鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

門燈の寿命

2014年12月28日 00時00分01秒 | 紹介

 門燈が20年経て点灯しなくなった。センサーがついていて、明るくなると自動的に消灯し、暗くなれば点灯する。夏場と冬場では点灯時間が変わるが、平均すると1日10時間というところであろう。夜間はつけない場合もあるため、8時間として計算すると1年間に2920時間20年間で58400時間となる。東芝のネオンボールZという電灯であるが、寿命は8000時間となっていた。寿命より7.3倍も持ったことになる。60Wの明るさであるが、13Wしか消費しない優れものであった。

 大型の電気店には常備されていると思うが、特殊な電灯であるため、地元の電気店を探し回るよりはネットで検索し注文した。若干郵送料はかかるが千円程度で購入できた。早速電灯を交換し、点灯することを確認し、カバーをかけて作業は終わった。次に購入するときにはLED電球の状況がどのようになっているのかわからないが、消費電力タイプの家電製品の技術革新は著しいものがある。

 今年の最大ともいえるニュースに青色LEDの発見に寄与したことがノーベル賞に結び付いた日本人3人の受賞である。世界的に賞賛された功績は、後世まで高く評価され続けれれることであろう。日本人として自らもうれしい気持ちでいっぱいである。

 電力事情は、厳しさを増している。自然エネルギーへの転換は喫緊の課題であるが、安定的な電力供給源になるのには克服しなければならない課題も山積している。原子力による電力供給は、3年前に発生した地震津波による福島の原発で壊滅的な打撃を受け、一部の原発の稼働は始まっているが、全国に設置された原発までも安全性のために稼働停止となっている。

 一時的であるが、原油は安値で推移しているが、限られた埋蔵量は、簡単には増加できないことで、限界がある。とはいえ、代替えエネルギーへの転換も容易ではない。従って、消費電力が少ない家電製品や設備へ向かうのは必然である。環境面の配慮も必要で、人類の知恵が試された1年であった。根源的な問題への挑戦は、リスクを伴う。新しい年への希望は、新たに生まれるのではなく、蓄積の上に成り立つ。どのようにパラダイムの変換が行われるのか、期待したい。