朝熊を駆けよ!(あさまをかけよ)
朝熊を駆けねば、片参り!
その昔は朝熊山金剛証寺とのセット参拝が、お伊勢参りの定番コースだったようです。
そんなわけで降りしきる雨の中、いにしえの参拝道をたどるはめになりました。
久々の、防水カメラFT1の出番がきましたね。
お嬢様は、百均カッパでだいじょうぶかいな。
近鉄朝熊駅を通り過ぎます。
そこに立つ案内看板が非常にわかりにくい。
不安にかられ、民家に立ち寄り道中が正しいかを尋ねたりしましたもの。
教えられたとおり、ようやく案内看板がありました。って、この間に案内看板はありませんよ。
これより峠まで二十二町、地図を再確認します。
みなさん飛ばしてますねぇ~
三町です。飛ばすはいいけど、シロウトほど早々にバテてくるのは目に見えています。
六町通過。
八町通過。
そしてコンクリート橋で谷を渡ります。
なるほど~ ここが、鋼索鉄道跡でしたか。
上部方向がこちら。季節がよければ、強引に登りあがりたいところですね。
おっと、お嬢様が追いついてきましたね。
傾斜角30度。東洋一と謳われただけのことはありそうです。
今日のところは、探索はあきらめましょうね。十一町。
十四町通過。
平坦な巻き道もあります。巨大なてんかんミミズがいましたけど。
十八町の石柱は新しいです。左右どちらへ進んでも、合流しますからご安心を。
二十町通過。
朝熊峠の二十二町到着でした。
これより昔の、舗装されたバス道を歩きます。
バスを降りてからここまで1時間12分です。
峠には旅館があったんですね。それにしても、水はどこから引いたのでしょうか。
内宮からバス道が通じていたらしいです。尤も本日も車が走ってきましたから、今でも現役車道でしょうけど。
旅館の門柱だったのでしょうかね。
頂上へ向かう途中に、この石柱がございます。
T字路に突き当たりました。左手が朝熊頂上方向です。
放送設備通過すると、
頂上着となりました。
峠からちょうど20分の距離です。
T字分岐へ戻り、今度は南峰の経塚をND氏と目指します。
このとき既に、後方には我々二人以外の姿は見えませんでした。
これが経塚群。
無縫塔なんかもありましたね。
そのまま下りきりますと、ジャスト金剛証寺へ降りつきました。
順路が逆ですが、奥の院から先に参拝しましょうか。
おびただしい数の卒塔婆柱を右手に見ながら進みます。
そして奥の院到着です。
後方部隊の5名は山頂にも行かず、直接金剛証寺へ降りたため、先着していました。
雨は降り止む気配はありません。
一番太い卒塔婆に手かざししてみましたが、自分の手が青白く不気味に写っちゃいましたね。
そして、金剛証寺本堂前にきました。狛犬ならぬ こまトラです。
携帯に着信があり、「水族館組もこちらに向かっているから、本堂付近で待て」の指示です。
反対側は、こま牛。
残りの3名も、ようやく降りてきました。今から奥の院へ向かいます。
階段したの庭園は見事です。
三重の塔も、こうして撮ると本物に見えるでしょう。
池に架かる太鼓橋も立派なものですよね。
バスは定刻前に迎えに来てくれました。
着替えを済ませ、いざ昼食場所へ出発です。
ある問題を抱えつつ・・・
その6へつづく