圭子の音楽室

圭子の音楽レッスン日記&出来事

フランギス・アリ=ザデーの音楽

2009-06-20 23:59:53 | 圭子の音楽室
ちょっと予測のつかない取りとめのない音楽が聴きたくてこんなCDを聴いてみた

北はロシア・・南にイランという2つの異なる文化に挟まれ長い抑圧の歴史を余儀なくされてきたアゼルバイジャン・・・

そんな厳しい状況の中で西洋と東洋の両方に触れ独特の文化的発展を遂げてきた国でもある

アゼルバイジャンを代表する女流作曲家のフランギス・アリ=ザデーの作品をクロノスカルテットが創り上げる

「オアシス」・「アプシェロン五重奏曲」・「ピアノのための音楽」・クロノスカルテットのために書いた初めての弦楽四重奏曲「ムガーム・サヤギ」も収録されていた

現代音楽といったら・・ピーとかキーンとかドド~ンとかのイメージが強くあまり好きになれなかったけど

彼女の作品は違いました

アゼルバイジャンの音楽であるムガームの特性を生かし本来単旋律のムガームを弦楽四重奏というポリフォ二ックな物に変えるためにムガームの10以上ある音階を使って豊かな和声を作り出してる

そのせいか想像してた現代音楽とはイメージが違いました

悲痛な不協和音・攻撃的で勇ましい感じ・憧れ・情熱・諦め・・・といろんな感じが含まれていて気分は飽和状態に

こんな音楽聴いてよく癒されるよな~とは不思議がっていたけど

今の私的にはこのアリ=ザデーの音楽はマッチ

「千一夜物語」の絵本を思い出したのでした

20日の日記

2009-06-20 23:57:29 | 日記
今日は少し遅めのスタートでレッスン開始

今月末チェンバロのレッスンに行くので生徒待ちの時間でさらってた

チェンバロってほんとに可愛い音色

ピアノに比べすべてが小ぶりで手の小さい私向きかも

ここ最近ちょっと疲れ気味だったので一人でボーっとする時間が欲しくて最後の生徒を見送った後・・しばらく教室で居心地のいいロンリ~なひと時を

誰とも会話のないこのロンリ~な時間ってすごく必要なのです

家でボーっとしてると「何してるの」・・と誰かが声かける

別に何もしてない

窓越しに空見てたり

なんか・・何考えてるのとか聞いてくる

何も考ない時だってあっていい

1人暮らしの長かった私はロンリ~な時間の楽しさ・・居心地の良さを知ってる

だから人と過ごす時間もこれまた楽しかったりするのかも

今日の夕食は外食と決めていたので何も準備せず時間が来るのを待って出かけたのでした










アメリカ人のヴァイオリンだこは右?

2009-06-20 00:13:59 | 圭子の音楽室
ヴァイオリンだこが早く出来て欲しいと思ってるMちゃん

私の首の下のたこを羨ましそうに眺めてくる

「ねえ先生~アメリカの人はヴァイオリンだこ右に出来るんでしょ」・・・と

えッ「何で

「だってアメリカの車は日本とハンドル逆についてるし

だからヴァイオリンも反対でたこも右側に出来るのかな~と思って」・・・と

子供って面白いな

「どこの国も同じに構えるよ」って話したら

「すご~い同じなんだ」・・・と急に世界が近く感じたようでした