川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

福井も早大へ

2006-09-14 19:27:49 | 野球
濃厚といわれつつも決定しているわけではないハンカチ王子斉藤佑樹に先駆けて、甲子園優勝右腕が早稲田大学進学を決めたそうです。
V腕コンビ誕生!一昨年センバツV投手・福井が早大合格(サンケイスポーツ)

巨人には誠意がないということでプロ入り拒否をしたあの済美高出の福井優也投手です。
先月末、福井優也は今いずこで「どこにもいないなぁ。干されたのか」と消息を気にしていただけにこのような形で伝わってきて大変うれしいものです。
そのエントリでは鳥取の方のジムに通っているというコメントもいただきましたが、とにかく仲間らしい仲間もメディアの目もない中で一年間練習していたのでしょうし、その苦労たるや相当なものだったろうと思います。

斉藤としても、同じ甲子園優勝投手でプロ入り拒絶というピカレスクな仲間が加入してくれば、ある意味切磋琢磨もしやすいでしょうし、過投の負担も軽減される部分があるでしょうしね。というより、ウカウカしていると福井に先発の座を取られるかもしれませんしね。
二人で六大学野球を盛り上げてほしいものです…下手すると早大が強くなりすぎて逆に他大が沈んでしまったりするかもしれませんが…

卓球の福原愛選手も入学を決めたそうですし、何だか今年の早大はアマのくせに大物補強という感じがしてしまいます(笑) もっとも、彼女の場合は三年になって初めて国体に出たというくらいですし、拠点は海外ということになるのかもしれませんけれどね。

CL以外

2006-09-14 19:01:30 | サッカー
リケルメ、代表引退
母親が入退院を繰り返しているということで代表引退するのだそう。
当分はリケルメ頼みと思われていただけに突然の引退は痛いでしょうね。その分ビジャレアルで爆発してほしいものですが。

セルティック
ストラカンは「引き分けることができた」と言っているそう。前半の初めを見ていないのでひょっとしたらそこでビッグチャンスがあったのかもしれませんけれど、あの内容で「引き分けることができた」はかなり無理があるような気が…
まあ、監督にとって負けた理由の全てであろうグラヴェセンは「自分のミスで負けたということは簡単に分かる」というようなことをコメントしていたそうですけどね。ただ、要所で詰められてミスパスとかしていましたけれど、グラヴェセンがいなかったら中盤がどうなっていたのかってのもあるんですけれどね。
先制点もファーディナントのありえないミスでしたし、結果的にはトントンという気もしますけれどね。

で、俊輔ですが、前半の最初の方は分かりませんが、セットプレー以外は良くもなく悪くもなくくらいではという気はします。日本のメディアが書いているほど良くはなかったような気がします。溜めは作れるけれど、いらない場面でも溜めてしまうシーンもありましたしね。

そういえば、ギグスが負傷交替をしていたそうで。パクチーが手術で三ヶ月ほどいないそうですしギグスまでいなくなるとサイドの選手が若干苦しくなりますかね。ちなみにあまり良くなかったルーニーについてファーガソンは「彼はプレシーズンのポルト戦を含めて新シーズンはまだ三試合しか出ておらず、試合勘が万全ではないのだ」と弁護したのだそう。スールシャールについては「45分あれば必ず何かやってくれる選手だ」と褒めていたのだとか。

スカローニとトリスタン
前者がラシンに。後者がマジョルカへの移籍を決めたのだそう。この二人のことは完全に忘れておりましたが、何でもカパロスの構想から外れたということで自由契約扱いになっていたのだそうで。
共に代表経験のある実績十分の選手ですし、コンディションを整えて頑張ってほしいものです。

平山、移籍証明書が来た
ひょっとしたらJの試合に出られないのではとも思われましたが、ヘラクレスから移籍証明書が届いたのだそう。これでJにも代表の試合にも出られるとかありました。代表の方は出る機会があるのかという気もしますが…(笑)

京都が18歳のブラジル人FWを獲得
ディエゴという名前の選手。もちろんブレーメンのヂエゴではありません。
期限付きということですが、この時期若手FWで無意味にロスターを埋める意図が正直よく分からないです。18歳の外国人選手に起爆剤になってほしいというのはかなり発想として無理がありますし。
横浜FCに出したアレモンは14試合で10点取っているのですが…

Den Lille Havfrue 4

2006-09-14 11:11:40 | その他
[前回までのあらすじ]
ドラゴンポールを探し求めることになった人魚姫は第一のポールがあるという鬼がしまに行くため、犬と猿と雉を仲間にしましたが…

さて、人魚姫とズラタンとオリーとキジは鬼が島へと上陸しました。
そこには3匹の大鬼と無数の小鬼がいました。
「ムムッ? 何奴?」
大きなオリーと犬にしては大きなズラタンがいたせいで、4人はすぐに気付かれてしまいました。
「お前たちのお宝を貰いにきたぜ!」
「ほう」
白い呪術師と呼ばれた大鬼が自信満々に立ち上がりました。
「みんな、アイツは『とるしえ』と呼ばれるフランスの赤鬼です!」
主人公なのに進行役になりさがった人魚姫が説明します。
「くらえ! フラットスリー!」
トルシエが指示を出すと、途端に三匹の小鬼が横一線に並んで上下動を繰り返します。その動きに思わずズラタンとキジは一歩後退してしまいました。
「ひるむな! 動きが統一されているだけで一体一体の能力は大したことがない! 戦っていればいずれ左の奴がミスをする!」
オリーの叱咤に気を取り直したズラタンは空高く飛び、上空から激しく蹴りを食らわせました。その間にキジはチョコマカと三人の間を動き回り、オリーの言葉通りに左側の小鬼にちょっかいを出します。
すると左側の小鬼が集中を欠いてラインをずらしてしまいました。
「よくやったぞキジ! うおおおおおっ!」
ズラタンが雄叫びとともにとるしえに飛び掛りました。
「うわ~、来るんじゃない!」
とるしえが動転しました。フラットスリーは崩されると脆い諸刃の剣だったのです。
「変形ローリングソバット型ヒールキック!」
どれだけ固い南京錠であっても簡単にぶち抜くズラタンの必殺キックが炸裂し、とるしえはあっさり過去の人になってしまいました。
「ふむ。やはりとるしえではダメだったか」
二人目の鬼が立ち上がりました。
「『おしむ』と呼ばれるボスニア・ヘルツェゴビナの鬼です!」
「レーニンは、『勉強して、勉強して、勉強しろ』と言った。私は、選手に『走って、走って、走れ』と言っている。
肉離れ?ライオンに襲われた野うさぎが逃げ出すときに肉離れしますか?準備が足りないのです。私は現役のとき一度もしたことはない」
「……?」
次々と繰り出される語録にズラタンとキジは面食らいました。
「惑わされるな。余計なことを考えるんじゃない!」
「ノーノー。選手は考えてサッカーをしなければならない」
オリーの叱咤におしむは鋭く突っ込みました。
「クッ。コイツ、強敵だ…」
おしむの走る小鬼の前にズラタンとオリーとキジは苦戦しています。
「…でも、小鬼は言うほど考えているようには見えませんけれど」
人魚姫の何気ない言葉に三人は「ハッ」と覚醒しました。
「中に高い選手をあげたのに、選手は周りを回っているのみ。これは自殺行為だ…」
何時の間にかおしむの意図を理解できない小鬼が自分勝手な判断で戦っていたのです。
「こんな奴等は俺様一人で! Proud of Swedenの力思い知るがいい!」
冷静さを取り戻したズラタンは小鬼一体一体を巧みな体さばきで軽やかに仕留めていきました。
「全部仕留めたぞ! あとはお前だけだ!」
「…子供の戦いをしてしまった。今日は負けて本当によかった。悔いはない」
おしむは観念して海中に身を投じてしまいました。
大鬼は残り一匹となりました。
「えっと、最後の大鬼は…」
人魚姫が資料を調べている間にお供三人は大鬼とその配下の小鬼と対峙します。しかし、この大鬼に率いられた小鬼は動きが統一されていません。
「何だ。こいつら一番弱くね?」
キジが楽々と左側を破って言いました。
「キジ、危ない!」
「うわあああああっ!!」
キジは謎のオーラに跳ね飛ばされ、海中まで飛ばされてしまいました。
「その大鬼の名前はじーこ。神のオーラを前に、相手がことごとく最後に力尽き、また決定力を欠くという恐るべき特殊能力をもっているのだそうです!」
「くらえ、決定力不足!!!」
じーこが両手を広げると金色の光が輝きました。
「うわっ。相手(ゴール)があんなに小さく見える。これじゃ攻撃(シュート)が入らねえ!」
「…ってか何でじーこの敵であるはずの俺達が決定力不足をくらうんだ?」
オリー、そんなことを気にしててはいけない。相手は神なのだから。
決定力不足を喰らったズラタンとオリーがいくら攻撃してもウンともスンともなりません。逆に相手の統率の取れない攻撃がボディブローのように効いてきました。
「…このままだと奴の必殺技のボンバーヘッドでやられてしまう…」
オリーが焦燥を露わにつぶやきました。
「…オリー。何かこういう時を打破する必殺技とか持ってないのか?」
「…おまえ先輩には敬語を使えよ。残念ながらない」
「このサボりめが。俺様はこういう時のためにしっかりと編み出していたのによ。これさえあればどんな相手でもゴールを決められる。が、繰り出すのに時間がかかる。大体10分ほど立ち止まったまま集中することが必要だ」
「…仕方ない」
オリーは仕方なく1対1でじーこと相退治することになりました。
フリーになるとズラタンは右手の二本の指に気合を充填させはじめました。
「…ズラタン光殺砲。充填開始」
さて、およそ10分ほどオリーはじーこと1対1で戦い、神のシュートを何本も受けながらも辛うじて死守していました。
そして隙を見てオリーはじーこを背後からはがいじめにしました。
「今だ。俺ごとやれーっ!」
「Proud of Sweden! ズラタン光殺砲!!」
ズラタンの指先から放たれる黄色い光線がオリーとじーこを貫きました。
「オリー!」
人魚姫が叫ぶ中、二人は海中に沈んでしまいました。
「ああ、私がドラゴンポールを集めるがためにキジだけでなくオリーまで…」
「別にいいじゃん。どうせドラゴンポールが七つ揃った時に一緒に生き返らせればいいんだから。さて、お宝お宝。そういや、俺様神を倒したのだし、次の神様になっちゃってもいいんじゃないか?」
ズラタンの言葉には実も蓋もありませんでした。

人魚姫を脱線して桃太郎の要素を入れてみようとしつつ、でも桃太郎も普通に脱線してしまっているのが…

勝てなかったよう…

2006-09-14 05:52:45 | サッカー
コペンハーゲン 0 - 0 ベンフィカ
日本中がセルティックの試合を見ているだろう中、敢えて前半途中まではこちらに集中。
まず、ベンフィカが予想外にダメでした。ルイ・コスタがいないせいなのかもしれませんが、長いボールで狙う展開がほとんどでシモンもヌーノ・ゴメスもほとんど目立たず。
去年もセットプレー以外はそれほど強いチームではなかったですが…
コペンハーゲンはトップ下に入ったグロンケアが何度かチャンスを作りますが、自身が外したりしているうちにケガで替わってしまった模様…orz。
リンデロートがいい位置でのFKを外したりしている内に0-0。そうしている内に結局点がドカドカ入っている方に移行。
後半はベンフィカペースのような感じでしたが、結局0-0。

痛い。正直前半のうちに決めて勝ってほしかった。アヤックス戦ではそれはアウェーで勝ちましたけれど、そういうのが何度も続くとは思いませんでしたし。
で、次はそのアウェーで相手がセルティックなわけですが…
セルティックは中途半端にボールを保持するチームなので、囲い込んでサイドからの速攻でたたみかけられればいいんですけれどね。セルティックのサイドの守備はかなり緩いですし。
そのあたりはイェスパーの体調次第という部分がありますかね。あとはアルベックが戻ってくる分、多少決定力もマシになるでしょう。あくまで多少はですが。

マンチェスター・ユナイテッド 3 - 2 セルティック
35分からこの試合を見てみたわけですが、ユナイテッドが攻勢です。というかセルティック中もダメ外もダメ、中盤はグラヴェセンだけという感じです。
そのグラヴェセンがかわされて、あっさりとサハにやられました。細かい経緯は俊輔のFKのせいで忘れましたが(笑)。その俊輔の44分の直接FKのゴールはこれは素晴らしいFKでしたね。35分から前半終了までは出番はこれだけという感じでしたが。
ナイスゴールを見せられたユナイテッドはカッカして怒涛の攻めを展開…ただロスタイム2分では取れません。結局前半は2-2と何だか派手な展開です。

後半早々にスコールズがグラヴェセンのパスをカット。そこからサハが抜けてGKとDFをひきつけて左のスールシャールへ。これをしっかり決めてユナイテッドがあっさり勝ち越し。北欧人のゴールが見られたのでとりあえず満足です。ミスをしたのも北欧人ですが…
10分過ぎるとどっちも緩くなってきますが、双方が同じく疲れると当然ユナイテッドペースというか、セルティックDF陣が連携ミスなど単純なミスを次々連発しております。当然サハやルーニーが次々決定機を作りますが、枠外やボルッチのセーブで何とか点にはさせません。
スコールズが下がって以降はセルティックの攻撃機会も増えますが、最後一押しもニ押しも足りないという感じで、結局3-2.
セルティックは途中2、3点取られても不思議でない時間帯もありましたが、自信をなくさずに済みましたかね。

リヨン 2 - 0 レアル・マドリー
完成度を考えると順当ですかね。
でもどうでしょう。守備組織で勝つチームを完成させながらシーズンを戦う…メレンゲが途中で頓挫するような気もしてきました。
ディナモ・キエフ 1 - 4 ステアウア・ブカレスト
ステアウアはチームのメンツを見ると結構去年のUEFAベスト4のメンバーが残っていますし、完成度は高いのかもしれませんね。レアル・マドリーを食うとなるとかなりの幸運が必要でしょうけれど…

ポルト 0 - 0 チェスカ・モスクワ
ハンブルガーSV 1 - 2 アーセナル
リーグでイマイチですしアーセナル苦しいかなと思っていましたが、前半10分で相手GKが退場したらそれは勝ちますね。

アンデルレヒト 1 - 1 リール
ACミラン 3 - 0 AEKアテネ

まあ、ミランは確定でしょうけれど、その下がどうなるのかは何とも見えませんね。