山風景とデジタルコラボ+α                                   

コンテンツ作製のため、山風景等を素材にして様々な試みを綴ってみます。

意味わからん

2010年05月31日 | 山行、ハイキング
なんで、こんなキツイ苦行をせにゃならんのだろう?

歩行距離もさることながら、二日分のテン泊荷物。
初日行程は、水場なし。山頂部には間違いなく積雪があるでしょう。

さらに一番問題なのが、クマとの遭遇の恐れがあることです。
しかもオプションで、上河内岳をピストンしようと言うのですから、呆れます。

お願いです。どなたか、雨降れ祈祷をあげてくだいな。護摩を焚いていただいても結構です。



なんだろう?・・・

2010年05月30日 | 歴史ネタ
物持ちが良いためだろうか?
3週間にも渡りワタシの体で培養した風邪がどこかへ去ってしまったので、訓練を兼ねて気になる場所を探査してきました。

すると・・・

子安地蔵のお隣に、当地ではお目にかからない石造物に出くわしたのです。

さらにこちらは、不動明王らしいです。


こちらも、不動明王です。


これはなんでしょうねぇ~?


これら石造物が、一同に並んでいます。


別角度から


無縫塔がありますから寺院跡かもしれませんが、嘉永二年の無縫塔が一基だけというのも理解に苦しみます。


南図風土誌や豆州志稿にすら載っていません。

となれば、明日、地元のお方に聞いてみなくっちゃ!


伊豆日記復刻本

2010年05月26日 | 歴史ネタ
昭和40年代の後半から50年代に復刻された研究会限定の「伊豆日記」は、少なくとも三種類が発刊されています。
ヤマセミさんと私が所有するのは、左側と同じものです。

で、とうのむかしに現代語に訳した方がおられました。

興味のある方は、郷土史研究会 会報「ふるさと下田」の13号から連載されていますので、図書館で御覧になってください。

などと書いたところで、地元の方でないと容易くはないのですが・・・

物欲抑制

2010年05月19日 | デジカメ
臨時収入を見込んで、新型デジカメを買おうかなー
って思わずポチりそうになりましたけど、3年前の800万画素でも、そこそこ満足できる画像も撮れることに気が付いた訳で、再燃した物欲も徐々に収束しつつあります。

でも、こんな仕様のコンデジがあったら絶対買いでしょうな。

①5m防水
②-10度まで防寒
③電池込みで重さ300g以内
④光学5倍以上ズーム(広角域は、25mmから)
⑤解放F値 F2.0~
⑥撮像素子 FTCMOS(素子サイズは大きいほどよろしい)
⑦FUJI社の ア連写重ね録り機能 イぼかしコントロール機能搭載 
⑧GPS機能内臓
⑨フルHD動画撮影機能搭載




新緑の季節

2010年05月12日 | 山行、ハイキング
5月8日は、久々に鍋奉行にお供しての天城山ハイクでした。

マメ桜は終わりでしたが、
ちょうど標高1000mあたりで、ブナやヒメシャラの新芽が鮮やかに芽吹いておりました。


すがすがしい気分です。


寿命が200年は延びますね。


このところ恒例となった動画でご覧下さい。



あえてコメントは必要ありませんね。


雲が多かったのが、たまにきずでした。

その他は無風適温でしたし、行程も完璧でした。
そしてなにより、おいしい鍋を堪能させていただきましたよー。

大型連休 三日目

2010年05月09日 | 山行、ハイキング
下仁田からR254で佐久市へ向かえば、おのずと国道脇のこのポケットパークが目に留まるはず。


少なからずも山に興味を持つものとってそこから望む荒船山は、見たものを間違いなく圧倒させてしまうに違いない。


昨日遠望した水平甲板景色とはまるで違う荒々しさを誇示するがごとく、高さ200mもの垂直に切り立った2艫岩の絶壁が、巨大なカーテンを開いたように我々の前に立ちはだかっていた。


などとエッセイ風に書き始めてみたのだが、私に洗練された文章など綴れるはずもなく、いつものような調子で記述するしかありません。


アプローチは、もっとも標高差が少ない内山峠をチョイスです。
でもね、単に山頂往復ではつまりませんから、周遊コースを設定してあるのですよ。

我々が到着した時刻には、既に駐車場に7,8台が停まっておりました。
へのへのもへじはカカシではありません。いつまで経っても老いもせず、益々お元気のご様子なへんなオジサンです。


別になんの意図もありません。 いつもトランクに忍ばせてある座布団です。


登山道は思いのほか整備されていました。 ぐんぐんトモ岩が近づいてきます。


それもそのはずです。強烈なスピードで歩行し、先行登山者を4組ほど追い抜きましたから。


一杯水を通過すると、本格的な登りとなります。でも、大した標高差ではありません。


あっというまに、水平道となりました。


水平動を進んだ先でこの注意板を見たら、誰しもそこがトモ岩の上部だと思うでしょう。
(決して間違いではありませんが)


下を見下ろすだけの木々の隙間もありますし・・・


なので、動画を撮影してみました。



でも実はその先に、東屋が建つトモ岩上部の先端展望台があったのです。完全なリサーチ不足でした。


方角盤も設置されています。


お札もおかれてありました。


展望台からは大きく旋回するように右回りで、経塚山山頂へ向かいます。
細長い甲板上部を歩いているのに、なぜか小川が流れる場所もあります。


神代の時代に領地争いをしたことが記されている「皇朝家古修武之地」碑に立ち寄ります。
高さは優に3.5mはあるでしょう。(付近でコーヒーも沸かしました)


同じような景色を見ながらの一本道で、快適な甲板歩きが約1kmほど続きます。
そして、この分岐点から登りとなります。

そこから、ひと登りで頂上着です。 祀られた石祠と、三角点がありました。


わずかですが八ヶ岳も望めます。


本日は、大型連休山行最終日。これから、家路へ向かう時間も必要なのです。
したがいまして、山頂で早めの昼食となりました。


さあ、早々に帰還開始です。


復路は、星尾峠、荒船不動尊経由です。なんでも、出世不動尊であるとか? 真新しい御柱も建っておりました。


不動尊のトイレを拝借している隙に、だれだ? 私のザックに石を詰めるいたずらをしたのは!
責任者出て来いー!


最下点の滑津川まで、下ってきました。ここから内山峠駐車場までは、標高差200mを上り返さなければなりません。



R254をいったん横断しましたが、これは無意味でした。


だって内山峠への旧道分岐は、右方向なのですから。
ここから女史が鬼人のごとくスパートして、追いつくのがやっとだったけど、それって往時の脚力が復活した証かな?


女史を追いかけ、競歩のようなスピードで駐車場へ戻ってみたら、
ぎょえー! 駐車場に停められない車がざっと50台ほども・・・
あの事故で、知名度が上がったことが原因ですかね。


時刻はちょうど正午頃です。ドライブインでソフトクリームをいただきました。
遠くに先ほど登った荒船山が見えますが、お名残惜しゅうございますな。


それと、佐久へ向かう途中で車道上で見た、内山峡の奇岩は一見の価値ありかもです。


GPSログはこちら

安全登山のために

2010年05月09日 | 情報
危険な行為ばかりしているSM隊だと思われるのも心外なので、「コンパスの当て方講習」動画をアップです。(その前に、磁北線を地図へ書きこんでおく必要がありますが)




それと、有料ヘリが飛んでも金銭面で困らないように、三名とも山岳保険には加入しているんですよ。

妙義山 後半

2010年05月09日 | 山行、ハイキング
駐車場付近の東屋にて昼食をいただきました。

誰かさんは、昨日食べた『いっこくどう』のカップメンが美味しいってしきりに言ってましたけど、それって『一風堂』の間違いじゃないのかな?
腹話術師が、ラーメンなんぞ売り出さないでしょうに。いや、キクゾーラーメンの例もあることだし、あながちそうとも言い切れないか!
ともかくも、駐車位置を変えることにします。(ブルーラインが、車両移動ログ)


さて、中之岳神入口の駐車場へ移動完了です。
ここからの山容もスゴイですねぇ~。


右手方向が石門巡りの岩塊となります。


地下道で道路を横断します。


辿った車道を400m戻りますと、


石門巡りの入口があります。
せっかく妙義山へきたのですから、これだけは消化しておきましょう。


まずは『かにのこてしらべ』からです。午前中の大の字ルートに比べれば、へのカッパですね。


第一石門を通過します。


第二石門手前の『たてばり』です。折しも今日は連休中です、上から下ってくる人もいて、大渋滞を引き起こしていました。


たてばりを登りつめた地点が第二石門です。その先は『つるべさがり』です。


上を見上げてみましょう。こんな感じですよ。ちゃんとした石門でしょう。


ここが日本じゃないような気さえしてきます。


第三石門は、現在通過はできません。右側から立ち寄るだけとなっています。


そしてこれが最後の第四石門です。ちょうど穴越しに、大砲岩が見えていますね。


どうですか?見上げるとスゴイでしょう。


『天狗のひょうてい』までやってきました。それにしても、このルートが関東ふれあいの道へ続いているとは?関東危険な道の間違いかも。


どこを向いても、そこかしこに奇岩が乱立しています。



で、やってきました『大砲岩』。前後左右とも断崖絶壁ですよ。もちろん足を滑らしたら、一巻の終わりです。


大砲岩上から見た『ゆるぎ岩』。大地震があれば、崩落間違いなしでしょう。


そんなわけで、時間も押し迫ってきました。ボチボチ帰還しましょう。
帰還ルートは、第四石門から中之岳神社へと下ります。ここは途中にある見晴台です。


さて、中之岳神社へ下り着きました。本日の山行が安全に済んだことをお参りして帰還しましょうか。


と思ったら、『轟岩200m』の標識を見てしまったのです。
「後悔しないように、200mだけなら行ってみましょうか。」と思ったのが、運の尽きかも。


大木に宿るパワーを搾取してから、最後の行程を無事に完遂しましょう。


たかが200mの道程といえども、なかなか目的地へ到着しません。それもそのはずです。標高差は楽に50mは超えているでしょうから。


最後に鉄階段が待ち受けていました。


ようやく、轟き岩の頂上です。


まあ、どんな場所なのか 動画でみれば 一目瞭然です。



岩上から南西方向を望むと、明日攻め込む予定の『陸上に朽ちた船』がくっきりと確認できたのでした。


この巨大な大黒様は、中之岳神社の階段下にある大国神社にあります。

後でログを見て気が付いたんですけど、轟岩は中之岳神社と接面している背後の大岩の上部だったんですね。
そんなところに登るなんて、かなりの罰当たりかも知れません。

後半ログはこちら


妙義山 前半

2010年05月09日 | 山行、ハイキング
大型連休二日目は、妙義山へ攻め入りました。
無料の登山者用駐車場が用意されていますので、係員の誘導でそちらへ止めさせて頂きます。

まずは道路を挟んだ『道の駅みょうぎ』駐車場から、妙義の山容を望みます。

なにか見えませんか? よーくご覧下さいませ。


どうしても見えない方のために、もう少し拡大してみましょう。 えっ! まだ見えないって?


ならば、これで どうだ!
『大』の字が山腹に設置されてあるのです。
『大』の意味は、大日如来もしくは妙義大権現を略したものだとか?

これを見てしまったからには、当初の予定コース『関東ふれあいの道』を辿るもくろみは、急遽変更されてしまったのでした。

まずは、安全祈願のために、妙義神社へお参りして行きましょう。
あれ!神門なのに、なぜか仁王さまがいらっしゃいますね?
本殿は、台風による災害復旧工事のため、立入禁止措置がとられていました。


本殿右手より、大の字へ向かって登り上がります。


大の字へ到着です。駐車場からの標高差350m。所要時間50分。
ハイキング気分で登ってきた家族連れが、ようやく危険なルートだと気付いて、上から何組か引き返してきました。


さらに登り上がり、奥の院へ到達です。
もはや累積標高は400mを超えています。
となれば、折角稼いだ標高ですもの、このまま行くしかありません。
ルートは右手岩塊を、チェーンをたよりに30mほど垂直に登攀します。



冷や汗をかきながら、稜線上の見晴らし台まで到達しました。
裏妙義がバッチリ望めます。遠くに見えているのは、榛名山かな?
まっ!危険箇所にはチェーンがかけられていますが、高所恐怖症の方、腕力に自信のない方は、奥の院から上には絶対に立ち入らぬようご注意下さいまし。


尾根へ出てしまえば、恐怖感はさほどではありません。
玉石はぐるりと一周できます。


『大のぞき』から眼下を撮影してみました。 道の駅やパノラマパーク、もみじの湯などが、箱庭のように見えます。


天狗岩(岳)はそのまま通過です。


そして、表妙義の最高峰 相馬岳へ到着です。 浅間山も見えていますね。

このまま直進方向のバラ尾根を下って進むには、時間的に難しくなってきました。

なので、タルワキ沢を下って、いったん駐車場へ帰還することにします。


タルワキ沢は急峻なルンゼです。通過中に地震が起きないことを祈りましょう。


こんな感じで降下して行きます。



下降分岐点から39分で、中間道(関東ふれあいの道)へ合流です。


駐車場到着は13:00ちょうど。 さて、お昼にいたしましょう。


間食もしなかったのに、あまりお腹は空いていません。
だって朝食は、イチローにあやかって、上州麦豚かつカレーだったんですもの?



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