男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

髙木家ルーツ 中信地方

2020年01月27日 | この名字のルーツは?
ここのところ不思議に高木家ばかり家系調査しています。家紋は様々なので、それぞれルーツは違いますが、この家系は桔梗紋を使用しています。
「家紋の辞典」をみると、当家家紋の丸に桔梗紋は諏訪下社大祝(おおほおり)金刺家流の髙木家にこの家紋が多く使われていることがわかります。
高木氏の下記の「少地域別苗字分布の世帯数」を見ると長野県では下諏訪町東山田が圧倒的に多く、近隣地域に広がりを見せています。
少地域別苗字分布 世帯数 地域名
38長野県 諏訪郡下諏訪町 東山田
25長野県 上伊那郡南箕輪村 神子柴
23長野県 下高井郡木島平村 上木島
21長野県 上伊那郡辰野町 平出
21長野県 松本市 島内
20長野県 小県郡丸子町 塩川
20長野県 上水内郡信州新町 牧野島
19長野県 岡谷市 今井
18長野県 塩尻市 広丘野村
17長野県 岡谷市 長地中屋

諏訪地方の髙木家に、中世、諏訪郡高木郷(下諏訪町は昔、高木郷と呼ばれていた。)に大祝(おおほうり)金刺氏の分流に高木氏が有る。郷内にある「高木城」は、下宮方「高木荘兵衞(庄兵衞)」の居城と云われます。高木荘兵衞は諏訪頼茂の家臣。
「諏訪上下宮祭祀再興次第」には、宮奉行の一人「高木喜兵衞」、また「生島足島神社起請文」に見える「高木庄兵衞昌安」、武田家麾下の諏訪五十騎の「高木正兵衞」はみな同一人物と云われています。「髙木清兵衞」は同族である。(諏訪史料叢書16・姓氏家系大辞典)代表家紋は丸に蔓柏(つるがしわ)や丸に矢ノ羽を家紋とするが、髙木荘兵衞系高木家の家紋は他にさまざまあり、当家家紋の丸に桔梗紋のほか、下諏訪町友之町の髙木氏は高木城主高木氏の子孫と云われるが剣片喰紋を使用している。
中世、諏訪神家に高木氏がある。「諏訪系図」に「岩波有行…行澄(髙木神三)と見える。

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