私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

自分のことを話すということ2

2005-12-03 04:20:18 | 私のこと
いつもは、家で仕事をするのことが多いのですが、現在、店頭に立つという仕事をしています。
仕事で、ご一緒させていただいている方(Nさん)と、お昼に食事に行くこととなりました。
私は、心を通じ合わせていない方と食事をするよりは、一人で食事に行く方が好きです。
一緒に食事に行こうと誘われた時、私は、ちょっと迷いました。
長丁場の仕事なので、一人でのんびり本でも読みながら、軽く食事を取ろうと思っていました。
でも、断る理由もなく、一緒に行きました。

話の途中に、ブログの話になりました。
共通のブログの読者だったりして、話は盛り上がりました。
昨日知り合ったばかりの相手なのに、少しずつ心を開いている自分がいました。
私は、仕事用の「表」のブログと、吐き出しようの「裏」のブログを持つことを話しました。
それがどんな内容なのかは、話すことは出来なかったのですが・・・・・

夕方から、お客様が少なく、Nさんと、もう一人の女性(Mさん)と仕事の運営方法やそれに対する情熱を話していました。
それぞれ、仕事を大切にする思い、生き方を語り始めました。
お二人とも、私より、少しだけ上で、親と同居されていました。
「毎日、食事を作っていること自体『無償の愛』だと思うよ~」
「毎晩、2時くらいまで仕事していて、もう一人の自分が『もう辞めうようよ』って言うのよ。」
と話してくれました。
他の、同業者の旦那様が、仕事をしない人だったりということも話し始めました。
その時「ねこさんの旦那さんは、どうなの?仕事してくれる人?」と聞かれました。
私「うちは、公務員なんで(^^ゞ」
Mさん「じゃあ大丈夫ね。」
私「大丈夫って言うわけでは・・・・・・。ちょっと暴君なんで(^^ゞ」
Mさん「もしかしてDVとか言わないよね・・・」
私「ちょっとそれもあって・・・・」
Mさん「逃げなきゃダメよ。」
私「実は、今追い出してるんです。」
Mさん「それで大丈夫なの?」
私「鍵をもう一つつけて入れなくしちゃったんで、向こうも距離を置くと、段々自分のしてきたことがわかってきたようで、大丈夫になったんです。
私のもう一つのブログは、これに対する吐き出しようで・・・・・・
でも、そうするうちに自分の性格を見直し始めちゃって・・・・」
Nさん「だから、背中に羽が生えてちゃったりしたんだ。」
Nさんは、私の仕事の仕方を慈愛的っていうか、そういう風に受け止めてくださっていたみたいで、羽が生えてるよって言ってくださっていました。

Nさん「えっ。こんなにも頑張ってるのに、なんだか抱きしめたくなってしまったよ。」
手を差し伸べてこられたので、素直にハグしてもらいました。
とても心地よかったです。

Mさんと一緒に仕事をするのは、3回目です。
いつも、子どもの帰宅時間に合わせてしか仕事をしてきていない私は、日中の忙しい時間帯しかいることが出来ず、差しさわりのない仕事のことしか、話すことは出来ませんでした。
今回初めて、色々お話させていただいています。
それなのに、こうして話をしてて、受け止めてもらって、暖かい気持ちになりました。

Nさんとお仕事するのは、今日が最後なので、連絡先をお渡ししました。
MIXIという、コミュニティサイトをお互いに利用しているという共通点があったのですが、そちらに早速遊びに来てくださっていました。
またまた、暖かい気持ちになりました。
まだ「裏」の自分を見せることは出来ないのですが、、こうやって理解してくれる人がいるんだと知ったこと、私にとって第一歩です。
Mさんとは、来週の火曜日まで、お付き合いしていただくので、もう少しずつ、心を開けたらいいなと思います。



仕事が、終わってからは、話をしたいと思っていた職場の先輩(Yちゃん)と会いました。
Yちゃんは「私の今、別居している」というメールに、すぐに会いたいと思ってくれたみたいで、帰りのわずかな時間を見つけて、会いに来てくれました。
簡単に話してしまうと、Yちゃんにも何かあるじゃないの?と話を振ってみました。
私の想像通り、Yちゃんも何か問題を抱えているようでした。
前に会ったのは2年前で、その時も、私自身自分のことを話したいと思った反面、Yちゃん自身も、何か問題を抱えていることを察知していました。
その時、子どもが傍にいて、話すことが出来ませんでした。
でも、直接二人きりで会って話すことは、とても難しかったのです。
彼女は、仕事をしていて、自由な時間がほとんどなく、私も、彼女が出る時間には出て行けませんでした。
Yちゃんと話がしたいと思いつつ、会えない葛藤。
それを旦那に「友達と会うことすら、話すことすら出来ない」と言っていました。
旦那「昼にいくらでも時間があるだろうが。わざわざ夜に出ることはない。
そんなに友達がおらんのか?まぁ、お前の性格じゃあ友達も出来んよ。」

友達はいても、心の内をすべて話せるのは、同じような体験をしてきた自分の友達であり、子どもを通して知り合った友達や、今の仕事を通して知り合った友達には話すことが恐かったのです。
相手を信じられないと言うのではなくて、子どものことの悩みや、旦那との表面的なことを話すことが出来ても、これ以上話してしまうと嫌われてしまうのではないか、今後付き合いしていけないのではないかという気持ちが強かったです。
現在は、子どもを通じて知り合った友達一人に、ここを読んでもらっているのですが・・・・

やっぱりYちゃんも同じように、悩みを抱えていました。
来春まで我慢して、家を出ようと思うと話していました。
私は、今、カウンセリングを受けていること、子どもの頃の気持ちが癒されていないことによって、自分に自信が持てないことを話しました。
「なんで、ねこちゃんみたいな人が、自信を持てないの。
いつもなんでも出来て羨ましいと思っているのに。
ちゃんと自分自身を認めてあげなくちゃダメよ!!」
と怒られてしまいました。
でも、いつもYちゃんも、自分をとても追い詰めている状態にあって、仕事もバリバリ出来るのに、やっぱり自分を認めてあげることが出来ず、いつも自己嫌悪に浸っています。

Yちゃんのタイムリミットが近づいて、話はあまり出来ずに別れる羽目になりました。
今はYちゃんも、かごの中の鳥状態なので、会うとすればランチタイムくらいしか、ないと思います。
でも、少しずつ、時間を作って、Yちゃんと話して行きたいなと思います。

Yちゃんには、もう少し時間があるし、旦那様自体に問題があるわけではなく、Yちゃん自身の問題が強いので、少しずつ話す機会が持てたらいいなと思います。
Yちゃんと別れて、「なんで、私が悩んでいることがわかったの。」とメールが来ました。
自分でも不思議なのですが、Yちゃんとは似ていて、心が通じ合うというか、魂が通じ合うというか・・・・・
なんだか不思議な気持ちなのです。
Yちゃんも、話せたことで、楽になっているみたいで安心しました。
あの、とてつもなく大きな社会の中で、飲み込まれそうになっているYちゃんを想像すると、胸が痛みます。
でも今日、Yちゃんと再会できたことで、私も心開ける人、私に心開いてくれる人、一人作ることが出来ました。



今まで、話せなかった自分のことを話すことができたこと、一歩前進です。
そして、今まで旦那から逃げなかったことに気が付きました。
Yちゃんも、話を聞きながら、それはひどいよと言ってくれました。
Mさんの逃げなきゃ、Yちゃんのひどいと言ったこと、私はあの時、そう思えていなかったから・・・・・・・
かつて友達には、「別れたほうがいい」と言えたのに、自分には、「逃げなさい」ということが出来ずにいたから・・・・・・・
もっと、もっと心の声に耳を澄ませていきたい、自分の気持ちに敏感にならないといけないなと思いました。