山風景とデジタルコラボ+α                                   

コンテンツ作製のため、山風景等を素材にして様々な試みを綴ってみます。

リペア

2012年01月15日 | Weblog
腰の具合が良くありませんので、屋外活動は自粛して屋内で出来る課題作業を行ないました。

呼び出し音が鳴らなくなったホームテレフォン子機の修理です。

スグレモノのドライバーセットでばらします。
(これさえあれば、精密基盤等で使用される大概の特種ネジははずせます。PC屋で1000円も出せばおつりがもらえる金額で買える代物ですが)
ちなみにこの機種は、特種ネジ仕様ではありません。

ほーらね!怪しい箇所が見えてきますでしょう。


ベル音量を可変させるスライドボリュームです。

接点クリーナーを紛失したので、代わりに消毒用アルコールを使用します。

もう一箇所がこちら。呼び出し音をオンオフするスライドスイッチです。

こちらも、アルコールで消毒します。いえ清掃します。

きたないですね。当時のモジュラーは6芯仕様で、親子間の信号をやりとりしていました。


表側も、ずいぶん汚れていますね。25年以上も使用しているのですから、アカがこびりついています。

プラスチック面の汚れも、併せてアルコールでふき取っておきます。

組み込み作業で注意しなくてならないのがこちら。
フラットケーブルからむき出しとなった13本の線を、コネクタへ装着する作業です。
確実にはめ込んだかを、ローガンにて目視確認ができないため、デジカメ撮影はかかせませんね。


作業時間およそ20分。

モジュラーコードを差し込み、携帯から発信してベルテストです。
トゥルル♪ トゥルル♪ トゥルル♪ 

あっけなく、完治いたしました。

この機種の部品供給は、とっくの昔に終了しています。

ダマシながら あと20年は、現役でいていただきましょうね。