里山悠々録

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トマト連続摘芯栽培'22~捻枝を始める

2022年07月06日 | トマト連続摘芯栽培

トマト連続摘芯栽培は1回目の捻枝(ねんし)を始めました。
今年のトマトは出だしからつまずいていますが、それなりに格好がついてきました。


しかし、花の着き方や進み具合にはバラツキが大きく、苦慮しています。
この辺りが一番ステージの進んでいるところ。


すでに誘引されただけで、第1基本枝は捻枝されたかのように自然に下を向いた状態になっています。
株全体を撮るのは大変難しい。
この株では第1花房は色付いています。実が肥大中の第2花房と第3花房の着いているのが第1基本枝(右下の枝)。
第4花房は着果しており、第5花房は開花済みと言ったところ(左に伸びている枝)。


第4、第5花房の着いている枝が、このあと第2基本枝となります。
また、第4花房の直下から出ているわき芽を支柱に誘引し伸ばしています。
今回捻枝するのは第1基本枝。
第2花房下のわき芽が支柱に誘引されて、第1基本枝は自然に下を向いた状態になっています。
すでに第2花房はピンポン球より大分大きくなっており、第3花房でピンポン球くらい。
第3花房の先は2葉で摘芯しています。
捻枝のタイミングとしては、もっと早くすべきでしたが、遅れている株を待っていました。
すでに捻枝せずともよいくらいに下がっています。


少しだけ捻枝してみましたが、かなり硬い。ちょっとひびがが入った感覚があり、中断。


やはり捻枝のタイミングが遅すぎました。
この辺りの株は無理に下向きにしなくても、実が肥大すると自然に重みで垂れてきます。
この株は平均的な生育のところで、すでに横を向いています。枝の根元を押さえながらねじ曲げます。


少しだけで十分。


この株は植付け時に花芽がごく小さく、一番ステージが遅れています。
今、第4花房が開花中と言ったところ。右の枝が第1基本枝。


第1基本枝は勢いが良すぎて太くなっています。着果はしています。
捻枝するには若干早めですが、少々強引に済ませることにしました。
折り曲げるのではなく、文字通り横に捻るイメージです。


問題なく出来ました。あとは自然に垂れてきます。


トマトは少しくらい潰れたり裂けたりしても折れなければ大丈夫。
捻枝は晴天日の午後のように水分が少なく葉が少ししなっている時にやると、容易に出来ます。
最初の捻枝は終了です。


捻枝されたので第2花房の方が上で、逆に第3花房の方が下になりました。
気温が高いため熟すのも早まっています。予定より数日から1週間早く穫れ始めました。
もっとも第1花房は灰かびで半分くらいはものになりませんでした。しかも残っているのが小玉。


こちらは庭外れの一角におまけで作っている中玉トマトのフルティカ。


先月末から穫れ始めました。
気軽に穫るには便利。こちらは普通の1本仕立て。



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