鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

納屋の解体工事

2014年11月27日 00時00分01秒 | 紹介

 実家の納屋が、台風の影響で、徐々に崩れる部分が増えて、東側に面した部分の壁の滑落だけではなく、竹を藁縄で編んだ「こまい」の部分まで崩落し始めた。近所の方が知らせてくれたが、年末にかけて解体業者も直ぐには見つからず、手を尽くしたが、最終的には知人を頼ることにした。現場の状況は、帰省した折りに崩壊の予兆に気づいていたが、電話で知らせてくれた近所の方の話だけでは全体の様子が分からない。本来は自分の目で確かめる必要はあったが、遠方故に、知人に全面的に頼ることにしたため、まず現地まで行って、写真を撮って送って貰うことにした。

 数日後に現場の状況を克明に写した写真が届いた。帰省時に比べて相当崩れていて、一部の壁は母屋との間を塞ぐように崩落していた。おそらく長年の歪みが柱を動かすまでに変形し、屋根を支える柱が根本から倒れていた。東面の支柱数本だけなので、屋根が崩れるまでには至っていないが、このまま放置するわけにはいかず、女房と相談した結果は解体止む無し、との結論となった。

 調査を依頼した方は、建築設計の経験を持っているため、知人の考えも聞いたが、同様な意見であったため、工事等解体に係わる一切をお願いすることにし、早速、解体業者の選定にはいることとなった。数日後に2業者からの解体作業の見積もりが提出された。若干の見積額の違いはあったが、知人との関係の深さもあるので、お任せすることにした。結果的には金額が安い方になったが、どちらの業者も信頼することが出来る業者であった。

 数日前から工事が始まった。近隣のご挨拶から始まり、工事日程についての説明も行われた。解体時に飛散する埃等を最小にするために、作業は小雨の天候ということになった。

 友人の克明なメールと貼付された写真を見ながらの記述となるが、母屋との間はシートで養生し、解体用の機械2台で進められた。小雨であっても放水によって粉塵の発生は極力抑えられた。納屋の解体は丸1日を要し、今後は整地に至るまで、廃材の区分を行って、区分毎の廃棄場所への搬送が行われる予定である。

 遠隔地にいても作業の状況が克明に分かることが出来たのは、作業の合間に何度も進捗状況を知らせてくれたお陰である。現場監督をも兼任して頂き、高齢化し、頼ることが出来ない親戚には無理もいえないし、役に立たないことも多い中で、専門を生かしてくれた知人には何とお礼を申し上げるべきか、解体の終了まで事故の無いように祈るばかりである。