私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

守られたかった

2005-12-09 21:30:18 | 私のこと
私が、泣いていると、「いい加減に泣くな。」と怒る父。
私が、ぐずぐす言うと、「しつこい。」と怒る父。
そして、母に怒られたことを、もう一度父から怒られる。
私が、手首を切った時、母は手当てをしてくれたけれど、本当は、父から守って欲しかった。
二人が、同じように私を怒る時、私は、家の中でいけない子になってしまった。
泣きじゃっくりが止まらなくて、苦しんでいるのに、怒られて、余計に泣いてしまう私を、慰めて欲しかった。

旦那が、長女を怒る時、手を挙げてしまうとき、私は必死になって止めた。
「人が怒っている時に、止めると、何故怒っているのか、子どもに伝わらない。」と旦那は言った。
「お前の方が、ひどいことしているのに、何故、わしがしたら怒るのか?」とも。
何故だか、判らなかったけれど、二人で長女を責めるのは嫌だった。
いくら長女が悪いと判っていても・・・・・・

そのくせ、私が怒っても、ごめんなさい一つ言わない長女に腹が立った。
私は「ちょっと来なさい。」と2階に呼ばれ、逃げると、母に引きずり回され、何度も何度も
「ごめんなさい。ごめんなさい。」と繰り返し謝った。
母が叩くのは、いつも、ももだった。
母にそうされるのは、結婚するまで続いた。20年近く、重い新聞を抱え走り続けた母の力に、大人になっても叶わなかった。
長女が謝らない時、謝らないことに腹が立った。
力ずくで謝らせてやろうと思ってしまった。
もう、最初に怒った原因は、何だか判らぬまま、取り付かれたように、私は怒った。
髪を引っ張ったことも、蹴り飛ばしたこともある。
長女が謝ると、我に戻って、「ごめんね。ごめんね。」と抱きしめた。

これは、旦那が単身赴任中の出来事だったかもしれない。
旦那の前では、それをしたことはなかったから。
今思えば、その時の長女の年齢は、私の記憶がない時期と重なる。
概ね、5歳から7歳まで、自分自身の記憶がほとんどなく、妹の記憶は8歳(妹3歳)までない。

母や妹は、私と長女の関係が良くないことに気が付いた。
なぜなら長女は、その頃から私よりも、母や妹といることを好み始めたから。
そして、母や妹の前では、私の言うことを聞かず、一層私の怒りは増し、大声で怒り散らしていた。
母は「あんた、長女にひどく当たりすぎ」と言った。
「でも、私は、それ以上、お母さんに怒られていたよ。」そう言い返した。
「自分がやられて嫌だったことは、やりなさんな。私は、親を見て嫌だったことは絶対に子どもにはしなかった。」そう母に言われた。
言われれば、言われるほど、母から愛される長女に腹が立った。


長女との関係が上手くいかないことを悩んでいて、保育園卒園前の面接で、保育士さんに相談した。
「どうしても上の子だから、いい子になって欲しいと期待をしてしまうんですよ。」そう話してくれた。

小学校へ入ると、留守家庭に預けながら、帰宅時間に間に合うように帰ろうと、大きいお腹を抱えながら、走ってばかりいた。
一人にさせたら可哀相だと思って。
でも、いざ長女を目の前にすると、優しくなれない私が居た。
5時過ぎに、家に帰り、9時までに家事を終わらせるために、私は息を付く暇もなく働き続けた。
もしかしたら次女の、夜驚も夜尿も、環境の変化ではなく、家の中でくつろげなかったせいかもしれない。

子ども達に、負わせてしまった心の傷は、どうしてやればいいのだろう。
私と同じ思いから、子ども達を解放してやるには、何をすればいいのだろう。

「今日、お母さんに、学校の話をするために、連絡帳にメモを取ったよ。」
そう話してくれる長女。
少しは、私から受けた傷を、癒すことが出来ているのか?
この先、親として子ども達に、どうしていけばいいのだろう。

再構築

2005-12-09 15:50:25 | 日々つれづれ
朝、ブログを書いた後、カウンセリングを受けながら話したいと思い、電話を掛けた。
偶然にも、先生が出られて、気が付いたのだけれど、予約のために電話をしたのだから、ここで頼ってはいけないし、優しくされたら崩れそうだったので、気付かない振りをしていたら、名乗られた。
カウンセリング内ではないので、形式的なことしか話が出来ないようなことを断わられ、私は、今日か月曜日の空いている時間があればとお願いした。
でも、空いている時間はなくて、それを聞いたとき、不覚にも堕ちてしまった。
よく考えれば、仕方ないことだってわかるのに、とっさに拒絶感をいだいてしまった。
涙が止まらなくて「じゃあいいです。」と言うのがやっとだった。

電話を切ってすぐ、電話がなった。
昨日、電話すると言っていた、唯一ここを知っている友達のMちゃんだった。
一瞬、電話に出るのを迷ったけれど、やっぱり出ることにした。
いつものテンションに戻せなくて、困ったけれど、実はねって状況を説明した。
忙しいのに、ランチの約束をしてくれた。

Mちゃんの電話を切って、ふと思った。
せっかく月曜日にカウンセリング受けようと思って、断られたのなら、月曜日は、以前から参加してみようかなと考えていた自助グループのミーティングに参加してみようかなという気になった。
まだ、吐き出すことの出来ていない思いは、ここに参加することで、自分の中で浄化され、吐き出すことが出来るようになるかもしれない。
断られたことを、マイナス感情で受け止めるのは、辞めよう。
断られたから、進めるのかもしれないと、考えてしまおう。

Mちゃんとのランチの後、買い物にも連れて行ってもらった。
以前から、パソコンの状態が不安定で、仕事に使っているデータや子供達の写真など、バックアップを取るためのハードディスクを購入。
パソコンのハード面だけは、旦那に任せきりで、今まで自分で触ろうとしなかったけれど、ソフトが使えるんだから、ハードだって大丈夫になってしまおう。
そうすれば、何も頼ることなく、自分ですべてが出来るようになってしまうだろう。
旦那に対する弱みも、すべて失くして、素の自分になって、旦那と向き合っていけるように。

今、私の心は再構築の真っ最中、色んなところを掘り返したり、埋め合わせたり、新しい道を作りながら、少しずつ変わり始めている。
ちょうどこんな感じに・・・・・
でも、でも、穴を掘るのはやっぱりつらい。