里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ナスのわき芽を整理し支柱に誘引

2023年06月08日 | 畑:果菜類

ナスは植付けて間もなく20日。支柱を立て誘引しました。
品種は渡辺採種場の中長なすの「くろべえ」。
この品種が品質、収量とも一番安定していると思い、予約をして購入しました。
但し、植付け時には花芽が殆ど見えないような若苗でした。
それでも苗自体は葉色も良くしっかりしており、姿は悪くありませんでした。
当地のナスの植付け適期から見ると早植えなので不織布をトンネル掛けしました。


今年は全般に気温が高く、強風の日も少なかったですが、不織布の効果はあります。
これほど長く不織布を掛けたことはありません。
不織布越しにも一番花が咲いたのが見え、葉が不織布に触れるようになりました。


ここで不織布を外します。


不織布を長く掛けていたので軟弱になることを少し心配しましたが、問題ありませんでした。
がっしりして勢いが感じられます。


花芽もだいたい本葉8枚くらいで着き、過半が開花しました。2、3日中には全て開花するでしょう。
植えた時点から想定したよりも良いくらいの姿になっています。嬉しい誤算と言ったところ。


ここで支柱を立て誘引することなりますが、その前にわき芽の整理をします。
思った以上にわき芽も伸びていました。
仕立て方は、ごく一般的な3本仕立てにします。
主枝と1番花直下のわき芽2本を残し、その下のわき芽は全部搔きます。


小さいうちに搔いても再生しやすいですが、この程度に伸びていれば大概の株のわき芽の整理が可能です。


次いで支柱を立て誘引。


全ての支柱立てと誘引が終わりました。


後に株の両側に廃材を利用したパイプ支柱を立て、簡易な誘引整枝を行います。
植付けの時点で花芽の大きい苗から見ると半月ほどの遅れかと思いましたが、差は縮まっているようです。
2番花も大きくなってきました。樹勢を優先に1番花は無理に留めるつもりはありません。
それでも、この様子なら今月末から穫れるでしょうか。