里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

水墨画「ヒペリカム」

2022年08月18日 | 水墨画:草花
画仙紙 半切1/3  

7、8年前になるでしょうか。ヒペリカムと言う名は水墨の画題として取り上げられ初めて知りました。
園芸種は朱色の実を沢山着けており、見応えがあります。
植物音痴の小生は我が家にもこの植物があることが、その後に分かりました。
もっとも庭とは言えないところにあるので、普段は気にもとめませんでした。
6、7月に黄色の花を沢山着けている株がありました。そのうちに実を着け、次第に朱色へと変化し、画題と同じ植物と気づいた次第。
今年のは実が少なく寂しい。管理不十分と言うことでしょうか。
別種の株立ちの方は沢山花を咲かせているので多くの実を着けるでしょう。
墨彩の方がメリハリがつきやすいと思いますが、敢えて水墨で描いてみました。画には沢山の実を着けました。