里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

九重栗カボチャの2番果を完熟で穫る

2021年09月06日 | 畑:果菜類

完熟したカボチャの2番果をまとめて収穫しました。
品種は九重栗。


4月28日に我流の省力直播きをしたもの。
親蔓1本仕立てです。2番果、3番果と穫るように蔓を伸ばしています。
10メートルくらいに達した辺りで、さすがに摘芯しました。
雑草も伸びてきましたが、ここまでくればもういいでしょう。


全体的に少し遅れ、1番果は多少バラつきましたが、収穫は半月ほど前までに終わっています。
2番果も穫り始めました。


2番果は株元から3~4メートルの辺りに着果しています。
2番果は揃ってよく実が留まりました。
人工授粉したものは僅かで、大半が自然着果です。


2番果は味が落ちると言われますが、そのようなことはありません。
いわゆるうら成りの未熟果を穫るからまずいのであって、葉が十分あり完熟果を穫れば、確実においしいカボチャが穫れます。
軸には多数のひび割れが出て褐色に変色しています。
完熟に達していることが分ります。


開花してから全て45~50日経過し、完熟日数に達しました。
ここでまとめて収穫しました。


これは3番果。株元から5~6メートルといったところ。
すでに軸がひび割れ変色が始まっています。


3番果の着果はあまりよくありません。
今月下旬の収穫になりますが、どのくらいものになるか。
今回収穫した内の一個。九重栗カボチャの典型的なハート型。


切ってみると、オレンジに近い黄色になっています。


このカボチャは強粉質の栗カボチャです。当地方では粘質のカボチャは好まれません。
こちらは、7月1日に直播きした遅穫り用のカボチャ。


品種は「雪化粧」。
貯蔵用で冬至カボチャに使います。
昨年の「白爵」は収穫ゼロに終わりましたが、今年もパッとしません。
雨続きで、1番果が留まったのは1個だけ。


2番果がどのくらい着果してくれるか。