里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ブロッコリーで大事な追肥と土寄せ

2021年09月10日 | 畑:花菜類

1回目に植えたブロッコリーの追肥と土寄せを行いました。
品種は「緑嶺」。
植付け後、間もなく1ヵ月。


天候不順で生育はやや遅れ気味か。
本来は、土寄せは株がもう少し大きくなってからの方がベストかと思います。
ただ、葉が茂ると機械作業がやりにくくなるので、早めに土寄せしています。
今年は雨が多く土がなかなか乾きません。粘土質の我が家の畑は大変です。
畝の両側に速効性の肥料を施します。


管理機の逆転ローターで土をはね上げます。


かなり湿気っていますが、何とか出来ました。


大きな花蕾を穫るためにはしっかりした株を作ること。
花蕾の大きさは株の大きさにほぼ比例します。
そのためには土寄せは欠かせない作業です。
機械だけでは株元まで土が十分に寄りません。
機械作業の後はクワで手直し、株元までしっかり土を寄せます。


頂花蕾だけでなく側花蕾も大きなものを穫りたい。
そこで、頂花蕾並みの側花蕾を穫ることを目指し、確信してやっているのがこの作業。


すでにわき芽(側枝)の出ているのがわかります。


このわき芽が出ているところの上までがっちりと土寄せします。


こうすると、この側枝の根元から不定根が出て太い茎に育ってくれます。
側花蕾の大きさもやはり側枝の大きさに比例します。
本当はもっと側枝が生長してから土寄せしたかったですが、どうなりますか。


こちらは2回目に植えたブロッコリー。


昨年は1回目と2回目に植えたブロッコリーの生育差があまりなくなり、収穫のダブりが出てしまいました。
今年ははっきりとした違いがあります。