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野焼き・畔焼き


今日の天気予報は、「夕方まで時々晴れ。次第に曇りとなり夜遅くは雨の降る所もあり、風は2〜3m。明日は雨」。こういう日は野焼きにはもってこいだ。集落内では「野焼き」と言わず、「畔焼き」という方が一般的だ。晴れの日が続き、畔や土手の草は乾いている。そのためよく燃える。終わった後に雨が降れば、火災の心配もしなくていい。
実はこの日の野焼きは2度目。先日行った野焼きは、午後の途中から強風となり、消防の方から待ったがかかった。午後の部を始めてすぐに、消防団員が大声で「ヤメー!、ヤメー!」と連呼。顔に似合わない大声で止めに入った。
野焼きは朝から夕方まで、集落総出だ。近くの集落や消防とも連携を取りながら行う。地域最大の行事と言っても過言ではない。終われば「ノミカタ」、つまり「飲み方」。ビールや焼酎を飲み交し、一日の労をねぎらうのだ。先日の野焼きは中途半端に終わったが、飲み方だけは予定通りだった。そう、すでに冷えたビールやつまみが準備してあったためだ。
さて2度目の野焼き。雨の前に行うため平日となったが、農家を中心に結構な人出となった。小川の河川敷はヨシ原だ。2〜3mの枯れたヨシやオギがびっしりだ。これに火が付くと5〜6mの炎が燃え盛る。バチバチバチ・・・。離れていても熱さで体が火照った。
短時間で終わると思ったが、午後少しまで思わぬ時間がかかった。土手や田んぼの中を歩いたためか、程よい疲労感が残ったままだ。
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