男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

家系の問題はどこに出る?

2016年08月25日 | 家系鑑定とアドバイスなど
長男:一番出やすいのは家系に於ける長男の立場で、家系によっては長男が短命などはっきりとした共通点が出てくる家系も珍しくありません。まず、長男各々が健康で長生きしたか?職に就いていたか?結婚していたか?子宝に恵まれていたか?などをチェックします。共通点を発見することがあります。

長男と父親:家系の課題が多いと、父親と長男の折り合いが悪い傾向があります。そこに先祖からの課題が出やすいのです。仲が悪いと長男が跡を継がず出て行ってしまい、先祖に対しても親族に対しても責任位置から外れがちになります。

嫁姑(舅)の関係:家系の問題は、女性同士の場合は嫁姑の関係に出てきやすいのです。複雑な家系ほど女性が悶々とストレスを抱えている場合が多く、姑と長男の嫁がお互い、ストレスをぶつけ合う対象になりがちです。激化すると長男夫婦が出て行って家系の存続が難しくなります。

女子に出てくる場合:男兄弟がいる女子の場合は母方の家系の問題が女子に出てくることが多いです。しかし、夫の家系に問題を作った女性がいると、女子に父方家系の問題が出てくる場合があります。女の子ばかりの場合は長女に父方の問題が出やすいです。

末っ子に出てくる場合:家系によっては末っ子や兄弟の下のほうが問題が多い場合は、家系的に夫婦や親子関係、親族間の情関係が希薄な家系であることが多いです。

特徴的に出てくる病気:遺伝子はつながっていますので当然、体質が似てきますから家系に共通の病気が出てくる場合が多いです。「病は気から」と言いますが、病気の原因のほとんどがストレスからきます。病気の種類により、怒り、悲しみ、失望、イライラ等の家系に多く出てくる感情の傾向がわかります。それにより家族間の問題が何であるかが見えてきます。

寿命や死因:死因で老衰が多いということは家系の問題が少ないことを物語っています。家系の構成員の寿命が長いほどその傾向があります。最も問題が多いのは、短命が多いこと或いは自殺の多い家系です。家族間の問題やストレスが多すぎるため、うつ病やノイローゼを発症している可能性が強いです。また突発的な事故死が多い、火事になりやすい、水難で亡くなっている人が多い等、不思議な事に共通していて偶然と思えない傾向が出てくる家系もあります。これは因縁的なものを感じます。家系調査をしていると原因と結果、因果応報を感じざるを得ない事が多いのです。
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