里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ブロッコリーはビックな側花蕾がもう穫れる

2023年11月13日 | 畑:花菜類

ブロッコリーは2回に播いています。
1回目は種播き7月16日、植付け8月8日、追肥土寄せ9月5日。
2回目は種播き8月10日、植付け8月30日、追肥土寄せ9月30日。
品種は何れも「緑嶺」。
1回目のブロッコリーの頂花蕾収穫は10月20日頃から始め、10月末から11月初めがピークでした。


このようにまだ頂花蕾は少し残っています。手前に見えるのは側枝で花蕾もはっきり確認できます。


2回目のブロッコリーはまだ穫れていませんが、生育は順調。


花蕾もハッキリ見えているので、続いて穫れてくるでしょう。


しかし、なんと1回目のブロッコリーの側花蕾がもう大きくなっているのです。
側花蕾とは側枝(わき芽)の花蕾のこと。
もちろん、このような側花蕾は頂花蕾の収穫が終われば間もなく穫れてくるのが普通。


そうではなく、株元から伸びた強い側枝にビックな側花蕾が出来ているのです。
この一見頂花蕾のように見えるのは、全て側花蕾。助っ人は頂花蕾と勘違いしているようです。


これが小生の目指している側花蕾です。
頂花蕾のすぐ下から出るわき芽の側花蕾は大きくはならず、せいぜい数株穫って頂花蕾1個分です。
大きな側花蕾が穫れる可能性があるのは、このように根元から伸びる太い側枝に着く花蕾です。


それでもこれほど早いタイミングで穫れるのは初めて。
今年は追肥土寄せする時点で、わき芽の生長が特段に早く、太い側枝が多く出ていました。
特に土寄せはこだわりをもってやっている重要な作業です。不定根を出すためがっちりと土寄せしています。
通路を埋めつくすようになっているため根元は写せませんが、主枝と間違うほどの側枝に育っています。
中央に見えるのが頂花蕾の穫り跡。脇に根元から太い側枝が伸び側花蕾が出来ています。


さすがにここまで大きくなっているのはまだ一部。大概は小さな花蕾が確認できる程度です。
中央に頂花蕾の穫り跡、左右に大きな葉を持った側枝が伸びています。


側枝の伸び具合からして。これから肥大する側花蕾もかなり期待できそうです。
例年、収穫はまず1回目に植えたブロッコリーの頂花蕾、次いで2回目に植えたブロッコリーの頂花蕾、その後に側花蕾と続いてきます。
今年はその間に一部ながら1回目に植えたブロッコリーの側花蕾が入ります。
側花蕾を穫ってみました。頂花蕾と言っても誰も疑問に思わないでしょう。


穫った頂花蕾と側花蕾を並べてみます。左が頂花蕾、右が側花蕾。


頂花蕾は2L級ながら少し乱れています。出荷規格ならB級に落ちるかもしれません。
側花蕾は姿も良く12、3㎝なので立派なAL級。
今年のブロッコリーは例年とは違い、面白い経験になりそう。