5月27日 (火) 晴 (「金沢ユースホステル」連泊)
その2
10時50分まで「兼六園」を見学。
その後、石川県観光物産館で、義母のお土産に中田屋のきんつばを買う。
11時15分、兼六郵便局にてお土産をエクスパックで発送。ついでにATMで2万円おろす。
12時、金沢市の台所と言われる「近江町市場」へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/a0/ef27e284a8bb76104706ec59a79e980c.jpg)
市場内の「こてつ」という店で、奮発して海鮮丼を食べる。美味しいし量も適当である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/61/b86561a3247f7885d8ce3634a077cc0c.jpg)
午後は、先ず「泉鏡花記念館」に行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/15/6b8fd76253f56be3de5945f9aff0d876.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/30/f97ef7a75cbca9de8ae13a63e4a9d963.jpg)
鏡花は、ずっとむかしに『高野聖』を読んだだけなので、旅から帰ったら、その他の作品も読んでみようと思った。「深川もの」といわれている若い頃の作品などにも興味をそそられた。
13時05分、コンビニで飲むヨーグルトを買う。
古い造りの店がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/8e/2d6c3e10f019ba83f431e932e18359b1.jpg)
「尾山神社」。加賀藩初代藩主前田利家をまつる神社。異国風の三層楼門は和洋折衷の造り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/fa/251c11fdb3f0c5830d24bdcfe712d40e.jpg)
金沢中心街の街並み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/c7/bcadce68acc583b543069ed6d6c8f716.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/46/d60e3de413e198356a3caa6c00847740.jpg)
香林坊を越えて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/49/a0084dc398f43625245a03c479630936.jpg)
犀川大橋方面に「室生犀星記念館」目指して歩いていると、
13時40分、前方からBさんがやって来る。ずいぶん早いと思ったら、今朝早く宿を出発して来たとのこと。ユースへの道を案内し、自分は記念館に行く。
犀川大橋のほとりの犀星の碑。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/fa/cb698ed4d008451c82d35494a0438295.jpg)
13時50分、「室生犀星記念館」へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/65/dddc97e3d9de9061992cac32a54968d6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/39/5aaa3e8cb10be21d677e4f8e368bdd73.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/5c/a7318d74f2984f7494c10977bce3a1d8.jpg)
こちらも充実している。とりわけ、高校で習った「いづことしなく しいいとせみの啼きけり はや蝉頃となりしか ……」という「蝉頃」の詩や、人口に膾炙している「小景異情」の詩などを、犀星の肉声による朗読で聞くことができ興味深かった。また、詩に限らず、小説、随筆、俳句と犀星の多作ぶりに驚いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/0d/8d16a539f255f4e7a6fbc1f42d189837.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/d3/69ee14b7a15e8284d168fdecc62e841e.jpg)
犀川の流れ。上流方面。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/41/7bf8c20091d2ff7f0bce808e9e1826c5.jpg)
下流方面。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/22/a276363f0bca06b9cc7a68e548e1eedb.jpg)
帰り道の途中で見かけたレトロな看板。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/e5/3755513f8d7618bcdc023474da470828.jpg)
再び「近江町市場」に立ち寄り買い物。トマト、バナナ。
15時30分、コンビニで、牛乳、食パンを買う。
浅野川ほとりの「滝の白糸像」を見る。「滝の白糸」は、泉鏡花の戯曲の女主人公。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/4b/f25bfe0715256c12543cc592ebf8d288.jpg)
浅野川を渡り卯辰山の坂を上って帰る。
卯辰山公園で鶴彬(つるあきら)の句碑を探すが、今日もなかなか見つからない。
「石川県大衆運動活動家顕彰碑」を見つける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/26/5270d4f66f020fe320432f486f13d872.jpg)
16時10分、やっと王兎ヶ丘で発見。「暁を抱いて 闇にゐる 蕾 鶴彬」と刻まれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/f9/a9f5e868bdcf6bcb2fc2edf525b83a9c.jpg)
(鶴彬は、29歳で壮絶な獄死をした川柳作家。
万歳と 挙げた手を大陸に置いてきた
手と足を もいだ丸太にしてかへし
胎内の動き知るころ 骨がつき
などの句を残す。前の2句は、「歓呼の声に送られて」出征した兵士のその後。最後の句は、出産の喜びを予感する頃に、その子供の父親つまり夫の戦死した遺骨が届くというもの。2009年は生誕100年。)
その後、金沢市街地を展望して写真を撮り、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/73/00c3da620845bcd6cf2bf43e95183c1f.jpg)
16時20分、ユースに戻る。
夕食後、Bさんとお喋りしたりしてくつろぐ。彼は大隈半島の佐多岬から歩いているので旅程もちょうど半ば。薩摩半島の長崎鼻から歩いてきた僕の方もそろそろ半ばに近づく。これからも宗谷岬までお互いに元気で頑張りましょうと誓い合う。
経費 5,229円 累計 175,645円
歩数 25,484歩 累計に加えず
距離 ?km 累計に加えず
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その2
10時50分まで「兼六園」を見学。
その後、石川県観光物産館で、義母のお土産に中田屋のきんつばを買う。
11時15分、兼六郵便局にてお土産をエクスパックで発送。ついでにATMで2万円おろす。
12時、金沢市の台所と言われる「近江町市場」へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/a0/ef27e284a8bb76104706ec59a79e980c.jpg)
市場内の「こてつ」という店で、奮発して海鮮丼を食べる。美味しいし量も適当である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/61/b86561a3247f7885d8ce3634a077cc0c.jpg)
午後は、先ず「泉鏡花記念館」に行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/15/6b8fd76253f56be3de5945f9aff0d876.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/30/f97ef7a75cbca9de8ae13a63e4a9d963.jpg)
鏡花は、ずっとむかしに『高野聖』を読んだだけなので、旅から帰ったら、その他の作品も読んでみようと思った。「深川もの」といわれている若い頃の作品などにも興味をそそられた。
13時05分、コンビニで飲むヨーグルトを買う。
古い造りの店がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/8e/2d6c3e10f019ba83f431e932e18359b1.jpg)
「尾山神社」。加賀藩初代藩主前田利家をまつる神社。異国風の三層楼門は和洋折衷の造り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/fa/251c11fdb3f0c5830d24bdcfe712d40e.jpg)
金沢中心街の街並み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/c7/bcadce68acc583b543069ed6d6c8f716.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/46/d60e3de413e198356a3caa6c00847740.jpg)
香林坊を越えて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/49/a0084dc398f43625245a03c479630936.jpg)
犀川大橋方面に「室生犀星記念館」目指して歩いていると、
13時40分、前方からBさんがやって来る。ずいぶん早いと思ったら、今朝早く宿を出発して来たとのこと。ユースへの道を案内し、自分は記念館に行く。
犀川大橋のほとりの犀星の碑。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/fa/cb698ed4d008451c82d35494a0438295.jpg)
13時50分、「室生犀星記念館」へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/65/dddc97e3d9de9061992cac32a54968d6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/39/5aaa3e8cb10be21d677e4f8e368bdd73.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/5c/a7318d74f2984f7494c10977bce3a1d8.jpg)
こちらも充実している。とりわけ、高校で習った「いづことしなく しいいとせみの啼きけり はや蝉頃となりしか ……」という「蝉頃」の詩や、人口に膾炙している「小景異情」の詩などを、犀星の肉声による朗読で聞くことができ興味深かった。また、詩に限らず、小説、随筆、俳句と犀星の多作ぶりに驚いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/0d/8d16a539f255f4e7a6fbc1f42d189837.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/d3/69ee14b7a15e8284d168fdecc62e841e.jpg)
犀川の流れ。上流方面。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/41/7bf8c20091d2ff7f0bce808e9e1826c5.jpg)
下流方面。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/22/a276363f0bca06b9cc7a68e548e1eedb.jpg)
帰り道の途中で見かけたレトロな看板。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/e5/3755513f8d7618bcdc023474da470828.jpg)
再び「近江町市場」に立ち寄り買い物。トマト、バナナ。
15時30分、コンビニで、牛乳、食パンを買う。
浅野川ほとりの「滝の白糸像」を見る。「滝の白糸」は、泉鏡花の戯曲の女主人公。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/4b/f25bfe0715256c12543cc592ebf8d288.jpg)
浅野川を渡り卯辰山の坂を上って帰る。
卯辰山公園で鶴彬(つるあきら)の句碑を探すが、今日もなかなか見つからない。
「石川県大衆運動活動家顕彰碑」を見つける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/26/5270d4f66f020fe320432f486f13d872.jpg)
16時10分、やっと王兎ヶ丘で発見。「暁を抱いて 闇にゐる 蕾 鶴彬」と刻まれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/f9/a9f5e868bdcf6bcb2fc2edf525b83a9c.jpg)
(鶴彬は、29歳で壮絶な獄死をした川柳作家。
万歳と 挙げた手を大陸に置いてきた
手と足を もいだ丸太にしてかへし
胎内の動き知るころ 骨がつき
などの句を残す。前の2句は、「歓呼の声に送られて」出征した兵士のその後。最後の句は、出産の喜びを予感する頃に、その子供の父親つまり夫の戦死した遺骨が届くというもの。2009年は生誕100年。)
その後、金沢市街地を展望して写真を撮り、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/73/00c3da620845bcd6cf2bf43e95183c1f.jpg)
16時20分、ユースに戻る。
夕食後、Bさんとお喋りしたりしてくつろぐ。彼は大隈半島の佐多岬から歩いているので旅程もちょうど半ば。薩摩半島の長崎鼻から歩いてきた僕の方もそろそろ半ばに近づく。これからも宗谷岬までお互いに元気で頑張りましょうと誓い合う。
経費 5,229円 累計 175,645円
歩数 25,484歩 累計に加えず
距離 ?km 累計に加えず
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