里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ナスは長期収穫して終了

2023年11月24日 | 畑:果菜類

ナスは6月末から穫り始めたので間もなく5ヵ月です。


さすがに気温が下がり、肥大も鈍ってきたため片付けることにしました。
我が家では多分これまでで最長と思うので記録に留め置きます。
品種は中長なすの「くろべえ」。


1ヵ月ほど前、タマネギの畝を作るため1畝を強制終了させました。
これがその時のもの。ナスの畝跡がタマネギ畝になりました。


まだ旺盛な生育だったので少々勿体ない感じではありました。今、残っているのは1畝。
草丈は人の背丈をはるかに超し、一部は通路にまで湾曲して垂れていますが、放任しています。


タマネギの畝が日陰になり、タマネギにとっては迷惑でしょう。
仕立て方はごく普通の3本仕立て。切り戻し剪定も更新剪定もせず伸ばして来ました。
誘引は、中央の1本の支柱と畝の両側に設けた横パイプを上げていく簡易な方法です。
酷暑をものともせず想定以上に草丈が伸び、9月10日には最大限まで支柱を上げました
支柱の高さはこれまでで最も早く限度に達しました。
これまではこの支柱で大きな支障はなかったのですが、今年はこれでは足りませんでした。


やむを得ず、その後は中央の支柱に出来るだけ枝を引っ張りました。
それでも引っ張りきれない枝は湾曲し通路に垂れています。歩くのに支障がある枝だけは切り戻しました。


整枝は簡易な「ふところ枝」の整理ですが、9月いっぱいまでで以後は放任。下枝も復活し伸びています。
追肥は、マルチの裾をたぐり上げ敷きわらの上から速効性肥料をバラまきました。
9月になって十分に雨が降ったので追肥もよく効いたようです。10月以降は追肥していません。
結局成り疲れらしい姿を見せず今日まで来ました。未だ良い実が結構成っています。


11月に入ってからは週2回程度の収穫ペースです。
肥大には時間が掛かかるようになりましたが、小振りながらもそれなりの果実が穫れます。


思うに、今年はまず苗が近年では一番しっかりしていました。やはり出だしが大事と分かります。
天候も今年のような酷暑の年は、寒冷地でしかも里山には有利に働いたようです。
日照が多く夜温が低いため長持ちしやすい環境だったのでしょう。
これまで十分に働いてくれ、一方でタマネギにはマイナスなのでここで打止めとします。
これはピーマン。


こちらはさして支障がないので霜で駄目になるまで続けてみます。