私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

別居してから・・・・

2005-12-05 23:55:49 | 日々つれづれ
今朝、母が
「別居して、3ヶ月になるけれど、居てくれたらよかったのになと思ったことあった?」と聞いてきた。
「別にない。どう考えてもない。逆に、今回も居なかったから仕事が出来たし・・・・」私は答えた。

4年半前、旦那は単身赴任中、私は妊娠中でつわりに苦しみ、長女は小学校へ入学した。
9時までに、子供達を寝かせようと、休むまもなく家事をこなし、眠りに着いた。
夜中に、次女をなだめ、朝早く起き、長女の時間割のチェックをし、学校への連絡、保育園の連絡帳を書いた。
仕事をし、つわりと闘い、二人の子どもを一人で育てるのは大変だった。
何度も、何度も、助けを求めた。
でも、旦那にとっては、仕事が、いや自分がいつでも一番だった。
夜が大変なのを知りながら、朝ゆっくりしたいからという理由で、夕方のうちに実家へ戻った。
私の助けて欲しいという思いは、叶えられぬまま、でも、いつかわかってくれる、今は仕事が忙しいから、と理由をつけて、旦那が助けてくれるのを期待した。
母が父を信じて行動していたように、私も旦那が私を助けてくれると信じたかったのだろう。

助けてくれないことがわかると、姑に旦那に話してくれるように頼んだ。
でも、一緒に住みながら、忙しいことを理由に話してくれることはなかった。
それでも、私は、姑に期待した。
私の言うことは聞けなくても、親の言うことは聞いてくれるのではないかと淡い期待をした。
でも、見事にそれは、打ち破られた。

そんな中で、旦那のしていたことは、好き放題に遊ぶこと、羽を伸ばすことだった。
キャバクラに通い、過剰な小遣いを使い、おまけに借金までしていた。
エッチなDVDを見るために、DVDを購入し、女遊びもした。

それでも、単身赴任が終わったら、私を助けてくれると信じていた。
でも、旦那は、仕事だと嘘をついて、女の元に出かけ、仕事帰りエッチなDVDを買って帰った。
子どもと風呂に入ることもせず、出かけているか、寝ているかの生活をした。
自分が上手く行っていないと、口汚くののしり、私や子どもに八つ当たりをした。

私の旦那への不平不満を、私が我儘だからと言って聞いてくれなかった母や妹。
そんな状況なのに、何故、もう一人生んだのかと非難され、誰にも頼ることが出来なかったあの頃。

そんな日々に比べたら、今は、とても楽で居られる。
母も父も妹も、私や子どもたちを気遣い、手を差し伸べてくれる。
私も、気を使うことなく、頼むことも出来る。
居なくて、困ったことなんて何もない。
旦那が居る時には、滞在を遠慮していた母に、子守を気楽に頼むことが出来、私も、旦那の満たしてくれない思いに振り回されることもない。

子ども達は、あの頃と違って、自分のことが何でも出来るようになり、手を煩わせることもない。
別居前、次女が滑り台から落ちたときも、仕事優先で、定時に帰ると約束しながら、時間を破り、長男の迎えが来ないと先生達は、私を捜した。
家には誰も居ないし、携帯電話の電源は切っていて、先生達にも迷惑をかけた。
それでも、悪びれた様子もない旦那。
これから先、子ども達に、何があっても、旦那が居たからといって助けになることはないのではないか?そんな気がした。

旦那は、今、何を考え生活しているのだろう。
悪かったという言葉だけで、許せるはずもないだろう。
もし、自分が反対の立場なら、どんなことをしても、許しを乞うだろう。
でも、もう私は、それすら求めない。
旦那は旦那であって、私と同じようには考えられないのだから。
自分自身の考えに基づき、行動するのだろう。
それを許すか、許さないか、決めるのは私。
もう、旦那には決定権すらない。
旦那に助けを求め、すがりつくことしか出来なかったあの頃の私とは違う。

3ヶ月間、心の中での葛藤はいっぱいあったし、揺れる気持ちに振り回された。
何度も許そうという思いに取り付かれた。
でも、居てくれたら助かるのになんて思いもしなかった。
私にとっての旦那の存在って、いったいなんだったのだろう。


子どもとの関係

2005-12-05 20:38:51 | 私のこと
長女は、ポジティブな性格。
のんびり屋で、マイペース。
宿題を忘れて、黒板に書かれていても、あまり気にしていない様子。
でも、そんな長女を見ていると、時々、イライラしてしまう。
長男が産まれてからは、すっかり私に甘えなくなってしまった。
甘える対象は、私の母か妹。
時々、これでいいのかな?なんて思ってしまうけれど、
甘えられる場所があるので、いいかなって納得してみたりする。

旦那が、単身赴任中、長女のやることが目に付いてしまって、取り付かれたようになってしまった私。
長女から、目を話すことが出来ず、ああしなさい、こうしなさいと言い続けていた。
それは、旦那がいなくて、育児を一人でするストレスのせいと思っていたけれど、
依存対象が、旦那から、長女へ移っただけだったんだなと今では思う。

旦那が、出て行った後、私と長女の関係は、良くなった。
今まで、無言の業(子どもの行動を黙って見守る)が出来ず、長女は動けなくなっていた。
その姿を見て、母は、私にそっくりだと言っていたけれど、母もまた、私と同じように、私の行動から離れられなかったんだろうと思う。
今は、あまり長女のことが気にならない。
長女も、学校から帰ると、友達とよく遊ぶようになった。
そして、よく話をするようになった。

先日、長女と二人で、病院へ行き、食事をして、買い物に行った。
その時、買った漫画を私に読めと言う長女。
同じものをみて、共感したいのかな?と思うと胸が熱くなった。
こんな長女の気持ち、今まで気が付こうともしなかった・・・・・・



次女は、とても繊細な性格。とても感受性が強い。
気が強く、正義感が強く、友達とトラブルを起こしやすい。
赤ちゃんの時から、日中は、周りに誰かが居れば、それが誰であっても天使のようにニコニコし、もっぱら実習生担当の保育園児だった。
でも、一人ぼっちが嫌いで、少しでも離れると、泣き出してしまい、家事が出来なかった
そして、環境の変化に弱く、実家に帰省すると、二晩は泣き明かすという状態でした。
それは、3歳くらいまで続きました。
年中の時、仲の言い友達が転園、長女が小学校へ行き、不安が高まったのか、夜驚と夜尿が始まった。

赤ちゃんの時から、泣き始めるとなだめるまで泣き続ける。
1歳くらいの時、泣き続けるのをほおっておいたら、ずっと泣き続け、抱っこしてなだめるまで、同じだけの時間が掛かった。
そのため、ぐずぐすいい始めたら、すぐに対処してしまう。
今でも、嫌なことがあると、「好き(ハグ)して」と抱きついてくる。
「私のこと嫌いなんでしょう?」とすぐ愛情確認する子。

その割には、てきぱきと何でもこなし、学校でも進んで物事をし、困っている人をほおって置けない性格。
でも、最近、ちょっとのんびりモード。
長女と次女が入れ替わったようだ。
ただ、10歳の壁という言葉があるように、今は難しい年齢なのかもしれないな。



しっかり者の長男。保育園では、リーダー的存在。
要領がよく、態度を使い分ける。さすが末っ子という感じだ。
悪いことをしたら、素直に謝り、甘える時には、素直に甘える。

3歳児検診の時、私と長男の様子を見て、保健婦さんから
「とてもいい関係ですね。子どもの扱いが上手いですね」と褒められた。
長女や次女の時は、膝の上に座った子どもと、保健婦さんが話をしたり、簡単なパズルをしたりしていたのだけれど、長男の時は、それがなく、親子で手遊び歌をしたり、待ち時間を過ごす親子の姿を、ずっと見ているらしい。
順番を呼ばれてからの態度も見ていたらしく、まだやりたそうにしている長男を、少し待ってやり、
「これで最後にしようね。」と後片付けをして、私は、部屋に入った。



長女の時だったら、どうだっただろう。
ヒステリックに
「早くしなさい、順番が来たでしょう!!」と言っていたかもしれない。
長女には、悪いけれど、まだまだ、どのように接していいのかわからなかった。
育児書を読み、もうすぐこんなことが出来るはずと期待して過ごした。
出来るようになったことを、単純に喜んでばかりではなく、出来ないことを気にしていた。

子育てもやっぱり経験だ。
こんなこともあるよねと余裕があれば、子どもを待てるはずなのに、自分の思い通りにならない子どもを、自分の子育てが悪いからだと、必要以上に責めてしまったり・・・・・自己嫌悪に浸ったり。
長男への対応を見て、「おばあちゃんの子育て」と母は言う。
子どものいない妹は、「長女が可哀相。長男ばっかり可愛がって・・・」と言う。
長女に特別冷たいわけでも、長男に甘いわけでもない。
ただ、私の余裕の問題。
長女に対しては、がむしゃらに一生懸命で、長男に対しては、本当に手抜き。
間の次女は、「長女ばっかりとか長男ばっかり可愛がって」と言う。
長女に取り付かれ、長男の甘えを許す。でも、次女に一番ハグしている。

今、一瞬に、同じような愛情を与えるのではなく、平等に愛情を注ぐのではなく、
この時は長女に、この時は次女に、この時は長男に、一番の愛情を注ぐ方がいいのではないかと思う。
母は、いつも二人を同じように扱ってきたと言う。
私が求めていたのは、私だけの特別なお母さんではなかったのではないか?
3人いて、3人とも性格が違って、3人が求めるものは、それぞれに違う。
3人に対する愛情は、それぞれ違っていても、それぞれが求める形で答えていくことが大切なんではないかなと思い始めている。