私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

カウンセリング55

2006-11-29 20:42:25 | カウンセリング
2週間ぶりのカウンセリングでした。
その間、体調を崩したことや、病院へ行ったことを話しました。
気分的には悪くないのですが、体調がままならないことを話しました。
じんましんが出たこと
下痢が続いたこと
熟睡が出来ないこと
朝、起きるのが辛いこと
何もする気が起きないこと

日々の生活がまとまらない感じがある?と聞かれました。
今は、リズムが崩れていて、メリハリのある生活が出来ないこと、片付けなどしたくなくなることを話しました。
食事の支度と片付け、洗濯は毎日出来るけど、それ以外の家事がままならないこと、勉強をしても上手くまとまらないことを話しました。
自律神経の乱れからくるような気がすること、出来ないことに対して焦りもあることを話しました。

1週間の生活を10に分けた時、仕事:家事:学校:自分のことの割合はどれくらいなのかと質問されました。
現在、2:1:1:5くらいであること、それを4:2:3:1くらいにしたいことを話しました。
私にとって、仕事も学校のことも自分のことであることには変わりないのだけれど、何かしら集中できなかったり、ネットにはまっている状態があったりして、時間が取れなかったりすることを話しました。

外で仕事をしていた時には、メリハリがあったのに、家で仕事をするということはボーダレスになってしまうというか、自分の時間と仕事の境界もあいまいになってしまうことも、だらだらと時間を過ごしてしまう原因なのかもしれないと話しました。

熟睡出来ないことから夢の話になりました。
夢を見ると疲れてしまうので夢を見るのが嫌で、睡眠時間を減らしたりしています。

追いかけられる夢を見て、ドアが閉まらなかったり、鍵が壊れていたりする。
仕事などで、追い込まれる夢を見る。
遅刻する夢。(行事の前夜に良く見る)
単位を落とす夢。(単位を落としたことはない)
性的な夢。

ここ最近見るのは、抱きしめられる夢だったりします。
何故、嫌なの?とカウンセラーに聞かれたのですが、性的な夢は、二人きりではなくて、必ず部屋に誰かがいます。
親戚が集まっていたり、両親と布団を並べている場所での行為だったりします。
いつまでも、秘密の部分に侵入されているようで嫌な気持ちになってしまうのです。

いつまでたっても、性的な話をカウンセラーとするのに恥ずかしさを伴います。
齋藤先生のオープンカウンセリングの時には、あんなにたくさんの人がいながら、平気でセックスの話が出来たのですが・・・
ある意味、あの場所も異常で、そういう話が当たり前に出来てしまうような雰囲気でもありました。
カウンセラーに対して、セックスにまつわる話をするのが恥ずかしいのは、何かしら意識しているからかな?と思ったりします。
何度話しても、恥ずかしさから抜け出せません。

齋藤先生のクライエントさん達は、齋藤先生とセックスをする夢を見るらしいのですが、私はカウンセラーに対しても見たことないです。
齋藤先生曰く、それくらいカウンセラーに対して執着してもいいらしいのですが、私はまだ足りないのかな??



「暴力被害女性の相談~女性センター相談員向けレクチャーより」
「ドメスティック・バイオレンス-被害者と加害者の癒し」
ヘルスワークス協会 西尾和美講演会記録

2冊の本を読みました。
自分というものを客観的に見てみたいと思いました。
カウンセラーから以前にDVについて話をしてもらった内容も多く含まれていたのですが、その中に興味深いものがありました。

カリフォルニア州では、DV専門の裁判所があって、逮捕された男性はそこに送られ、52週のカウンセリングを受けるそうです。
カウンセリング中、法廷で裁判官から、どのようなことを習っているか聞かれるそうです。
答えられない場合は刑務所へという形だそうです。
一年間、自費で、毎週自分でカウンセリングに通う。
DV法廷が出来る前の再犯率は50%以上。
最初の法律では、30日間のカウンセリングの規定で、再犯率は26%くらい。
52週で4.6%とくらいに落ちたそうです。
以前、同様の性犯罪のプログラムをテレビで見たのですが、やはりカウンセリングによって再犯率は、かなり低くなっていました。

カウンセラーから、旦那を治療に結びつけることが出来たらいいのにといわれました。
旦那は一度のカウンセリングで、すべてわかったような気持ちでいます。
バタラーは自分は被害者だと思い込んでいるからとカウンセラーに言われました。
自分が悪いという自覚がない。
結局、いじめも同じなんだなと思います。
DVの被害女性は20人に一人だと言われています。
まだまだ、泣き寝入りをしている女性は多いのです。
そして、家では子どもがそれを見ています。
暴力を家庭で学んでいるということです。
我が家でも、子ども達は、まだまだ旦那と同じ態度を取ります。
兄弟をお前扱いしたり、食事のメニューについて、私をけなしたりします。
一度学んでしまったことについては、繰り返し、言い聞かせるしかないと思っています。

日本も、こういったカウンセリングプログラムが導入されればいいのにと思います。
DVが犯罪だと位置づけられていても、それがどんなものなのか、どんな心理状況によって行われるのか、そして被害者の心理はどういうものなのか、まだまだ知られていないように思います。

DVの被害者はACであり共依存者であることが非常に多いと書かれています。
これらの本を読みながら、それでもなお自分は被害者ではなくて、自分の思い込みではないかという考えが頭に浮かびます。
旦那から逃げたい、離れたいと思いながら、両親や妹から、私がわがままだからとか、言い過ぎるからと言われ続けました。
そうした言葉が、今もなお私を閉じ込めてしまいそうになります。
本に書いてあることは、私そのものなのに、それがひどいことのようには思えず、もっとひどい思いをしている人はいっぱいいる。
私は、ちょっと辛い思いをしただけなのだと思ってしまいます。

虐待やいじめの問題も同じじゃないかと思います。
いじめられる子は、同じようにACや共依存者の予備軍、親はACや共依存者ともいえるのではないかと思います。
いじめられる子どもや親に対するアドバイスを適切にしていかない限り、私のような常に不安定な状況下に身を置いてしまうというような人間が増えるのではないかと思います。
「いつかは変わってくれる」という期待を胸に、同じように自分を傷付ける人を、無意識のうちに選んでしまうという人間に育ってしまうのではないかと思います。

私は、まだこの期待から逃れることが出来ません。
危険かもしれない、自分を傷付けるかもしれないと感じる人に対しても、取り入ってしまうところがあります。
判ってもらえなくてもいいという想いと裏腹に、好かれたいという想いも共存しているんだなと思います。

心や身体からのメッセージを受け止めるということが頭では判っていても、実際に行動することがままならないのです。
これは、少しずつ体感しながら育てていくしかないのかもしれません。




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いじめは権力でなくなるの?

2006-11-26 10:42:41 | 日々つれづれ
いじめた生徒は出席停止に…教育再生会議が緊急提言へ(読売新聞) - goo ニュース

いじめる子は、自尊心や自己肯定感の低い子どもだと思う。
誰かを自分より下に位置づけることによって、自分の価値を見出そうとしてる。
大人の世界にもいるよね、こんな人。
自分の階級などを振りかざして、言うことを聞かせようとしたりね・・・

そして、いじめられる子も、同じように自尊心や自己肯定感の低い子ども・・・
だから、場合によっては、いじめられていたのに、いじめる側に回ってしまうこともある。

先日、いじめをするかしないかは、いじめをしても平気か平気じゃないかってことじゃないかなって話されていた。
いじめをしていい気持ちにならない人は、いじめなんかしないんじゃないかって・・・
だから、いじめることによって何らかの快楽なり、すっきりするなり、それによる効果を得ている人がいじめるんだよね。
そう考えると、いくら排除しても、対象が変わるだけで繰り返されていくんじゃないかなぁ。

例えば、学校ではいい子にしていて、目の届かないところでいじめる。
言いつけると、もっとひどい目にあわせると脅す。
そうすることによって、もっともっといじめは隠されていく。
それとか動物に対する虐待へと変わったりとか・・・

いじめる子も、救ってやらなくちゃいけない。
病んでいる心を育ててやらなくちゃいけない。
どうしていじめることが出来るのか?
それは、いじめることが出来るように育てたから。
親が、そして社会が、先生が・・・
力によって子どもを支配してきたから・・・
支配されて育ったこともは、支配されることを教えられ、誰かを支配しようとする。

子どもだから、親の言うとおりにしなくちゃいけない。
子どもだから、大人の言うことを聞かなくちゃいけない。
子どもだから、先生の言うことに従わなくてはいけない。
純粋な子どもの目から見ると、納得のいかないようなことも、自分は弱い立場だから、自分を守るため仕方なく従う。
自分の心を押しつぶして・・・
そうした反動は必ず、どこかに生じる。

だって、大人だってそうでしょう。
無理難題を押し付ける上司に、腹が立って仕方ない時だってあるでしょう。
それでも、我慢しなくちゃいけない時だってあるでしょう。
そんな時、大人だったらどうするだろう。
夜の街に繰り出して、飲んだくれてしまう?
友達に愚痴をこぼして聞いてもらう?
それとも家族に当ってしまう?
それとも、それとも、ぐっと我慢しちゃう??

発散できる方法を知っている子どもは、幸せだ。
思いっきり遊ぶこと。
お父さんやお母さんに受け止めてもらうこと。
友達に聞いてもらうこと。
でも、それが出来なかったら・・・
やっぱり誰かに当ってしまうかもしれない。
それがいじめなのかも。

そんな子どもに対して、力づくで押さえつけたらどうなる?
嫌な威張りくさってる上司に、権力的に押さえつけられたら、どんな気持ちだろう??
もっともっと、嫌な気持ちになって、もっともっと、何かで発散したくなるよね?

いじめは、権力的に押さえつけたら、なくなるのかな?
もっと、ひどくなりそうで怖いんだけどな。


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倦怠感

2006-11-21 15:11:08 | 日々つれづれ
月曜日、久しぶりにじんましんが出た。
20年ぶりのことだったし、2回目だったから、朝から変だなと思いつつ、入浴後に痒いと思い、鏡を覗くまで気が付かなかった。
今朝は、痒みも赤みもひいていたけれど、身体だけがやけにだるい。
熱はない。

最近、昼過ぎに睡魔が襲ってくる。
朝は朝で、眠くて起きられない。
眠りが浅いんだろうなと思う。
睡眠時間自体は、別居を始めてからほとんど変わりないから・・・
夢を見るのが嫌で、短くした睡眠時間。
寝つきも悪くない。
でも、最近、夢を見る。
寂しさを感じる時は、必ず誰かに抱きしめられる夢。
しかも二人きりじゃなく、周りに誰かがいる。
秘密を持てなかった私は、夢でさえ、秘密を持てないのかな?
そんな夢を繰り返し見ると、自分が欲求不満なのかななんて思ってしまう。

昨日は、夕方まで倦怠感がひどく、何も出来なかった。
そして、夕方から激しい腹痛&下痢。
よく考えると、ずっと下痢している。
原因を考えた。
子ども達が、旦那と遊びに行ってからだ。
長女が、旦那に携帯を買ってもらうと約束した。
約束しながら、なかなか買ってくれない旦那に対し、長女は毎日のように電話をしていた。
仕事が忙しいからとか、予約待ちとか、ちっとも話が進んでいない様子だった。

毎日、電話を掛ける長女の姿にも、そうやって約束を引き伸ばす旦那にも苛立っていた。
時に、長女に当たった。
昨夜は、その思いが爆発してしまった。
長女が次女に
「お前は、言うことを聞いておけばいいんだ。」と言った瞬間切れてしまった。
長女が旦那に電話した後、
「そんなにお父さんがいいんだったら、お父さんと暮らせば・・・」
「お父さんがいやな言葉を言うから、別居してるのに、あんたも同じことを言う・・・」
気持ちをぶつけてしまった。
「私は、私なのにどうしてそう言うことを言うの・・・」
長女は泣いた。

長女のこと好きなのに、お父さんとばかり話をして寂しかったこと、お父さんと同じ言葉を聞いて腹が立ったことを話した。
まるで私は子どもじゃないか・・・そう思った。
でも、このままだと毎日同じ事を繰り返してしまうと思った。

長女に、携帯電話は、お父さんから買ってもらうのを辞めて欲しいと言った。
こうやって電話を続ける限り、そしてその携帯電話を持っているのを見ると、またイライラしてしまうかもしれない。
そして長女に当ってしまうかもしれない。
そう話した。

今朝も、起きるのがやっとだった。
このままでは、悪循環だと思った。
重い腰を上げて病院へ行こうと思った。
6月にパニックを起こした時に、行ったままで、病院へは行っていない。
あの時に、婦人相談所で教えてもらった病院へ行ってみようと思った。

病院へ着くと、予約でいっぱいだと言われた。
先生が何人かいらっしゃって、女性の先生は、一番早くて12月8日だと言われた。
明後日なら、順番を待って診察を受けることが出来ると言われた。
今の状態を話しているうちに涙が出てきた。
それを見て、近くの女医さんをと紹介してくださった。
そこに電話すると、たまたまキャンセルが出たからそこへと言われて、1時間時間をつぶしてその病院へ行った。

結局、病院へ着いても2時間待ち。
待合室のソファで睡魔が襲ってきて眠った。
何もしたくなくてぐったりだった。

でも、優しい女医さんだった。
大まかな経緯を聞いてくださり、両親の話とカウンセリングを受けていることも話した。
旦那の性格も的確につかんでくださった。
「薬で今の症状を取り除くことは出来ますが、あくまでも症状を一時的に緩和させるだけであって、今なさっていることを続けてくださいね。」と言われた。
薬も、前回、ソラナックスで効きすぎるのを考慮して少なめに処方してくださった。

スルピリッド錠50mg 夕食後1/2錠
パキシル錠10mg 夕食後1/2錠
ビオフェルミン10mg 毎食後2錠
リーゼ錠5mg とんぷく1/2錠

薬に頼らずにと思っていたけれど、薬を使って楽になろうと思った。
何でもないようで、身体は正直なんだろうなと思った。
初診ということで、今回は長い時間話をしてくださったが、ここでは、カウンセリングは行われていなくて、10分くらいの診察になるらしい。
それでも、薬だけではなくて、きちんと話を聞いてくださり、理解してくださったことが嬉しかった。
取り合えず、これで一時しのぎしながら、不安を少しずつ取り除いていこうと思う。


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マザコン

2006-11-20 21:02:56 | 私のこと
短大時代、教職課程において心理学を受講した時に聞いた話。
「マザコンというのは、何でも与えられて育った人のことを言うのではない。
与えて欲しいものを与えてもらえずに、ずっとしがみついている状態の人のことを言うのだ。
例えば、欲しいキャラクターの鉛筆があるとする。
その鉛筆を買ってもらった場合、親から離れることが出来る。
でも、無地の鉛筆を買ってもらった場合、欲しいキャラクターの鉛筆を「買って、買って」と離れることが出来ず、親に付きまとう。
親から見れば、同じ鉛筆だとしても、欲しい鉛筆を与えられた子どもは納得するが、欲しくない鉛筆を与えられた子どもは、欲しい鉛筆が与えられるまで執着し、親から離れられない。
この状態が、マザコンなのだ。」

何故か、忘れられなかったこの話。
心理学の授業で覚えているのはこの話だけだ。
心にずっとひっかかっていたのは、理由があったんだなと思う。
欲しいと思った時に与えられなかった愛情は、ずっと欲しい欲しいと求め続けている。
大人になっても、欲しいと思っていた年齢のまま止まっている。
結局、私自身の話だったんだなと思う。

この話をしてくれた当時の助教授と今も年賀状のやり取りを続けている。
他の先生方とは年賀状も交わしていないし、その先生と年賀状を交わしているのはクラスメイトにもいない。
ボランティアをしていた時に、偶然にもそこの理事長をされていて再会した。
短大の時は、心理学や教育を教えられていた先生も、今は他の大学で福祉担当教授として教えられている。
なんだか縁があるとはこういうことなのだろう。
私が、福祉の道を選んだ時、またどこかで繋がる予感がする。
いつかその時が来たら、今度は色んなことを語り合ってみたい。



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イラつく

2006-11-16 23:57:39 | 私のこと
昨日、カウンセラーに
「ねこさんが、イラついても当然だよね・・・」そんな風に言われた。
全然関係ない話をしていたし、その時には、イラついていたわけではないので、
「イラつくって・・・?」と聞き直した。
「いや・・・」と言葉を濁され、答えは返ってこなかった。

今日になって、ああ、私はずっとイラついてたんだなぁと思った。
いじめや虐待、自殺の問題。
何が原因で起こるのかは、本当はわかっているのに、わかっていないふりをしている関連機関。

福祉の歴史などを勉強しながら、そこには、何が問題なのか、どうして今、そんなことが起こっているのか、今までの歴史を振り返れば、すべて答えが書いてある。
それを読みながら、判っていながらも阻止しようとしないのは、そうすることによって不利益になる人達がいるからだということを思い出す。

何か起こるのは必然的。
本当に起こしたくない問題なら、何が何でも阻止する動きをするだろう。
色んな研究機関の智恵を借りて、改善策を練るだろう。
それをしないのは、しないだけの理由があるからだ。

私は、社会の矛盾を抱えるのが苦手だ。
悪いことと知りながら、手を汚すのは好きではない。
組織の中で、そんなことは許されるはずもなく、私は様々な葛藤に苦しんだ。
誰もが、疑問を持ちながら、仕方がないと、目をつぶることも出来るのに、それどころか、自分が評価してもらうために喜んで引き受けるのに、私はやっぱり出来なかった。
私が、清廉潔白でありたいと思うのではなく、そうする自分を自分が許せなかったから・・・
そういう意味では、私は組織での脱落者であり、偽善者なのかもしれない。

でも、私はずっと、そういうことに対して、イラついていたのだ。
自分ではどうしようもないのに、どうすることも出来ないこと、自分に対しても、イラついているのだ。
『踊る大捜査線』の中で、室井警視は「正しいことをしたければ偉くなれ」なんて言ったけれど、そんなの幻想だ。
メビウスの輪のように、ずっと繋がっていて、どこにいても同じなのだ。
私利私欲を人間が抱えている限り、悲しんだり辛い思いをするのは常に弱者だ。
その陰で、笑っている人がいる。

それでもいいのだと、私は私の世界の中で、幸せになれればいいのだと、そんな風に思えたらどんなに楽だろう。
私と、子どもと、周りの大切な人たちだけが、笑顔でいられたらそれでいい・・・
そんな風に、感じることが出来たら、どんなに幸せだろう。
自分では、どうしようも出来ない、ただ不条理なことにイラついている。

なんで私は、見なければ良かったものを、たくさん見てきてしまったのだろう。
知らずに生きることも出来たのに、何故、いらないことまで知らされてきたのだろう。
そんな荷物を降ろすのには、どうすればいいのだろう。



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カウンセリング54

2006-11-15 17:20:31 | カウンセリング
最初に、前回のカウンセリングがとても辛かったことを話しました。
電話という手段は、時に相手の表情も見えないし、話が終わったのか終わらないのかが判らなくて、沈黙が続くことがあって、前回は、それがとても不安に感じたことを伝えました。

私は沈黙が怖いんだ、沈黙があった時、相手が自分に対してマイナスの感情を抱いていると考えてしまい、何とかして沈黙を埋めようと話をしてしまうことに気が付いたこと、前回のカウンセリングでは、カウンセラーが失望しているのではないかと思ってしまったことを話しました。

沈黙が怖いというのは、たぶん子どもの時からの習慣で、いつも自分の欠点や悪い行動を自分の中で見つけ出して、沈黙が訪れた時、それを言われるのではないかとビクビクしていたこと、なので沈黙が起こらないように、自分の都合のいいことばかり喋り続けていたことを思い出しました。

最近は、そういった自分の思考の過ちに気が付いて、修正したり、リセットするように心がけているのですが、堕ちてしまっている時には、それが出来なくなってしまって、ますます拍車をかけてしまうことを話しました。

「前回は、ねこさんはここにいなかったよね、心ここにあらずというか・・・
 必死になって、呼び戻そうとしたけど、もしかしたら、それが逆にいけなかったのかもしれないね。」
そう言われました。

「本当は、癒して欲しかったんでしょ?」と言われ、うなずくと、
「ねこさんに、自分で回復する力があるのを知っているからそれはしなかった」と言われました。
でも、癒して欲しかった・・・なんて思ってしまったのでした。
冷たくされればされるほど、すがりつきたくなる気持ちも見えてしまって、前回のカウンセリングは辛かったです。

ただ、そうして甘えさせてもらえなかったからこそ、この1週間の間、自分自身で色んなことを考え、見つめることが出来たのかなと思っています。
堕ちる度に辛いけれど、ただでは起き上がらないというか、何かしら堕ちた時に得ているように思います。

「回復したらどうなるの?」
前回と同じ質問をされました。
自分で自分を認めることが出来る。
自分の行動をこれでいいんだと思えるようになる。
そして、今こうなりたいなと思っている人のことについて話しました。

言いたいことが言えなかったり、人に言われたことが心に引っかかったりするのは、人の目に映る自分を見ているからだと言われました。

私が、沈黙が怖いというのは、状況反応的だと言われました。
機能不全の家族で育つと、「お父さんがアルコールを飲み始めると怯える」とか、ある出来事により反応するということがあるそうです。
パブロフの犬と同じですね・・・

文化度1
そういった反応を、家族から離れても同じパターンを繰り返す。
他の場所でも、同じような適応をしてしまう

文化度2 自己承認欲求段階
ある程度育ってきて、自分の意見が言えるようになった状態。
他社の瞳に映った自分を見る。
人から評価されることでしか自分を見ない。

文化度3 アイ・ポジション段階
自分が何をしたいかがよくわかる。
自分のした行動の結果を自分で引き受けることが出来る。
自分のポジションに立っている。

文化度4 他者受容の段階
他人にもポジションがあることがわかっていて、他者と衝突しても、きちんと受け流すことが出来る。
アイ・メッセージで伝えて、同時に相手を認めることが出来る。

どの段階だと思うと聞かれ、躊躇していると、2.31だと言われました。
自分でも2と3の間だなぁと思っていました。
でも、実生活においては、4のフリをして生活しているかもしれないと話しました。
4が理想で、本当は辛い気持ちがあるのに、それを押し殺して演じているかもしれない・・・そう話しました。

回復のレベルが下がった時、トリガーは何か?
リカバーするのにどうしたかを考えていって欲しいと言われました。
そして揺るがない境界線を保つにはどうしていけばいいのか、しっかりとした境界線を引き続けることが大切だと言われました。

まだまだ揺れます。
でも、揺れるたびに揺れ幅は小さくなっていってるかなと思います。
少しずち、巻き込まれないようになっていきたい、自分をしっかりと持つことが出来たらなと思います。

前回のカウンセリングと今回のカウンセリングの私自身の違いも見つめてみようと思います。
カウンセリング中の会話を録音して聞いたとしたら、まったく別の人物のセッションの様に聞こえるかもしれません。
今回は、冗談を交えながら話すことが出来ました。
それに比べ、前回は沈黙が辛いということすら話すことが出来ず、ただずるずるとカウンセリングを受けながらも堕ちていきました。
それくらい堕ちた時の自分というのは、自分でも捉えられないくらいマイナスの引力に引っ張られてしまっています。
そうならない方法も身につけていきたいなと思いました。


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カウンセリング53

2006-11-08 17:08:46 | カウンセリング
旦那との出来事に揺れてしまっている気持ちを話していきました。
子どもが楽しそうに帰ってきた姿を見て、生まれてきた罪悪感。
自分がいないほうが上手くいくのではないかという極論。
旦那からのお礼のメールがあり、私が子ども達との面接をさせたことにより、また自分の領域に踏み込んでくるかもしれないという新たな恐怖。

そして、そんな気持ちの中、自分に関係のない出来事が起こってしまっても、自分のせいでそんな風になるのではないかと感じ、責任を取ろうとしてしまう行動を取ってしまう自分が見えたことを話しました。

話しながら、いつまで立ってもこんな想いに引き戻されてしまっている自分に対して、カウンセラーが失望しているのではないかという気持ちになってきます。
目の前の問題から逃げ出したくて、他の話題に移りたくてたまらなくなってしまいます。

「そういう出来事があれば、辛かった経験もあるし、自分が存在しているからいけないんだって気持ちに戻って当然だよ。」
そんな風に、仰っていただいても自分の気持ちが浮かび上がってこないのです。

生活の中で、必死に明るく何もなかったように振舞って生きていくことが前向きなんだと思ってしまうけど、苦しい気持ちに蓋をしているだけで、根本的な解決になっているわけではなくて、カウンセラーと話しながら、自分の中にある、ドロドロとした想いが渦巻いていることに気が付かされてしまいました。

揺れなくなったら、何が変わるかと言われました。
得ることが出来るもの
○生活が安定する。
○夜眠れる
○子ども達に対して、冷静に寛容に接することが出来る。
失われるもの
○旦那への恐怖心
○自分の不安を子ども達に説明することがなくなる。

「旦那さんがいなくなったら、ねこさんは楽になれるの?」と聞かれました。
一時的には楽になれるかもしれないけど、私は子どもの時にいじめられて、それからもずっとそんな人間関係の中に身を置いて生きていて、結局、自分が変わらなければ、また同じような関係性を持ってしまうと思っていると答えました。
「死ね」って言われても、それに巻き込まれることもないだろうし、境界線を見失ってしまう自分にも問題があるのだと話しました。
でも、それが辛いこと。
自分から逃げ出してしまいたくなることを話しました。
そして、それと同時に、旦那が何かの事故に巻き込まれて死んでしまえばいいのにと思ってしまう自分もいるのだと話しました。

回復したらどうなるの?
縛られているものから楽になれる。
揺れない、立ち向かう力を持つ。

回復のために、1年間何をしてきた?
自分と向き合ってきた。
カウンセリングを受けてきた。
仲間を作ってきた。
ミーティングに参加してきた。
本を読んできた。

これからどうしていけばいい?
私は、その問いに対して苦しくなりました。
1年間、こんなにも頑張ってきたのに、同じように恐怖で揺れる自分がいる。
最初に比べて、恐怖感は強くなってきて・・・
もうこれ以上、何をすればいいんだという想いで泣き崩れてしまいました。

「今まで、やってきて良かったことを続けていくこと、力の感覚が育っていけば恐怖はなくなる。
もう一度、今後、育てて行きたい部分を考えてみて。」

宙吊りのまま、カウンセリングは終わりました。
私が、淡々と語り続ける時、カウンセラーはただ聞くだけで、救い出してくれないことに戸惑いを覚えてしまいました。
でも、それは私の心、そのままを映し出しているのかもしれないと思いました。
逃げて楽になる方法は、私の中にいくらでも持っているし、相手が友達なら、上手くかわして、違う話をすることも出来る。

普段の生活の中では、そうやってバランスを取りながら生きていけばいい。
でも、カウンセリングにおいてはそうやって逃げるよりも、しっかりと見つめていくように、逃げないで自分と向かい合わされてるのかもしれないなと思ったのでした。

カウンセリングの後、疲れてしまい、横たわりました。
カウンセリングを受けて楽になろうと思っていた私が間違いでした。
以前も、同じようなこと書いたのに、学習しない私です。
それでも、カウンセリングを受けたくなるのは、その後、きちんと自分の中で整理がされていくからかなと思いました。

でも、こんな風に、ジェットコースターに乗っているような生活からいい加減抜け出してしまいたいと思ってしまうのでした。
緩やかな穏やかな生活が続いてると思えば、突き落とされる。
あと何度繰り返せば、楽になれるのかな・・・
ちゃんと、上を向いて登っていってるのかな・・・




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自殺のフラッシュバック2

2006-11-07 17:46:34 | 私のこと
フラッシュバック起こしてようやく自分のために泣けました。

いじめでの自殺の記事を読むたびに、抱きしめてあげたいそんな想いが押し寄せていたのに、自分に対してはあまり感情は浮かびあがて来ないままでした。

でも、自分が自殺しようと思った時の感情を生々しく思い出しました。
とても辛くて苦しくて・・・
自分で、自分を否定して、追い込んで・・・
今までは、子どもを辛い目に合わせてしまった負い目の方がどうしても強くて、見えてこなかった自分の気持ちが、浮かび上がってきました。

自分のために、いっぱい泣きました。
辛かったよね、苦しかったよね、死ななくて良かったねって・・・
声を出して泣きました。
まだまだ、解放されないといけない想いがたくさんあります。
少しずつ、手放していかなければ、旦那に対する恐怖感も無くならないのかなそう思いました。

自殺のフラッシュバック

2006-11-07 14:20:18 | 私のこと
色んな自殺の記事見ていたら、フラッシュバックを起こしてしまった。
旦那との言い争いの中で、自分がいないほうがいいのかもしれないという思いが強くなって・・・
子ども達も、私がいなくなって誰か別の人に育ててもらった方が幸せかもしれない・・・そんな気持ちが浮かんできて・・・

そんな時に、生きることが大切だなんて言われても、混乱しちゃうだけで・・・
自分の必要性が見出せないから死のうなんて思うんだから。

「死にたい。」って言葉は、「助けて。」の意味なんだよ。
「死にたい。」って言葉を発した時、誰かが心配してくれたり、自分のために泣いてくれたり、必死で止めてくれたり・・・
そうしたら、死にたい気持ちは、薄らいでいくよ。
周りの態度で、自分はまだ必要なんだって思えたら、まだ居ていいんだって思えるよ。



あの日、旦那に追い詰められて、罵倒されて、自分なんて居ない方がいいんだと泣き崩れて・・・
「死にたい。」って言ったら、

「死にたい奴は、死ねばいい。
 そんなこと思うこと自体、おかしい。
 死ぬ奴は、何をしたって死ぬんだ。」

そんな風に、旦那は言った。

頭の中が真っ白になった。

居ない方がいいんだ・・・・
私なんて居ない方が、みんな幸せになれるんだ。

咄嗟に、玄関から飛び出して、塀を登った。
もう、落ちる瞬間だった。

長女と次女が、必死に止めた。
泣き崩れる二人を見て、私は必要なんだ・・・
そう思えた。

生きなくちゃいけない。
悲しませてはいけない。
そう思った。


自殺行為は、生きていればリセットになる。
そんな風に、齋藤先生が言われていた。

周りの悲しむ姿を見ることによって、自分の存在価値を知ることになるのだと思う。

私が、何故、玄関から出てすぐ飛び降りるという方法を咄嗟に思いついたか・・・

それは、同じマンションに住む主婦が、同じ方法で、数ヶ月前に亡くなっていたから・・・

頭の中に、死ぬという選択がインプットされる。
数多くの、自殺報道は、次の自殺を呼ぶ。
いじめ→自殺ではなくて、もっと他の選択肢があることも合わせて報道しなくちゃいけないと思う。

引きこもる方法でも、なんでもいい。


自殺する前、必ず何らかのサインを送る。
周りの人が、気付くか気付かないかだけで・・・
それを見逃さないで欲しい。

本当は、誰も死にたくないんだと思う。

いじめが原因であっても、自殺のきっかけは身近な人の言葉だと思う。
例えば、心のよりどころにしていた人の、ほんの些細な言葉や態度。
それが、引き金になる。
私は、必要ないんだ。
居ない方がいいんだ。
そう思ってしまうこと。

生きようと踏ん張っていた心が、ほんの些細なことで崩れ落ちる。


どうか、あなたの大切な人を、自殺させないであげてください。
必死に生きようとしてる心を、抱きしめてあげてください。

死ななかった私が出来ることは、こうやって死にたい気持ちを伝えていくことなのかなと思っています。


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抱きしめられることの効用

2006-11-06 11:43:21 | 私のこと
朝、化粧をしていると、「抱っこして」とやって来た長男。
少しだけ待ってもらい、抱っこしました。
そのまま椅子に座り、ぎゅ~っと抱きしめて聞いてみました。

「抱っこされると、どんな気持ち?」

「心が気持ちよくなる。」

「他には?」

「身体が優しくなる。」

そう教えてくれました。

5歳の長男の口から「心」という言葉が出てきたのにはびっくりでした。
抱きしめられることの効果を知っているのは、大人よりも子どものほうかもしれないと思いました。

子どもが抱っこを求める時、単なる甘えや我が儘ではなくて、心の平安を求めているのかもしれない、抱っこされることにより、不安や悲しみをリセットしようとしているのかもしれないと感じたのでした。

私は、長男と同じ年齢の時期に「抱っこ」と言えませんでした。
引越しし、幼稚園を転園し、妹の出産・・・
長男よりも多くのストレスを抱いていたこの時期に、「抱っこ」と言えなかったことは、私が思っていたよりもずっと重大な心に欠損をきたしているのかもしれないと思いました。
足りないといつも感じている何かは、幻想ではなくて真実なのかもしれないと思いました。

抱っこによって、心をリセットすることのないまま、リセットする習慣を持たぬまま大人になってしまって、リセットすることの出来なかった心は、いつまでも不安や悲しみを重石のように持ち続けていたり、抱っこによる充足感を得ることの出来ない想いから、いつも心に空洞を感じさせているのかもしれません。

誰かに抱きしめられることを常に求めていた学生時代の経験。
二十歳過ぎて、テレビで抱き合う母と子の姿を見て訳もなく涙がこぼれてしまった経験。

私が思っていた以上に、「抱きしめられる」ということは、とても大切なことだったのかもしれないと子どもを通して、改めて気付かされたのでした。



参考
齋藤学ブログ『「胸の重石」の正体』『胸の中の石ころ』『こころの亀裂』



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結局・・・

2006-11-04 18:23:47 | 旦那への気持ち
昨夜、長女が
「お母さんが嫌だったら、行かないよ。」そんな風にいいました。

私の中で混乱していました。
子ども達に対する、とても強い罪悪感。
この罪悪感は、私なんていないほうが、子ども達にはいいのかもしれないという極論を生んでしまいます。

昨夜もそんな気持ちの渦の中にいました。
そして、夢を見ました。
壁にいたむかでが、私のほうに飛びかかって来たのです。
私は、自分のあげた悲鳴で目を覚ましました。

何故、いつまで立っても私は、こんな思いに苦しまされるのだろうかと考えました。
旦那は、私のほんの少ししか持ち合わせていない自尊心を叩きのめし、心の中に侵入して、この罪悪感を引き出すのが上手かった、そんな風に思います。
どうしようもなく泣き崩れた私に、
「キチガイ」
「死ね」
「出て行け」
という言葉を、ぶつけてきました。
本当に私は、自分がいないほうがいいんだと、玄関から飛び降りようとしたし、追いかけてくる子ども達や、謝る旦那を求めて、これ見よがしに、家を飛び出して・・・

そんなことの繰り返しの生活。
そればかりじゃないとは言えないけれど、そんな状態の中で暮らしてきて、1年経った今も、パニックを起こしてしまうことは、私が私を守るために仕方ないのかもしれないと思いました。

旦那からの直接の侵入は防ぐことは出来ても、子ども達を介しての侵入は続いているのだと思いました。
そして、私はそれによって罪悪感を抱き、同じように苦しんでいるのだと思いました。

今朝、子ども達に話をしました。
「お母さんは、お父さんのことを考えたり、お父さんの姿を見るだけで、苦しくなるし、辛くなるんよ。」

そこまで言うと、苦しくて、涙がこぼれてきました。

「そんな風に、心に怪我をしてしまったの。
もしここに(次女のズボンの上から指差して)怪我をしていて、誰かが叩こうとしたら『やめて』って言ってしまうでしょ。
それと同じで、今はお母さんも、自分を守る言葉を言ってしまうの。
でも、それは、みんなが悪いからじゃない。
だって、そこに怪我があるなんてわからないからね。
もし、お母さんが、お父さんのことで、みんなに何かを言ってしまっても、それはみんなが悪いんじゃなくて、お母さんの問題なの。

だから、みんなは、みんなの気持ちを大切にすればいいの。
お父さんを大切にしたい、逢いたい気持ちは、大切にすればいいの。
お母さんは、自分を大切にする。
だから、今は、お父さんのことなんて考えられないし、もし無理やり一緒に暮らしたら、心が壊れて、死んでしまうかもしれない。
お母さんは、自分を守りたいの。

明日、遊びに行きたいのなら、その気持ちを大切にしてくれればいい。
ただ、二つお願いがあるの。

この間みたいな『お父さんは、お母さんを愛してる』とか、そういうメッセージは受け取らないで欲しいの。
それは、あなた達が伝えることではない。
もし、そう言われたら、はっきり『それは伝えられない』と断って欲しいの。

それともう一つ、お母さんの話をお父さんにしないで欲しいの。

それだけはお願い。」

私のパニックに子どもを巻き込んではいけないこと。
それが自分の罪悪感にも繋がること。
なので、私は自分で線を引くことにしました。
私の問題を子ども達が抱えることのないように・・・

「わかった」と長女。

「じゃあ、別れれば」と今まで反対していた次女。
そして
「もっと、しっかり泣いたら。
 子どもみたいに泣いたらいいじゃん」

「俺、別れたら嫌だ」と長男。

長男は旦那と過ごしたのは、通算しても1年もしないのに・・・
齋藤先生の言われていた、一度家族として機能し始めたら、それがどういう状態であれ、子どもは元に戻そうとする力を持つということを思い出さずにはおれませんでした。

でも、今、私が自分を守り大切にすることで、いつか子供たちも同じような立場に置かれた時、何かが変わればいいなと祈るような思いでいます。

コメントありがとうございます。
ゆっくりとお返事させてくださいね。


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やだやだ

2006-11-03 21:37:38 | 旦那への気持ち
パニックを起こすと、自分の殻の中に閉じこもっていたくなる。
誰とも話をしたくない。
子どもが話しかけてくることも、返事をすることもわずらわしい。
子どもの声も聞きたくはない。
何も考えたくはない。
違う世界に没頭したい。
現実の世界に居たくない。
一人になりたい。
誰の声も聞きたくない。
逃げ出したい。

まだまだ・・・

2006-11-03 17:54:57 | 旦那への気持ち
長男と買い物に出かけた帰り、駐車場に旦那の車が入るのが見えた。
息苦しくなり、パニックになりそうになる。
「もう、負けないよ。」カウンセラーの言葉を思い出し、自分に語りかけながら、慌てて道を変える。
もしかしたら、反対側の扉から入ってくるかも・・・
マンションのエレベーターホールで、とろとろしてる長男に、
「早くして。」と金切り声を上げる。

家に着くと、長女と次女が、
「お父さんと話をしたよ。」と言う。
「どういうこと?」私は冷たく言い放つ。
もしかして、私が買い物に行く姿を見ていて、その隙に家に入った?と想像を巡らせる。
そんな私の気持ちを察したのか、
「家に入れていないよ。下で偶然次女が逢って、私を呼んだんで下で話した。」と長女が言う。

必死に抑えてる感情が噴出しそうになる。
慌ててソラナックスを服用する。
昼食を済ませると、長男が公園に行こうと言う。
もしかしたら、近くに旦那がいるかもしれない・・・
そう思うと動けない。
「ごめん、後にして・・・」
そう言うと、ソファーに倒れこんだ。
薬のせいもあって朦朧とする。

「もしかしたら、下にお父さんがいるかもしれないよ。」
長女が、長男に言う声が聞こえてくる。
呼び止めた時には、二人は玄関から飛び出した後だった。

私は薬のせいで、眠ってしまった。
ピンポーンの音で、ふらふらとしながら起き上がり、インターホンに出る。
長男の声がして、玄関を開けてやる。
「お父さんと長女と買い物に行ってきた。」長男が嬉しそうに言う。
引き続き、長女が帰ってきて、
「日曜日、お父さんと遊園地に行くから。」と言う。

「お母さんが、どこかに行こうと言った時には、『行かない』と言うくせに、お父さんだったら行くのね。
だったら好きにすればいいよ。
もう、その代わり帰って来ないで。
それか、お母さんが出て行く。」
ヒステリックにそう叫んでしまった。

子ども達を傷付けることは判ってる。
子ども達にとっては、父親もまた大切な存在なんだってことも、逢えなくて我慢してるということもわかってる。
でも、ざわめき始めた心が私を止めることが出来なくする。
恐怖から自分を守ろうと必死になる。
子ども達が、「お父さん」と口にするたびに、嫌な思いが私を苦しめる。
混乱におとしめる。
過剰なまでに、私は私を守ろうとする。

もう、どこかへ行って欲しい。
二度と目の前に現れないで欲しい。
せめて私の気持ちが穏やかに変わるまで・・・
いつまで、こんな感情を引きずって生きていかなければならないのだろう。
どうして、こんなに苦しい想いをいつまでもしなければならないんだろう。
出来ることなら、この感情を心からえぐり出してしまいたい。



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