里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

今年のソラマメは早くから穫れる

2023年06月01日 | 畑:豆類

5月末からソラマメを穫り始めました。例年より1週間は早い。


越冬対策用の不織布を剥いだ後がっちりと土寄せをしています。
さらに所々に支柱を立て、横にテープを張って簡易な支えにしています。
テープは横2段に張ることで倒伏することはありません。


枝は弱いわき芽を除き7、8本に整理。莢の整理はしていません。
芯は腰の辺りより伸びたものだけピンチしました。
当地方はソラマメの産地になっていますが、主力の品種は中早生の打越一寸です。
我が家の品種は河内一寸でやや晩生。
河内一寸を使っているのは種が安価なこともありますが、粒が大きいことも理由の一つ。
河内一寸は3粒莢が少なく2粒莢が多い。その代わりに粒が大きい。
販売用には3粒莢の価格が高いので河内一寸は不利ながら自家用には良い。
この辺りで河内一寸が5月中に穫れるのは珍しく、今春の気温が高かったことが分ります。
そして、今年は上段まで着莢の良いことが特徴です。


このように内側まで5、6段着莢している株が多い。


例年、この辺りでは成りがいいのは下部3段くらいです。
今年は早くから穫れて成りも良く、しかも長く穫れそう。
但し、この3株ほどはやはりウイルスに感染しているようです。


丈が低く葉がモザイク状になっているだけでなく、莢も小さくすんなりしていません。


アブラムシはこれまで全く付いていないので、種子伝染性のウイルスの可能性が高い。いまさら仕方がないことです。
4、5月は過乾燥でしたが、全体的に粒張りも悪くないようです。
穫り頃になると、莢に照りが出て、触ると粒にしっかりした手応えが感じられるようになります。


莢の向きが下向きになると穫り頃とも言いますが、一概には言えません。
目印は縫合線(筋)。このように少し黒褐色に変わり始めた頃が穫り頃。


冴えた緑色では未熟、すっかり黒くなれば過熟。
穫ってみました。悪くないように見えます。


むき身にしたもの。豆の端の爪のところが通称お歯黒と呼ばれます


茹で時間は1分半から3分くらい。
個人の好みによるでしょうが、未熟気味の豆は短く、過熟気味の豆は長くです。
これは2分茹でました。


未熟なうちはお歯黒は緑、次第に黒ずんできて完熟すると真っ黒になります。
少しだけ黒ずんだ頃が丁度。未熟でも過熟でも風味が落ちます。
昔、市場関係者からよくお歯黒が黒くなる前に穫るよう言われたものです。