トヨタ頑張れ！（最後の一人になっても応援します宣言）

トヨタが世界的なリコール問題で窮地に立っている。株価急落、信用失墜、トヨタに対して世界的なバッシングが広がっている。
経営陣は猛省して、一刻も早く立ち直って欲しい。
何年か前、株価が1万円になると予想したアナリストもいた頃、私は何回かトヨタの役員によるセミナーに好んで参加していた。役員は皆、総じて自信に満ちていた。講演会は上から目線で、どうだ凄いだろう、っていう感じであった。それが過信に繋がったのであろう。
圧倒はされたが、良い印象は持てなかった。
でも熱烈なトヨタファンである私はそのぐらいでは嫌にはならなかった。
それには訳がある。実は・・・
事故を起こしたからである。8年ほど前のクリスマスイブの日、スキー場に向か途中、当時乗っていたレジアスでスリップして横転してしまった。スキー場のすぐそばでの単独事故。警察は自損事故ですぐ帰ってしまった。道路の真ん中で横転したが携帯電話のおかげでリフト付きの大型トラックで自動車修理工場の親父さんがひょうひょうとやってきた。（凄くカッコよかった！）
そして車を起こしてもらった。雪の上でゆっくり横転したので、それほど外形的には痛んでいない。私はこのまま走って帰ろうとしたら、親父さんが一度横転した車はオイル漏れ等で火災の心配があるといってエンジンルームを詳細に点検しだした。私の車を載せるために大型トラックできたとのこと。そして親父さんは言った・・・
「さすがトヨタだ、エンジンルームはきれいだ。オイル1滴、漏れていないよ。走って帰れるよ」って言ってくれた。横転して気が動転しているなかでの、この一言は涙が出そうになった。
車が横転することも想定して設計している。助かった。ありがとう。
それで熱烈なトヨタファンになってしまった。そのトヨタがリコールの嵐。皮肉なものである。
でも私はその時のことを忘れない。社員、ディーラーで働く人たちはみんな真面目である。ディーラーの私の担当のセールスはお昼をコンビニのおにぎりですませて、車が売れない中走り回っている。工場の人たちは本当に真剣に点検してくれる。だから絶対に復活してくれ。これからもトヨタ車を乗り続けるつもりだ。
ただ一言だけ忠告すると、トヨタ車はもう海外生産やめてメイドインジャパンでいいんじゃないかな。