音楽へ繋がること

いろんなアマオケのエキストラの仕事も多いですが、団の対応の仕方や送られてくる譜面への配慮・スケジュール表・・・練習に顔を出した時の団の雰囲気でそのオケの力量が悲しいかな・・ほぼわかってしまいます

私達のようにギャラを頂いてお引き受けしてる場合は、いろいろ問題があっても仕事だし瞬間のことだからと割り切って考えられますが・・・

ノーギャラでお手伝いしてくれるアマチュア同士のエキストラは好意で来てくれてるわけだから、ずっときてもらいたいと思うならば失礼などないよう応対しないと人間関係だけでつながってるわけなのでお手伝いしてもらえなくなります

そういう心遣いというのは不思議と演奏に反映されます

配慮のなさや無神経さはお互いの事などおかまいなしの自己中心的な演奏につながります

中に入って弾いているとそれはよーくわかります

日常生活で無責任な行動やけじめのない事をしているのに素敵ないい音楽だけ創ろうなんて思ってもそもそも無理なのです

そういう事に気がつくか気がつかないかが魅力的なアマオケとしての存続にかかってくるのだと思います

私達は仕事としてほんの瞬間だけ関わってるだけなので、そういう団内の事に口出しする権利はないけれど・・・いつも感じる事です

特にジュニアオケなどに仕事で行った場合は技術面は勿論だけれど・・これからの将来育っていく子供達へのそういった精神面の指導はとても大切にしたいと考えています

音楽する事は精神面でもとても奥深いことなのです