鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

ネズミの巣

2014年11月09日 00時00分01秒 | 提言

 数日前に遠出をしようと思い、自家用車の清掃を始めた。暫く洗剤で洗っていなかったので、今回波部血に家庭用の液体洗剤を入れ全面を洗った。シャワーで洗剤液を流し、セーム皮で拭き取ったが、前後のボンネットを開け、水滴を取り去ると、エンジンルームの排気ダクトに枯れ葉が詰まっていて、柿の種まである。周りには糞をしているようで、乾燥した細長い米粒大の糞が散乱していた。ネズミが巣を作っていたらしい。

 庭に放し飼いの犬もいるので、まさかと思っていた。落ち葉や糞などをきれいにし、掃除を終えたが、数日後、車の定期点検があるので、再度ボンネットを開けると巣が同様に作ってあった。この時期の点検は、同時に夏タイヤから冬タイヤに履き替える。冬タイヤを車に積んで整備工場に引き渡した。営業マンにネズミのことをはなすと、早速ボンネットを開け、被害状況を見て貰った。

 幸い断線はないようでホッとしたが、お客の中には、空気を取り込む筒に巣を作り、ファンを故障させた例もあるそうで、困ったものである。どのような対策があるか思案中である。取りあえずは巣となった窪みに何か詰めてみようと思っている。暫くボンネットを開けて様子を見ることにしている。

 動物の被害まで行かないが、家屋が古くなったせいか、住宅地には夕方になるとコウモリが飛び回る。何度か二階の雨樋の裏で寝ている姿を見たことがあるが、糞をするので、一階の屋根周りには積もった箇所もある。取り除いても暫くすると糞がまた散乱している。水で流すようにしているが、いたちごっこが続いている。

 カラスが大木となった柿の木に巣を作ろうと何度か挑戦したが、人の気配がすると飛び立ち、諦めたようである。糞害は鳩や椋鳥などの鳥類もあると聞くが、洗濯物を汚されるなど高層住宅での問題も指摘されている。家庭の事情や高齢化で飼い主を亡くす飼い猫や野良猫、最近ではペットとして飼われていた動物を河原などに放し、これらの他、みどり亀、フレットやイタチ、アライグマ等の動物による二次被害も発生している。

 自然に近い住環境と野生動物との共存、野生動物の保護との関係等、共存するにはなかなか難しい状況もあり、かといって、強制的に排除するわけにはいかない。保健所での対策も限られる。悩ましい問題でもある。