ブログ「かわやん」

森羅万象気の向くままに。

300字コラム 新党誕生から見えてくるもの

2010年04月22日 19時32分56秒 | Weblog
 新党がどんどん誕生し、先輩格の「みんなの党」は余裕発言でいつもあらわれる。何しろ世論調査では公明を抜く支持率をあげているのだから。

 しかし考えてみたら、「自民はもめていても最後は分裂などしない。そこが強み」という評価が5年くらい前まであったが、もろくも崩れ去った。一方、反保守政党は分裂しない。社民は普天間基地問題で「ひょっとして連立離脱組が出て、袂を分つ人も」と危惧されたが、いまのところ大丈夫だ。

 既成政党はともかく、革新の側で新党が出ないものなのかーとも思う。ところがその兆しはない。むしろ既存の革新政党が猛接近する動きすらある。

 つまりこうだ。分裂する自民は余力があるのだ。革新の側こそ、とても
余力などないから、既存政党の歩み寄りがとりざたされるのだ。政治地図は保守の力量をまざまざと見せ付けているともいえる。

逆説、皮肉を言うのではなく、新党誕生で露呈している真実なのだ。
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