里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

九重栗カボチャの2番果を完熟で収穫するも不作

2024年09月03日 | 畑:果菜類

完熟したカボチャの2番果を纏めて収穫しました。
品種は九重栗EX。
今年のカボチャは少々変則で、親蔓と子蔓1本若しくは子蔓2本の2本仕立てと3本仕立てが混在しています。
1番果を着けた後、2番果、3番果と着けるよう蔓を伸ばし、主枝の長さは10mを超えています。

主枝のわき芽は全て掻くのが基本ですが、終盤は半放任。雑草も大きくなったものを取る程度。
1番果は8月10日過ぎに全て穫り終え、上々の出来。追熟しつつ食しています。
完熟の目安は受粉後45日としています。
しかし、今年は平均気温の積算温度を確認してみると1日当り平年より約3℃高い。
受粉後40日くらいで完熟に達していると推測されます。
2番果が開花したのは7月中旬で、開花にバラツキがあるため少し遅らせました。
それでも遅いもので40日を越しており、全て完熟と思われます。。
株元から4、5mの辺りに2番果が着果しています。着果は良くありません。

軸には多数のひび割れが出て褐色に変色。完熟に達しているのは間違いありません。

しかし、小振りです。このような日焼け果もあります。

株元から6、7m辺りに3番果が着果しています。
これが最も早く着果した3番果。軸がかなりひび割れ変色してきました。

2番果よりは良さそうな感じがします。葉も元気。

これが最も遅く8月早々の開花。

3番果の先には10枚以上の葉を付けてピンチしています。
3番果でも健全な葉が十分あり完熟すれば確実に美味しいカボチャができます。
遅いものに合わせるので収穫は9月半ばくらいになるでしょう。
こちらは冬至カボチャ用の遅穫りカボチャ。

半放任で伸ばしています。酷暑の影響もあり生育がイマイチで未だ着果しておらず期待薄。
3番果に代替えさせるようになるかもしれません。
これが今回収穫した2番果。

例年より数も少なく小振り。1.5㎏前後です。追熟して食することになります。
1番果は結果的に豊作。果実も大きく、まだこのくらい残っています。