里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

早生ハクサイの種を播く

2022年08月17日 | 畑:葉菜類

早生ハクサイの種を播きました。直播きです。
近年は、お盆頃に天候を見ながら播くようにしています。
かつては8月早々に播いていました。早播きすれば当然早くから穫れますが、気温が高いため腐敗(軟腐病)が出やすくなります。
気温が年々高くなる傾向にあり、今はあまり無理をしなくなりました。
近隣ではハクサイを育苗する方が多くなっていますが、小生は未だ直播き。
10日ほど前に苦土石灰を全面に、畝になる部分に緩効性肥料を帯状に施用し、耕耘しています。帯状全層施肥です。
種播き前に、若干湿気が強いものの再度ロータリー耕耘しました。


粘土質なのでごろ土になってしまいます。でも、この程度なら今年は良い方です。
帯状全層施肥した位置に目印線を付け、畝立てをします。


今回は管理機を持ち出すまでもないので鍬のみで行いました。


後に中晩生種を隣に播きます。
畝間80㎝。株間30㎝。ドリンク瓶を使って播き穴を付けます。


品種はトーホク種苗の「郷秋60日」。


ここ何年かこの品種を用いています。黄芯系の品種で生育も安定しているようです。
1カ所に7、8粒と多めに播きます。


鍬で覆土し、軽く鎮圧。ごろ土は気になりますが、大丈夫でしょう。


おがくずを掛けます。


おがくずを掛けることで、乾燥防止と雨に叩かれるのを抑えます。


この後、雨予報です。うまく発芽してくれるといいですが。
中晩生種は今月末に種を播く予定です。
当地方では昔から秋冬野菜のイメージ筆頭はハクサイ。消費量は大幅に減りましたが、イメージはなお健在です。