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里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

コメ作況指数 9月15日農水省発表数値に違和感

2018年11月01日 | 田んぼ
 農水省が昨日発表した10月15日時点の全国のコメ作況指数は99と、9月15日時点から1ポイントの低下となりました。
 今日の日経新聞によると、新潟や山形は3ポイント低下しやや不良。新潟はあと少しで「不良」になる可能性もあるなどコメどころでの悪化が目立ったと報じています。北海道は前回と同じく不良。秋田も2ポイント低下しやや不良。当宮城県は2ポイント低下し、やや良から平年並みに下がりました。
また、新潟県の農業法人のコメントとして「猛暑の夏場に農業用水がやや足りず、生育が想定より悪かった品種もある」、西日本では夏場の天候不順による影響を挽回できなかったと報じています。つまり、9月15日以降の天候より夏場の天候を問題視しています。
 どうも9月15日から10月15日までの間に、これほどポイントが下がるのはいまいち納得ができない気がします。
 以前に、我が家では9月23日に刈り取りし、残念ながらやや良とはならず、辛うじて平年並みと書きましたが、9月15日時点の作況指数の発表に違和感があったのは事実です。
 これは、9月4日の我が家のイネ。



 そもそも、8月下旬から9月15日までの20日間くらいはほとんど日照がなく、登熟にはそれなりの影響があったはずです。それ以降も天候はよくありませんでしたが、9月15日時点では収量的にはほぼ決定していたと考えるのが自然です。
 ということは、9月15日時点の農水省の発表数値にやや疑問ありと考えるのは、私だけではないでしょう。この時点の作況指数は様々なものに大きな影響を及ぼします。

ウメモドキの実が鮮やか

2018年11月01日 | 野山
 今、というより9月からウメモドキの赤い実が鮮やかです。 
 
ウメモドキというと庭木のイメージが強いですが、山に自生しています。まだ紅葉も進んでいませんから赤い実が非常に目立ちます。



 我が家の山にもウメモドキが何本か自生しています。これらは北斜面にあるのであとしばらくは目を楽しませてくれるでしょう。




 
ウメモドキは葉が青々としているので実の赤とのコントラストが美しい。そして、実は非常に長いこと落ちません。庭木として人気があるのもうなずけます。





 我が家の庭にもあります。9月から赤い実を多数着けていましたが、日当たりが良いため、さすがに実は一部黒ずんできました。



 これは1ヶ月ほど前のものです。