山風景とデジタルコラボ+α                                   

コンテンツ作製のため、山風景等を素材にして様々な試みを綴ってみます。

2010苦行ナンバーワン

2010年12月31日 | 山行、ハイキング
ワタシにとっての2010苦行ナンバーワンは、当然これですね。
南アルプス深南部縦走山行。
工程概要は、畑薙第一ダムよりそのまま道無き道を西上縦走し、二泊三日で光岳から茶臼岳経由で帰還するというもの。
実施日は6月4日から6日にかけてでした。

初日工程は畑薙第一ダムから大根沢山経由で信濃俣まででしたが、敢え無くその手前で断念天泊でした。
所要時間 9時間46分。

二日目工程が、茶臼小屋まで。
所要時間 12時間26分。

三日目が、鳥小屋尾根を使用しての降下です。
所要時間 6時間12分

天泊荷物を担いでの雪面歩行もさることながら、クマに遭遇するんじゃないかとハラハラドキドキ山行なのでした。

以下 手抜きで画像コメントなし。

初日












二日目




















三日目


















二度とこのような真似はできません。
体力の限界は感じていますし さて、来年も何処かへ行けるのでしょうかねぇ。

そんなことより、皆様、良いお年をお迎えくださいませ。

Camera Raw

2010年12月31日 | 実験
約2年前のVista機追加導入に併せて「Photoshop Elements 7」をインストールしてあります。

現時点でのPhotoshop Elements最新Verは、9へとアップグレードされています。

で、問題なのが表題のCamera Rawなんです。
そもそもCamera Rawは、各カメラメーカーおよび機種ごとに異なるRaw形式ファイルを、Photoshop(Elements)上であたかもPhotoshopファイル形式のように扱うためのプラグインソフトなのですが、新しい機種のカメラを購入した場合には、そのたびに新たなアップデートを待たなければならないという、ユーザーとっては誠に不親切な仕様なんです。
で、さらにですよ、Photoshop(Elements)の新しいVerが発売されてしまうと、古いVerのPhotoshop(Elements)では、それ以降に発表されるCamera Rawアップデートが対応してくれないんですね。 参照

さて、ワタシが所有する最新のRaw撮影可能なカメラは、E-PL1です。
調べますとこの機種対応するCamera Rawアップデートは、Ver5.7以上でなければなりません。
先ほどの”参照”ですと、一見プラグイン可能なように思われましたので、実験してみました。

が、残念ながら結果はペケでした。(リンク先にPhotoshop Elements8 以上でないとダメとの説明あり 5.6までプラグイン可能)

さて、大枚はたいてPhotoshop Elements本体をアップグレードしようか迷っていたところ、思わぬ手が見つかったのです。

Adobe DNG Converter
先ほどのリンク先にありましたね。
こちらはプラグインソフトではなく、単体で使用するフリー配布のファイル変換ソフトです。
各メーカー機種ごとのRaw形式ファイルを、事前にPhotoshop(Elements)で扱えるファイルに変換しておいてから、読み込ませるというシロモノです。最新のものはVer6.3です。

もちろん実験結果はGoo!です。

これなら、当分の間はアップグレードする必要はありませんね。

さらに判明したのは、Adobe DNG Converterは「Zoner PhotoStudio 12」へプラグイン出来てしまうというスグレモノだったんです。

ということは、先ずそちらをポチりますか!

自己不満足

2010年12月27日 | デジカメ
性懲りもなくHDR画像、不満足でしかない佳作品をアップです。

横浜みなと未来


サンプラザ中野君


妙義山


桜島フェリー


天城ループ橋


下田港


狩野川河口


嵯峨野竹林の道


石部棚田


丹沢鬼ヶ岩ノ頭


そろそろ、修正処理も飽きてきました。
つーことは、試用期間だけで十分かも。

自己満足(作例)

2010年12月26日 | デジカメ
桜島フェリー乗り場


箱根湯本温泉


指宿海岸


秋葉神社


横浜チャイナタウン


ストックしてあったJPG画像(最初の1枚目以外はコンデジ撮影)でも、この程度は作成可能なんです。

が、やりすぎは禁物ですよね。
撮影の基本は、現場で調整することが勝負の分かれ目です。

アートとしてとらえるならコレもアリでしょうけど、撮影技術を上達させるためには、

「コントラストが強すぎて失敗した画像等を復活させるため」程度に考えておいた方が無難かもしれません。


HDR画像作成手法

2010年12月25日 | 情報
テキトーに簡易化したワタシなりの手法ですので、あまり参考になさらないほうが良いですが、ご要望がありましたので公開しちゃいましょう。

◎用意するもの。
1 JPG画像。(本来はブラケット撮影で露出を変えたRAW画像が好ましい)
 被写体は、人工物と曇り空がなんかが良いと思います。(単に山風景などは不向き)

2 画像処理ソフト
 お手持ちのソフトならなんでもOK。ただし、ハイライトを明るく、シャドーを暗くできるものならですが

3 HDR合成ソフト
 ワタシの場合は、「Zoner Photo Studio 12 Professional」を使用しています。(小機能で簡単です)
 体験版なら、制限なしで一ヶ月間無料使用できます。購入はこちらがお安いようです。

4 Photoshop
 ワタシのはPhotoshop Elements 7です。Photoshopの機能そのものよりも、プラグインソフトが威力を発揮します。

5 Topaz Adjust
 Photoshopのプラグインソフトです。(お試し版を使用中)

◎作成手順

参考とした手順がここにありますが、以下はワタシなりに簡略化したものです。

1 元になるJPG画像からハイライトを明るく修正した画像を1枚、逆にシャドーを暗くした画像1枚を作成します。
 ワタシの場合は、両方ともマックスに修正しています。

2 1で作成した2枚の修正画像と元画像の計3枚を「Zoner Photo Studio 12 Professional」で合成処理します。
 マネージャーモードで、公開→HDR 格納フォルダより3枚を選び、スライダーで各値を調整します。

3 いったん保存してから、Potoshopを立ち上げフィルタからTopaz Adjustを起動させて再補正します。

4 完成です。出来上がりが気に入らない場合のみPotoshopレイヤーでの最終仕上げをすることにしています。

とまあ、文字にしますと難しいそうに思えますが、馴れればあっという間にできますよ。
  

でけた!

2010年12月21日 | 実験
HDR画像実験、うまくいきましたよー。

元画像です。


次にハイライトを明るく補正


逆に暗く補正


それでですよ、HDR合成


じゃっじゃ~ん

黒がつぶれてますけど、
初心者にしては、かなりいけてますでしょ!
う~ん 満足 満足!

そうそう、『漫画チック』って表現してましたけど、ボックスアート風がふさわしいかもです。

伊豆最古の隧道かも?

2010年12月20日 | 歴史ネタ
先ずは、吉田隧道碑からご覧いただきましょう。
碑には、絵トンネルまでが掘り込まれています。


といっても、用水のためものですが。


でも、なにがスゴイかって、碑文によりますと文化文政時代に隧道が掘られたらしいんです。
『吉田隧道は、一碧湖の水を取水して、吉田区に注ぐ用水トンネルです。
この隧道は、文化、文政年間に建造したものと言われて、建造後約約百数十年を経過しています。
昭和5年に起きた北伊豆地震により大陥没を起こし、通水が途絶えてしまいましたが、昭和7年静岡県により復旧工事が行われました。
その後は、吉田区民が、隧道内の排砂作業等の維持管理を行ってきましたが、昭和61年以降は隧道の痛みがひどく、通水も途絶えてしまいました。
平成9年より、県営ため池等整備事業において、吉田隧道の横に新しいトンネルを施工し、これにより吉田区に一碧湖の水が、注がれるようになりました。』
と記されています。


これが現在の取水堰です。
下請けで、実際に掘削を請け負ったのはこの会社ですね。
『静岡県 西松建設 一碧湖導水渠トンネル 525m 断面7.6㎡ 静岡県伊東市吉田地内 ずい道掘削
コンクリート巻立 14.02~15.04』


確かに、現在も一碧湖の水が取水されています。

が、こちらは文化文政の隧道ではありません。

50mほど離れた場所に、目的のものはありました。


調整バルブの役目をしたのでしょう。
蓋がされていますが、ここに板か角材をいれて上下させることで水量調節をしたのでしょう。


そして、その堰の向こう側に、金網に囲まれて隧道はありました。


となれば、反対側の出口も見たいのは山々だったのですが、このときは場所が特定できず、
帰宅してからじっくりとカシミールでの復習調査です。
ズバリここですね。


距離542mがはじき出されました。


天城隧道が明治37年完成

柏隧道が明治15年竣工

池地区の導水路でさえ嘉永年間の完成

まあ、芦ノ湖の深良用水に比べればすっと年代は下がりますけど、文化文政が正しければ、鉱山間歩を除いては伊豆最古の隧道かもしれません。

HDRテスト2

2010年12月19日 | 実験
さて本日メガネ修理のついてに、デジ1でブラケット撮影してきました。
被写体は一碧湖です。
さっそく実験してみましょう。

EV±0


EV+1.0


EV-1.0


HDR合成


かなり自然な仕上がりです。
とりあえず、効果ありですね。

ところで、HDRでよく見かける漫画チックな画像にするためには、どうしたらいいんでしょうねぇ?