川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

J1・第22節

2006-09-09 22:14:36 | サッカー
FC東京 1 - 3 ヴァンフォーレ甲府
個人的にはドローかな~と思いながら味スタに行きました。順当にいけば東京のチーム状態は良くないですし甲府が勝つべきですが、アウェーですし、石原がいないので厳しいかな~ということで。
いらぬ心配でしたね。
前半は3点取るまで甲府のペース。FC東京にも決定機が三つありましたが、全部甲府DFとGKの大きなミスが絡んでますのでゲーム全体を甲府が支配していることには変わりありません(笑)。ボールへの執着心が違いすぎ、これではいくら1対1で技量差があろうと話になりません。正直倉又さんは何を言って選手を送り出しているんだろうと思いたくなります。甲府はボールを取ると縦への早い展開を常に狙っており、また常にトライアングルを作ろうとする動きが明快で痛快な感じです。
で、CKから先制点。CK自体はクリアされたのですが、ファーに流れたボールを茂原が「とーっ!」と無理に足で合わせたところ、当たっただけで威力のないシュートがそのままゴールイン。
ついでFKから甲府の誰かがPA内で奇妙な倒れ方をしたと思ったら藤山に引っ張られていたようでPK。バレーがきっちり決めて2-0。
更に中盤で一度ボールを奪われた甲府が早いチェックで奪い返し、裏に走ったバレーへ。バレーがジャーンを振り切って冷静に3点目をゲットし、36分で0-3。一度奪ったのでジャーンがバレーから目を離し、そうしたらあまりにあっさり取り返されてそこを突かれたわけで…正直離したジャーンも取られた選手も問題あり。バレーについては徳永も目を離しているシーンが多かったです。というか徳永は悪い意味でJに慣れてしまったのかここ何試合か手抜きをしているように見えるプレーがちらほらと。
0-3になってようやくFC東京の個々の選手にボールを奪おうという意識が芽生えてきましたが、逆に言うとそこまでやられるまで漫然としていたわけで。

後半。
甲府側にたってみると開始10分くらいはFC東京が必死に攻めてくるだろうから、それを凌いでカウンターの機会をうかがえば、追加点も取れるだろうと思っていたら、GKの阿部が……味方のパスを即座にセーフティクリアするでもなく、自分のものとしてはっきりトラップするでもない状態でいるうちにボールをルーカスにかっさらわれてそのまま無人のゴールに流し込まれるという…即サブ降格を命じられても文句が言えないミスで失点。
ただ、その後しばらくはFC東京の配置替え(前節に続いて後半開始早々に2人交替。これも倉又監督の落ち度というよりないですね)に戸惑っていた甲府も10分過ぎには落ち着きを取り戻し、30分くらいまではややFC東京ペースもどちらも決定機が多くなる…ただ、スペースが出来てきたんで即フィニッシュまで持ち込めますが、どっちもフィニッシュの精度が悪いです。

終盤は甲府の足が完全に止まり、そうなると一対一で勝てず、運動量でも勝てずで一方的でな展開に。しかし、FC東京の選手は皆ゴールをあげれば処罰されるかのごとく、恐怖心が先立ってシュートしているような印象で、ことごとく枠を外れてしまいます。
そんなこんなで1-3で終了。甲府は阿部のミスがなければ途中で諦めたであろうFC東京から更に2点くらい奪って0-5で快勝できたのではと思います。後半は自分達で苦しい試合にしてしまいました。阿部は自分のポジションをよく考えて猛省してほしいですね。勝った試合で、好セーブも連発していただけに尚のこと。

さて、FC東京は順位的に降格を心配するほどのものでもないですが、かといって上を狙えるものというわけでもありません。
だから目指すものもなく漫然とプレーしてしまいたくなるのも分かりますが、前途ある選手達がこんな試合を続けて短い選手生活の大切な時間をムダに浪費してしまうのかと思うと何だか哀しいですね。

ジュビロ磐田 7 - 0 アルビレックス新潟
これまた派手に取ったものです。

横浜F・マリノス 1 - 2 川崎フロンターレ
我那覇はいつものように後半25分過ぎにあえなく交替…ここまでチーム内で立場の軽い日本代表FWって彼くらいでは。

ガンバ大阪 3 - 1 セレッソ大阪
大久保外して西澤1トップで名波使った方がよかったんじゃないかって気がするんですけれど…

ジェフ千葉 1 - 3 清水エスパルス
そろそろサカマガかサカダイに「長谷川健太の目指すチーム」とか特集が組まれるかも(笑)

サンフレッチェ広島 0 - 0 名古屋グランパス
大分トリニータ 0 - 0 アビスパ福岡
福岡や広島にとっては1でも大切です。

痩せすぎはNG

2006-09-09 15:29:08 | 日々のニュース
スペインのファッションショーが痩せすぎのモデルを出さないという珍しい措置をとったのだそうです。

【こぼれ話】やせすぎモデルはファッションショーへの出演禁止=マドリード(時事通信)

確かに太るのが嫌~という強い拒否観念をもっていると拒食症になるとかそういう話はありますから、あまり痩せすぎモデルをもてはやすのは良くないという部分はあるかもしれませんね。
また、そもそも健康面でも脂肪とかコレステロールもありすぎるともちろんダメですが、少なければ少なかったで体に悪いという話もありますし、実際には小太りくらいがちょうどいいっていうのもありますしね~。痩せすぎは痩せすぎで実は体に良くないわけで、そういう観点では確かによくないのかも。

ただま、痩せているモデルを追い出すとなるとこれはこれでまた強引という気もします。自己節制の強要などの悪影響を与えるとか言い出すとスポーツ選手とかもそうなわけですしね~。一日中トレーニングしているのは一見体に良さそうで、実は体内の細胞を傷つけているとかいう話も…
ピッチャーの投げる動作、サッカーのヘディングなんかの強要は自己破壊に至るから危険だなんてことになるとなればちょっとなぁ。ボクシング廃止論なんかにもつながりそうな気がしますし。

そもそも実際のモデルさんは年がら年中痩せているというものでもないでしょうしね。年中緊張した体型を維持していると健康面ではよくないということで、オフシーズンとかは体重一割増しで脂肪を帯びているんじゃないかと思いますが。
「私達だって太っている時期もある」、「脂肪を減らすために効果があるから週に一度は沢山食べている」くらいの宣言でもしてもらった方がいいのではという気もします。

Rapunzel 5

2006-09-09 14:55:03 | その他
[前回までのあらすじ] → ラプンツェル  → いばら姫
野菜と引き換えに妖精に預けられたラプンツェル。塔で育てられたラプンツェルは王子様と密会していましたが、それがバレて
一方、王子様は世紀末覇王を名乗り、ラプンツェルを探して波乱万丈の旅を続けておりましたが…

さて、いばら姫の嫁いだ国と、隣の国が小競り合いを起こしました。
小競り合いとはいいつつも、相手の世紀末覇王が自ら出馬してきたので激戦となりました。
世紀末覇王の名にふさわしく、本人も馬もすさまじい戦いを繰り広げています。
部下が恐ろしげな顔で言いました。
「しかし、馬の方も恐ろしいですな」
「うむ。さすがに黒王…じゃなくてオペラオー。世紀末のGⅠを震撼させた馬の中の覇王だけのことはある」
王子様は鎧を脱ぎました。
「やはり奴とは私が決着をつけなければならない」
覇王も王子様に気付きました。両者が相対峙します。
「むっ。貴様、構えは?」
覇王が王子様の無防備な姿に驚きました。
「私の拳は帝王の拳。構えとは防御を意識したもの。帝王たる私に防御はいらぬ。ただ前身制圧するのみよ!」
王子様が覇王に飛び掛りました。覇王は一瞬驚いたものの…すぐに反撃します。
「ほうりゃ!!」
覇王の剛拳が飛んできます。王子様は成す術もなく吹き飛んでしまいました。
「ぬ、ぬぬぬぬ…」
「秘孔キルケゴールを突いた。おぬしは『死にいたる病』に冒されている。あと5秒ののちに喀血し、残された余命はあと半年」
覇王の宣告にも王子様は余裕です。
「なら数えよう。5、4、3、2、1、ゼーロ」
王子様は平気です。
「ムムッ?」
覇王の自信に満ちた表情が揺らぎました。
「…覇王。おまえは恐ろしい奴よ。この私の遥か上をいく強さだ。だが、お前に私を倒すことはできん」
王子様が飛び掛りました。
「お前はこの私の体の中を流れる聖帝の血に負けたのだー!」
王子様がオーラを飛ばしました。覇王は「ぬうっ」と両手でブロックしますが、流れるオーラが地面を砕き、覇王の足元は揺らぎました。
「ぬ、ぬぬっ? うわーーーーっ!!」
覇王となった王子様は人生二度目の転落。
崖の下を流れる川へと落ちてしまいました(そんなところで戦うなよ…)。
「…倒したのですか?」
と部下が駆け寄ってきました。王子様は川を見て首を横に振ります。
「…いや。奴も世紀末覇王を名乗る男。崖から落ちたくらいで死ぬとはとても思えぬ。だが、ひとまず今は時間稼ぎをすることができるだろう」
王子様がそう言い、戻ろうとすると、オペラオーが目の前に立っていました。
「……主人の仇討ちをしようというのか?」
しかし、オペラオーは一声いななくと、そのまま覇王の落ちた川底へと飛び込みました。
「…何と、馬が主人を追って飛び降りるとは…」
「さすがにオペラオー。世紀末覇王の馬だけのことはある。私もあのような馬に乗ってみたいものよ」
「メイショウドトウでも探してきましょうか?」
「いつもちょっとだけ負けそうで嫌だ」
王子様はそう言って自分の愛馬にまたがり、愛するいばら姫のもとへと帰っていきました。

さて、塔を追い出されたラプンツェルは色々な保護を受けながら、川下の村で生活をしていました。
ある日、ラプンツェルは洗濯をしようと川に向かいました。するとどうしたことでしょう。大きな馬が水をチビチビ飲んでいます。その、およそ馬とは思えないくらいの巨馬はラプンツェルに気付くと、トボトボと歩いてきました。そして小さくいななき、森の中へと歩いていきました。
「…私についてこいと言っているの?」
ラプンツェルは首をかしげながらも馬を追いかけることにしました。
馬は茂みの一角で足をとめました。そして、堆く積まれた干草をはいでいきます。中に一人の重傷を負った男の姿がありました。
「まあ、これは王子様…!」
ラプンツェルには傷だらけの覇王がかつて自分の住む塔に来てくれていた王子様であることが一目で分かりました(ようやく話が戻った[笑])。
ラプンツェルは王子様を自分の家へと連れていき、手当をしました。その甲斐あって、しばらくすると王子様は意識を取り戻しました。
「…う、うぅ…」
「王子様、私です」
「そ、その声はラプンツェル…?」
王子様は驚きました。しかし、長年追い求めてきたラプンツェルの声を聞き間違えるはずがありません。
「…また会えるなんて夢のようだ。しかし、残念ながら今の私には君を見ることができない…」
ほぼ忘れられているかもしれませんが、王子様は塔から転落したショックで目が見えなくなっていたのです。ですので、ラプンツェルを見ることは叶いません。閉じられた瞳から涙がツーと流れ落ちます。
「…王子様…」
ラプンツェルも涙を流しました。
その滴が横になっている王子様の顔にかかり、目にかかりました。
そのとき、奇跡が起こりました。
「…おや? 目が?」
「…王子様?」
「見える。見えるよラプンツェル! この部屋が、そして君の顔が!」
「ああ、王子様!」
ラプンツェルと王子様は抱き合いました。二人はその後、幸せに暮らしたそうです。

めでたし、めでたし。

…今回ニュースがないけど、とりあえず終わらせたかったので(笑)……

セリエ開幕

2006-09-09 12:15:43 | サッカー
U-21欧州選手権・プレーオフ
セルビア - スウェーデン
チェコ - ボスニア・ヘルツェゴビナ
ロシア - ポルトガル
フランス - イスラエル
イングランド - ドイツ
イタリア - スペイン
ベルギー - ブルガリア
スウェーデンのアンダー世代、人が全くいないわけではないですが、現状とってもすごいという選手がいるというわけでもありません(敢えて言うならファルネルドくらいか。S・ラーションはどうなんだろう?)。
セルビアの状況は分かりませんが、楽な試合にはならないでしょう。でも、頑張ってほしいものです。

セリエA開幕
ユーヴェがいないということで「寂しい開幕」とか言われていますが、それは仕方ないような気がするんですけれどね。
まあ、減点のないインテルとローマが候補になるんでしょうね。ミランは強いんでしょうけれど、トップクラスのFWが3人でうち一人が怪我がちのピッポというのがどうしても引っかかります。一人ケガして一人サスペンションだとグルキュフ+カカーを下に置く1トップみたいな形になるのかってところがありますので。
どっちが有利かっていうと、相変わらず沢山出入りのあるインテルよりはローマって気もしないではないです。財政難から本来放出が多いはずのチームがスキャンダルの影響もあって現状維持ができたわけですので、選手の間にも「できるぞ」という意識があるかもしれません。
インテルはまあ、戦力を巧く使えば当然一番近い位置にいますし、亡きファケッティのためにというファンやフロントの思いが選手に伝われば、でしょうか。
波乱を起こしそうな中堅あたりは正直スカッドを見ていてもピンと来ないですが、そもそもここ数年実力を出し切れていなかったウディネーゼ。あとは戦力値ではビッグクラブに次ぐパレルモあたりでしょうか。
個人的には主力が軒並み残留したカリアリがスアソの大爆発もあって序盤の台風の目になんてのも期待しております。

大黒は間に合う、小笠原は間に合わない
開幕戦までに就労ビザが間に合うかという問題。
加入が決まったのは小笠原の方が早かったのですけれど、手はずが悪いということなのでしょうか。

ルーニーが暴行事件
 記事を素直に読む限り、明らかに相手の方が悪そうなんですけれど(同業者だし)…
まあ、目をつけられているから叩いてみたら埃が出るかもみたいな事件ですかね。マイク・タイソンの周りに事件が耐えなかったのと似たようなものでしょう。