里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

縮み雪菜がターサイより優勢か

2023年06月12日 | 畑:葉菜類

今年初めて春播きで作っているターサイと縮み雪菜。
ともに4月7日の種播きで、バラ播きです。
5月半ばから間隔を広げながらの間引き収穫を始めました。
まだまだ穫り頃と言っていいでしょう。
種を播くときにリーフレタスと重複して播くという大失態を犯しましたが、今では気にならなくなりました。
種播き後から不織布のべた掛けをし続けています。


大きく盛り上がっていますが、幅広の不織布なので大丈夫です。
今剥ぐと虫の集中攻撃に遭うので剥げなくなりました。
こちらがターサイ。


当初はターサイと縮み雪菜の区別が殆どつきません。
今はターサイらしい葉の特徴がハッキリと現れています。


株の間隔が広がり春播きでも肉厚で葉の縮みが出ています


ただ、混んでいたせいもあり、揃いはイマイチです。


もちろん冬場のターサイのように地べたに這うようなことはありません。
こちらが縮み雪菜。


生長し、ターサイとはハッキリと違いが現れています。


葉に光沢があって細かい縮みが沢山出ています。


ターサイより揃いが良いようです。


縮み雪菜はターサイの変異株から育成されたと言われています。
したがって、揃いや見栄えも改良されているのかもしれません。
今の時期ターサイを作っている人は殆どいないでしょう。当然店にも出回っていません。
しかし、縮み雪菜は当地方のスーパーに今でも普通に出回るようになっています。
しかも単に雪菜で通っています。
小生も縮み雪菜がやはり優勢かと認めざるを得ないようです。
こちらはミズナ。


助っ人は熱心に穫っているものの、次第に大株になり減りません。


これまでこの時期の青菜としては小松菜などを作っていましたが、縮み雪菜の方が食感や旨味で優るようです。
例年なら今頃は春ハクサイを穫っている頃。今年は種が入手できず青菜を何種か作ることになり、新たなことが分りました。