ダイアナさんはウェールズ公チャールズの最初の妃。1961年7月1日生~1997年8月31日歿。以前に当ブログ(2009年4月27日)にて「イギリス王室家系の癖」を紹介しています。他人の妻との不倫が原因で再婚をしているパターンの繰り返しが有ったことは過去に説明した通りです。
いまさらという感じもしないでも有りませんが、今回は四柱推命でダイアナ妃の説明をいたします。(安田流の四柱推命です。他流派とは大運の出し方等違うところがございます。)昨日のブログと文章が多くダブりますが、説明上ご了承ください。
ダイアナは、オールトラップ子爵ジョン・スペンサーと子爵夫人フランセスの3女として生まれました。ダイアナさんは月柱が劫財長生傷官です。劫財は比肩と同じく分離運ですから、育った環境、結婚した後も生き別れか死に別れなど別離の運気に見舞われます。父オールトラップ子爵夫妻は妻フランセスの不倫が原因で離婚しました。父は後に再婚したが、両親の離婚はダイアナ姉妹に大きな心の傷を与えたようです。20歳までの大運が劫財と比肩です。やはり寂しくつらい幼年期、思春期を歩んできたことでしょう。
年柱が偏官なので、月柱と年柱を見る限りではどちらも男性的で行動的な性格になりますが、時柱(生まれた時間)がわからないので、それだけでは本人の性格や運勢を全て看るのは不可能です。日中は乙未で柔和で明るく、交際が上手で、人の悪意もサラッと受け流したり、笑って聞き流すことの出来る人です。人が傷つくことが嫌いなので、常に場を丸く治めるのが上手です。その分、頼まれたら嫌やといえない、人の好さがあります。また、納音が沙中金です。沙中金は人と接するとき裏表がある言われますが、人を傷付けたくないので、その分、ストレスが溜まったと思われます。
十二運が「養」で養子運の星ですから自分の家系もしくは嫁ぐ家系に養子や婿養子が出てきやすくなりますが、夫チャールズさんの父フィリップエジンバラ公がそれに当たります。また、養は不倫や浮気等に注意です。
大運の比肩星から抜け出し大運に傷官が来る数え年21歳になる1981年7月に結婚しています。1982年に長男のウイリアム、1984年には二男のヘンリーを生んでいます。しかし、傷官は夫を刻す星なので、新婚生活の初っ端から運気は良くありません。当時の愛人だったカミラさんとの不倫が続いたからです。
本人が数え年31歳になると大運に食神絶偏官が来ます。食神は異性への関心が高まり、偏官は夫以外の男性と解釈するとこの年齢期はダイアナさん自身も男性とのお付き合いがあったでしょう。
パパラッチに追いかけられ自動車事故で亡くなった1997年を看ると、大運、流年ともに食神で星が固まるところも見当たらないのに何故、亡くなったのだろうと思うほどですが、時柱に何が来るのだろうと考えてしまいます。
時柱(生まれた時間)に何が来るか?
本人が短命なことを考えると時柱に比肩星(比肩もしくは劫財)が来るとも考えられます。時柱を比肩星にすると、亡くなった1997年は比肩(自分)を剋す官星に星が5つ分くらい来ます。また、剋す官星が金なので、金は金属がぶつかる事故(自動車事故)とも解釈できます。
或いは時柱が食傷星(食神もしくは傷官)の可能性も有ります。あの笑顔と人から好かれるところを見ると食神かもしれませんが、夫チャールズの不倫のストレスから彼女は手首を切るリストカットや腕や太ももを傷つける自傷行為、過食嘔吐などの摂食障害を起こすようになったこと等の行為は傷官がなせる行為かもしれません。いずれにしても時柱に食傷星が来ると、亡くなった年に食傷星が4つ半くらいに固まるので、年柱の偏官を剋し事故等を引き起こしやすい運気となります。もともと食傷星が多いことは、夫を剋し、夫運が悪い運気になります。
事故に遭う運気はその日の運気も重要です。亡くなった8月31日は流月、流日を見ると、どちらも年柱の偏官を剋し事故を意味する傷官が出ています。
四柱推命占い クリエーション
いまさらという感じもしないでも有りませんが、今回は四柱推命でダイアナ妃の説明をいたします。(安田流の四柱推命です。他流派とは大運の出し方等違うところがございます。)昨日のブログと文章が多くダブりますが、説明上ご了承ください。
ダイアナは、オールトラップ子爵ジョン・スペンサーと子爵夫人フランセスの3女として生まれました。ダイアナさんは月柱が劫財長生傷官です。劫財は比肩と同じく分離運ですから、育った環境、結婚した後も生き別れか死に別れなど別離の運気に見舞われます。父オールトラップ子爵夫妻は妻フランセスの不倫が原因で離婚しました。父は後に再婚したが、両親の離婚はダイアナ姉妹に大きな心の傷を与えたようです。20歳までの大運が劫財と比肩です。やはり寂しくつらい幼年期、思春期を歩んできたことでしょう。
年柱が偏官なので、月柱と年柱を見る限りではどちらも男性的で行動的な性格になりますが、時柱(生まれた時間)がわからないので、それだけでは本人の性格や運勢を全て看るのは不可能です。日中は乙未で柔和で明るく、交際が上手で、人の悪意もサラッと受け流したり、笑って聞き流すことの出来る人です。人が傷つくことが嫌いなので、常に場を丸く治めるのが上手です。その分、頼まれたら嫌やといえない、人の好さがあります。また、納音が沙中金です。沙中金は人と接するとき裏表がある言われますが、人を傷付けたくないので、その分、ストレスが溜まったと思われます。
十二運が「養」で養子運の星ですから自分の家系もしくは嫁ぐ家系に養子や婿養子が出てきやすくなりますが、夫チャールズさんの父フィリップエジンバラ公がそれに当たります。また、養は不倫や浮気等に注意です。
大運の比肩星から抜け出し大運に傷官が来る数え年21歳になる1981年7月に結婚しています。1982年に長男のウイリアム、1984年には二男のヘンリーを生んでいます。しかし、傷官は夫を刻す星なので、新婚生活の初っ端から運気は良くありません。当時の愛人だったカミラさんとの不倫が続いたからです。
本人が数え年31歳になると大運に食神絶偏官が来ます。食神は異性への関心が高まり、偏官は夫以外の男性と解釈するとこの年齢期はダイアナさん自身も男性とのお付き合いがあったでしょう。
パパラッチに追いかけられ自動車事故で亡くなった1997年を看ると、大運、流年ともに食神で星が固まるところも見当たらないのに何故、亡くなったのだろうと思うほどですが、時柱に何が来るのだろうと考えてしまいます。
時柱(生まれた時間)に何が来るか?
本人が短命なことを考えると時柱に比肩星(比肩もしくは劫財)が来るとも考えられます。時柱を比肩星にすると、亡くなった1997年は比肩(自分)を剋す官星に星が5つ分くらい来ます。また、剋す官星が金なので、金は金属がぶつかる事故(自動車事故)とも解釈できます。
或いは時柱が食傷星(食神もしくは傷官)の可能性も有ります。あの笑顔と人から好かれるところを見ると食神かもしれませんが、夫チャールズの不倫のストレスから彼女は手首を切るリストカットや腕や太ももを傷つける自傷行為、過食嘔吐などの摂食障害を起こすようになったこと等の行為は傷官がなせる行為かもしれません。いずれにしても時柱に食傷星が来ると、亡くなった年に食傷星が4つ半くらいに固まるので、年柱の偏官を剋し事故等を引き起こしやすい運気となります。もともと食傷星が多いことは、夫を剋し、夫運が悪い運気になります。
事故に遭う運気はその日の運気も重要です。亡くなった8月31日は流月、流日を見ると、どちらも年柱の偏官を剋し事故を意味する傷官が出ています。
四柱推命占い クリエーション