圭子の音楽室

圭子の音楽レッスン日記&出来事

ピアノの構造を理解すること&弾くこと

2012-09-25 01:34:26 | 圭子の音楽室
黒と白の鍵盤が並んでいれば全部がピアノと思ってる世の中のママや子供達


その中の構造は電気を使うか使わないかでも全然違います


見た目やタッチの感触なんかはかなり本物に近い物にはなってるけど違います


グランドはグランドのアップライトはアップライトの構造を知らずしてレガートで弾くとかスタッカートで弾くとかを理解するのは難しいと思います


手と指のとこだけで言ってもうわっつらのことしか子供には伝わりません


グランドは下からハンマーが弦を打ちアップライトはのど自慢の時の合格の鐘のように横から打ちます


学校の音楽の授業の合奏などで鉄琴や木琴を経験した子は多いと思いますが、バチを持つ位置などをイメージさせると鍵盤のどこを打鍵すると物理的にはどういう事が起きるかがわかりやすいです


ピアノの場合はここにワンクッションあって音になるわけなので


次にシーソーをイメージさせると・・・完全にどうやって音の出るとこまでいきつくかがわかると思いますが・・・昭和世代・・・どこの公園に行っても必ずあったシーソーは今は見かけることが少なくなりました


この話をすると・・・タッチをすごく考えていろいろ試してみる子が多いです


叩きゃ音が出るという風には思わなくなるので全体的にグッと音色が良くなるのです


どうしてそうしないといけないのかを理解できると子供はいい方向へ向かいます


もともと感性のある子は、どうした時にいい音色が出るのかを感覚的に察知出来るのでこの説明を省いても実現できる子もたまにいます


そうではない子達でもちゃんと理屈がわかれば出来るようになるのです


ここのとこ・・・一番大切にしてます


どんなに運動神経的にパラパラ手が動くようになって難しい曲とか弾けるようになっても・・・それだけに終わってしまったら音楽にならないから・・・


この感覚が最初についてくれないと・・いろいろ弾けるようになってからだと、面倒くさがって中々改善しないのだけど・・・言う通りにすること自体を面倒がる子・・・人の話がちゃんと聞けない子は中々上手になりません


話をちゃんと聞く姿勢というのは何にでも繋がる事なので・・・音楽を通してそれも出来るようになればとも思います


・・・とまあスタート段階の状態が様々なので最初の見極め大事だと思うのです



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