくわからなかった。
代わりに生まれてくる感情は、怒りだった。

旦那が女遊びをした時も、悲しいという感情は湧き上がってこなかった。
ただ、そういうことをする旦那が憎かった。
子どもと遊んでやることはせず、自分だけが楽しんでいることに腹が立った。

傷つくという感情が、今頃になって育ってきたのか、敏感になったのか、まっちーさんの記事を見ていると、とても痛い。
自分のことのように苦しくなる。

この感情は、もしかしたら子どもの時から育っていなかったかもしれない。
自分の痛みがわからなかったから、人の痛みもわからなかった。
無用な言葉で、多くの人を傷つけてきたかもしれない。
そう思うと、やっぱり苦しくなる。

今は、この感情が生まれてきたことを喜ぼう。
そして、この傷つくという感情を大切にしよう。
自分で自分を責めることは辞めておこう。
今まで充分すぎるほど、旦那に責められてきたのだし、自分を責めてきたのだから。



この記事を読まれた方、是非まっち~さんの記事も読んでいただければと思います。
見かけではわからない酷い人がいるのだと知ってください。
そして、そんな人から傷つけられている方がおられたら
「あなたは悪くない。」と言ってあげてください。

私は、両親や妹に認めてもらえず、ますます自分を責める結果となりました。
誰かが、悪くないと言ってあげることで、関係が変わることもあります。
「夫婦間でよくあることよ。どこも同じよ」と言うような二次的な被害を与えることは辞めてあげてください。



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無気力

2006-04-19 16:49:45 | 日々つれづれ
最近、集中力が持続しない。
出来ることなら、何もしたくない。
何もせず、ただ猫を抱いて寝ていたい。
そんな気持ちになる。

いつ頃からだろう。
3月に肺炎になってその後からずっとかなぁ・・・・

取り合えず、目の前にある仕事はするけれど、
なかなか進まない。
最低限のことが精一杯で、仕事続けられるのかなって不安になる。
無気力状態。

疲れたのかな?
今まで、走りすぎたのかな?

最近、よく夢を見る。
ずっと会っていない小学校の同級生や、亡くなった前の職場の同期が出てくる。
今朝の夢には、旦那が出てきた。
いつの間にか、一緒に暮らしていた。
どうしてこの人、家の中にいるのだろうと疑問に思った。

そして、前の職場にいる夢。
女性のオリンピック選手が、庁舎を見学したいと申請を出していて、それを処理して案内したり、一緒に食事に行く夢だった。
今まで見ていた前の職場の夢は、異動の処理に追われたり、焦ることばかりだったけれど、そうじゃないからいいのかなぁ・・・・・

本当は、仕事のことも
子どものことも
自分のことも忘れて
ぼんやり時を過ごしていたい。
そんな気持ち。


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