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男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

お墓の知識10:墓地を清めるにはどうするのか?

2009年08月22日 | お墓の知識
墓地の清め方は宗派によって違いますので、お寺に訪ねたほうが良いでしょう。

清め方の例として、墓地の四隅に米、麦、大豆、小豆、胡麻の五穀を埋め、中央には五穀と自分の実家の墓の土を混ぜて埋めるというものがあります。

四隅に埋める五穀の上に盛塩する方法もあります。

日本家系調査会
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お墓の知識9:お墓の継承者を指定する方法

2009年08月19日 | お墓の知識
指定の手続きは口頭でも書面でも遺言でも良い。

書面や遺言のほうが確実性が高い。

手続きは公証人役場で行います。

手続きの仕方は役場で教えてくれます。

遺言の場合は、「遺言者は先祖の祭祀を主宰する者として○○○○を指定する」というように書きます。

指定を受ける者は遺産相続人でなくても良いことになっています。

日本家系調査会
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お墓の知識8:墓地と宗派

2009年08月16日 | お墓の知識
江戸時代に入って檀家制度が定着してから宗派というものが問われるようになってきました。
現在の公営霊園、民営霊園では宗派による制限はほとんどありません。

しかし、経営母体が寺院の霊園や寺院墓地では、キリスト教や新興宗教などを拒むところがあります。
また、お墓は建てられても行事は宗派で制限するところもあります。
夫婦で宗教や宗派が違う場合、寺院墓地では異なる宗教や宗派は拒否されるところもあります。その場合は公営か民営の霊園にするしかありません。

家の宗派と入魂する霊園の宗派が違うのは、あまりおすすめできません。違ったお経をあげてもらっても故人は喜ばないでしょう。

日本家系調査会
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お墓の知識7:やむを得ないお墓事情

2009年08月10日 | お墓の知識
都会のお墓事情は逼迫しています。

各宗派の教えから矛盾することも出てくるでしょうが、現実問題として、お墓を持つことが難しくなりつつあり30センチのミニお墓が売られていたり、ネット上のお墓が話題になったりしていますが、実際増えているのが、納骨堂です。

納骨堂とお墓の違いは何でしょうか?納骨堂は遺骨を預け、保管してもらう場所ですが、お墓は遺体や遺骨を収蔵する場所という違いです。

納骨堂は、どうしても一時的な意味合いですが、都会ではやむを得ないお墓事情から、納骨堂をお墓の代わりとして永代納骨する人が増えてきています。

法律的にはお墓としてみなされます。

日本家系調査会
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お墓の知識6:墓地を買うとは、所有権か使用権か?

2009年08月07日 | お墓の知識
「墓地を買う」と言いますが、住宅を買うことと意味が違います。正確には永代使用権を買うという意味で、土地を所有する権利を買うわけではありません。

永代使用権という権利は法的に規定されていません。権利の内容は霊園によって異なりますので、契約内容や規則を十分に検討することが必要です。

日本家系調査会
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お墓の知識5:お墓を建てるのにいくらかかるか?

2009年08月02日 | お墓の知識
民営霊園の場合、墓地使用料、石代合わせて300万円くらいが相場です。しかし現状は立地条件によって千差万別です。その時になって「考えてなかった」では困ります。予算に見合った計画を立てることが大切です。

遺体の埋葬は墓地以外の土地にはできないことが墓埋法によって定められています。墓地を作るには都道府県知事の許可が必要です。

ペットのお墓の場合は、法律的には「遺体」ではなく物扱いなので、基本的にはどこに埋めてお墓を建てようが問題はありません。

日本家系調査会
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お墓の知識4:霊園の値段の違い

2009年07月29日 | お墓の知識
公営と民営では値段が違ってきます。

1998年の調査ですが、東京都内では、都営が墓地使用料のみで1平米当たり10~11万円。民営では1坪当たり250万円。

大阪府内では、公営が1坪当たり105万円。民営では1坪当たり200万~250万円。

日本家系調査会
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お墓の知識3:お墓を建てる手順

2009年07月25日 | お墓の知識
お墓がすでにある場合は、五七日か七七日(四十九日)にお寺で法要し納骨するのが一般的ですが、お墓が決まってない場合は下記のようになります。なかなかたいへんなことです。

1.墓地を選ぶ・・・公営霊園、民営霊園、寺院墓地。
2.石材店を選ぶ・・・霊園によっては指定されているところもあるようです。
3.購入申込・・・埋葬許可証、申請書、住民票、印鑑が必要。
4.使用申請・・・墓地の使用許可証申請を出して使用承諾証の交付を受ける。
5.墓石選び
6.埋葬手続き・・・埋葬許可書、火葬許可書、使用承諾証を提出。
7.開眼供養・・・新しいお墓に魂入れをしていただく。

日本家系調査会
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お墓の知識2:お墓はいつ建てるべきか?

2009年07月21日 | お墓の知識
墓埋法(ぼまいほう)には、いつまでという規定はありませんが、東京都の都立霊園では3年以内に遺骨を埋葬、収蔵する決まりがあります。

大阪府の公営霊園では特に規定はありません。

民間霊園や寺院墓地では四十九日や一周忌を目安にしているところがほとんどです。

やはり、遅くとも3年以内には建てたいものです。

事情によって建てられない場合は、墓標や卒塔婆を先ず建ててから墓石を建てたら良いでしょう。

日本家系調査会
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お墓の知識1:何故、お墓が必要か?

2009年07月17日 | お墓の知識
本日から、「お墓の知識」のカテゴリーを増やします。年齢と共に身内、親戚のお葬式などに参加することが多くなります。日本社会に生きている限り、仏事や供養のことは、知らなかったでは済まされない事です。後々、恥をかかないためにも知識として知っておく必要があります。(お墓を考える市民グループ著、「お墓110番」を参考にさせていただきました。)

平安時代は遺体はそのまま捨てられていたようです。室町時代になってから、遺体を埋葬する習慣が出てきたようです。

現在においても、考え方や宗派によってお墓の形も違います。最近は海や宇宙に散骨する人まで出てきていますが、宗派を問わず日本人の心の根底には、「先祖は大切にすべき」という考えが根強く残っています。故人の霊を供養し、故人の生きた証を後孫に伝えるという重要な意味があると思います。

日本家系調査会
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