世界市場で、携帯電話機の販売が急速に落ち込んでいる。
米調査会社IDCによると、2009年1-3月の世界の携帯電話機販売台数(出荷ベース)は、前年同期比15.8%減と大幅なマイナスを記録した。
世界的な金融・経済危機の影響から先進国での落ち込みが激しく、市場拡大が続いていた新興国などでも販売に急ブレーキがかかった。
●減少幅過去最大
携帯電話機の世界販売台数は、1-3月合計 . . . 本文を読む
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯電話大手3社の2009年3月期決算が30日、出そろった。
端末販売方式の見直しなどの影響で軒並み営業利益が増え、一様に堅調。ただ、加入者増加のペースは鈍化し続けており、今年度は競争が激化、明暗が分かれる可能性がある。
●利益圧迫の懸念
調査会社のMM総研の予測によると、09年度末の携帯電話の契約数は1億1025万件。契約数の伸びは377 . . . 本文を読む