川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

天王山第一Rは1勝1敗

2006-09-13 22:49:39 | 野球
必勝体勢のライオンズは先発にエース松坂大輔。さすがのピッチング。
対するファイターズも武田勝が頑張ってほしいところでしたが、4回に江藤が満塁ホームランでこれでほぼ勝負あり…ベースランニングをしている江藤に対して松坂が笑いながら帽子を脱いで敬礼している姿が全てという感じでした。武田は簡単に入ってしまったのも痛かったですけれど、むしろ前のバッターの中村に死球を与えて満塁にしてしまったのが痛かったですね。
4点をもらった松坂はスイスイと。打線は8回に2点加えて駄目押し。これは打線がというよりこの回から上がったトーマスの自滅でしたけれどね。拮抗した戦いをしている中、一人で満塁にしてしまった上に打たれては…

松坂は完封で防御率・最多勝などでもホークス斉藤和巳に肉薄。防御率1点台、共に15勝以上で負けは4つだけというこの異次元での戦いは最後まで続くんでしょうね。プレーオフがあるだけに、最後タイトルだけ意識してというのもあるいは難しいかもしれませんし、最後まで投げ合ってほしいものです。

結局、天王山第一ラウンドは1勝1敗。上を行くライオンズとしてはこれでもいいのではないでしょうか。
続く第二ラウンドは来週頭にインボイスでホークスとのニ連戦。ただ、それ以外は下位のイーグルス、ブルーウェーブ、マリーンズとの試合とむしろ勝てるゲームが続いていますから、このあたりをきっちりと拾って「ニ連敗してもいいや」くらいで持ち込める展開になれば理想でしょう。
ファイターズは9月末で札幌ドームでホークスとのニ連戦。これが順位を直接決める二試合になる可能性もありますね。あるいは、そのままプレーオフまで続く5連戦になるなんていうことも…

スワはまたまた中止。まあ、この雨でやられても行きたくないですが。
この三連戦のどこかに行こうと思っていたのですが、明日も天気にならないでしょうし、三日とも中止になりそうな予感です(笑)。秋風すさぶ神宮に行くのも何か嫌だな~。まあ、「牛島また会おうな~」とか叫べますけれど(笑)

飲酒運転防止の車開発へ

2006-09-13 20:23:58 | 日々のニュース
飲酒運転に関する話は最近一向になくならないですね。
そうした流れと世論の怒りを考慮してか大阪地裁は求刑以上の刑を下す判決を飲酒運転の事件に出したのだそうで。それはそれで「偶然判決時に飲酒事故が増えたせいでそれ以前に犯した刑罰が重くなるのは公平性を欠くんじゃないの」という気もしますが。まあ、求刑以上の判決を禁止する条文などないそうなので自由なのでしょうけれど。

ま、それはさておきまして以前、飲酒運転というエントリにおいて、「乗ってる側を罰する一辺倒だけではなく、飲酒者がいたら分かるようにする車でも開発したらいいのでは」と書き、「無理かなぁ」と思いつつもトヨタやニッサンあたりがやってくれればと書いていたところ…
何と日産が本当にそういう車を開発するつもりなのだそうで。ただし、外から分かるというようなものではなく、そもそも飲酒者がいたら動かないというより強烈かつ効果的なもののようで。
デイリースポーツの記事
日刊スポーツの記事

自動車産業とアルコール産業との間の衝突とかもありそうで難しいのかなという気もしておりましたが、欧州などでは普通にやっているそうで、できるのなら早いうちにやってほしいですね。
刑罰を重くしつつも結局はドライバーの意思に任せるのではなく、そもそも酩酊者が運転しているなら動かないという方が飲酒運転防止に確実なのは間違いないわけですし。

方法が運転者が呼気を吹きつけてアルコール度を検知してから動き始めるシステムと、酩酊状態では正確に打ち込めない数字を打ち込ませてからエンジンが始動するものとかあるそうですが、前者の方が確実という気はしますね。
これを見る限りでは今後開発される新車のみが対象となるのでしょうけれど、部品設置を義務づけさせるというのもありだと思いますしね。自動車の場合は登録制度を取り入れているわけですから、登録自動車について配布するとかそういうこともありでしょうしね。

あとは飲酒運転の話題が下火になって以降も、こうした動きがなくならないようにしっかりと世論などが監視しなければいけないということでしょうか。

こないだエントリを書いたらすぐに話が出たということでタイミングが良すぎますけど、別にマセラティの回し者でも日産の回し者ではありませんので(笑)

松井、復帰初戦4安打

2006-09-13 16:06:15 | 野球
ヤンキースの松井秀喜、さすがです。
左手首を骨折してからほぼ4ヶ月ぶりとなるメジャー復帰戦。
8番DHで出てくると初回にいきなりタイムリーヒット。この回いきなり9点。
なので松井がチームに乗せられた部分もあるのでしょうし、逆に松井も戻ってきたということでヤンキースの他選手が「ヒデキを楽な局面で打たせよう」という意識になったから猛攻になったのかもしれません。
その後も打つわ打つわで4打数4安打。5打席目はフォアボールで復帰戦は全打席出塁と完璧な内容だったようです。チームも大勝。
まあ、プレーオフ進出はほぼ確実で、目標はそこになるのでしょうけれど、今後少しずつ馴らしていってプレーオフで大暴れしてほしいものです。そうなると「マツイはやっぱり休んだ方がいいのではないか」ということになるのでしょうけれど。

もう一人の松井・稼頭夫の方はロッキーズでメジャー昇格後、まあまあの成績は残しているようですが、このままでは来季は巨人入りかなどとも噂されているようで。


野球ついでに、中々プロ志望届を出していなかった駒大苫小牧の田中将大投手が志望届を出したそうで。
行く気が確定しているのなら、早く出せばいいのにねぇと思ったりします(笑) 
5球団くらいが競合するということですが、果たしてどこに行くことになるのでしょうか。ちなみに斉藤佑樹指名で話題を振りまいていたスワは鷲宮の増渕竜義投手を狙っていることのようですが。こちらも競合が多くて果たしてどうなりますことやら。鹿児島工の今吉晃一を代打専門で獲得…とかなると面白いなぁとか思いますけれど(笑) 彼はケガもあるようですし野球は高校でやめると宣言してますから、斉藤以上にありえない話ですけどね。

大分の市議が市費で大分県代表の鶴崎工を応援しに行っていたということで批判を集めているという話がありました。まあ、市費で行ったことの是非自体も問題なのですが、例えばこの市議さん達が早稲田実業に大敗した鶴崎工の監督・選手に「負けたけれどまた明日があるから頑張れ」とか激励の言葉でも送っていたかどうかということでまた評価が変わってくるのではないかという気もしてきます。

CL初戦

2006-09-13 14:48:54 | サッカー
A:バルセロナ 5 - 0 レブスキ  チェルシー 2 - 0 ブレーメン
どちらも順当というところでしょうね。ブレーメンは惜しいチャンスもあったようですが、粗の少ないチームが相手となるとモロさを露呈してしまう感があります。
B:スポルティング 1 - 0 インテル  バイエルン 4 - 0 スパルターク
インテルが苦杯を喫したのは少しメンツを落としていたことを考えると特に不思議なことではありませんが、ヴィエラが退場したりと色々問題山積みのよう。スパルタークはやはり寒いモスクワの地の利が頼りというところでしょうか。
ガラタサライ 0 - 0 ボルドー  PSV 0 - 0 リヴァプール
2試合ともスコアレスドロー。稲本は俊輔に先立ち先発出場でフル出場。シュートを打つなど存在感もあったようです。
ローマ 4 - 0 シャフタール  オリンピアコス 2 - 4 バレンシア
バレンシアはモリエンテスのハットトリックで逆転勝ち。ローマは快調にスタート。

E~Fの試合もスタート
セルティックはオールドトラッフォードでユナイテッドと。
コペンハーゲンはホームでベンフィカと。ベンフィカはルイ・コスタが出られない見込みだそうでその部分でコペンハーゲンに若干チャンスありというところでしょうか。アルベックが出場停止なのでFWはベルグルンとピンポンあたりでしょう。スウェーデン代表クラスとガーナ代表の準レギュラーという非常に微妙な組み合せです(笑)
リヨンとレアル・マドリー。HSVとアーセナルあたりはどう転ぶか分かりませんが、後はあまり波乱らしい波乱もないような気はします。
無論コペンハーゲンとベンフィカはコペンハーゲン勝利ということで(笑) あまり期待しておりませんが。

ヘラクレスの会長が平山を一刺し
彼は学業に専念したいというから退団を認めたんだ。Jクラブへの移籍は想定していなかった。だから移籍金を払え~みたいなことを言っているのだそう。
FC東京はすぐにでも使いたかったらしく、結構慌てているとか。

オークランドシティが日本人を獲得?
クラブW杯に出るオセアニア代表なわけですが、このチーム元々アマチュアらしくFIFAからも選手を獲得してくれと裏で要請されているという話があります。そんなチームにオセアニア枠としての出場権を与えたのは誰なのかと聞いてみたい気もしますが(笑)
川淵キャプテンもそれを受けて「ヒデあたりに頼んでみよう」とかおふざけたことを言っているそうですが、オークランドシティの立場は一体どこに?

SR家本氏、1ヶ月の研修を課せられる
とかく判定が話題になるある種の名物レフェリー。
しかし、8月30日の名古屋-鹿島戦があまりだったそうで(見ていないのでよく分かりませんが)遂にJも我慢しきれずにこのような措置を下すことになったのだとか。
まあ、選手に出場停止があって審判に出場停止がないのも変といえば変なのでそれもアリでしょう。
でも、研修なんかさせるよりかはJの各チームと話し合いの場をもって、具体的にこのあたりが不満だとか忌憚なく話し合う方が有意義な気も…

Den Lille Havfrue 3

2006-09-13 13:48:24 | サッカー
[前回までのあらすじ]
遭難する船から王子様を助け出した人魚姫。しかし、多くの人を見捨ててしまったことを糾弾され、ドラゴンポールを探すことに…

「…で、人魚の足をどうするかなんですけれど」
人魚姫が尋ねると、がちょう番の娘は妙な幼虫を取り出しました。
「ここに寄生虫超人サタンクロスの幼虫がおりますが…」
「そんなの嫌です!」
「じゃあ、魔女に何とかしてもらうしかないですね」
「とすると、私の声がなくなるのですか?」
「『人魚姫』ではそうなのですが、貴女が一言も喋れないとなると話が脱線する上では大きく支障を来たします。実は高貴な私が頼んで何とかしてもらいましょう」
「本末転倒な気がするのですが…」
「世の中そんなものです」
こうして人魚姫は魔女に薬を作ってもらい、魚の尾ひれだった下半身は人間のものとなりました。
「じゃが気をつけるのじゃぞ人魚姫。もし、おぬしの恋焦がれる男が別の女性と結婚したら、おぬしは泡となって消えてしまうのだからな」
警告を胸に、白雪姫は魔女の祠を出ました。
「これをあげましょう」
がちょう番の娘は小さなレーダーを渡しました。
「ドラゴンポールの場所を示すレーダーです。早速使ってみましょう。あら…近くの沖合いの島に一本あるみたいですわ。しかし、ここは鬼が島と呼ばれる危険なところです。ここには凶暴な鬼が何人も住んでいて、貴女が行ってもそのまま食べられてしまうのがオチでしょう」
「そ、そんなところからポールを取ってくるのですか?」
「頑張ってください」
がちょう番の娘はレーダーを渡して、十字を切ると、そのままがちょう達を連れて去っていってしまいました。
「うぅ…何かよく分からないけれど、とにかく鬼が島に行ってドラゴンポールを取って来ないといけないのね」
人魚姫はガックリしながらズラタンを連れて浜辺を歩きました。
しばらく進むと森が見えてきました。人魚姫は森の中に頼りになる仲間がいるかもしれないと思い、中に入ることにしました。
「ワンワン(訳:俺様は面倒だからここで休むからな)」
ズラタンはゴロリと横になりました。
「そんなことを言わないでください。鬼さんを退治できたら、ドラゴンポール以外の宝物はあげますから」
「ワンワン!(訳:お~っ、やる気がみなぎってきた。俺様はやるよ)」
ズラタンは喜び勇んで人魚姫の後を追います。
森の中、しばらく進むと地面に太い線が引いてありました。
「この線は何でしょう? いかにも超えてはいけませんという雰囲気ですが」
「通過するんじゃねえ!」
大声をあげて一匹のゴリラがダイビングしてきました。
以下、動物語略

「このオリーがいる限り、このラインは一歩たりとも通させん」
オリーと名乗るゴリラの台詞にズラタンが悪辣な笑みを浮かべます。
「俺様は通りたいところを通り、食べたい時に食べ、寝たい時に寝る。気取ってんじゃねえぜ!」
ズラタンは問答無用で横を抜けようとしました。が、ゴリラはより俊敏な動きでズラタンの首根っこをつかみ、そのままぶん投げてしまいました。
「ズラタン!」
「…痛ぇぇ。ただ、通ろうとしただけでここまでやるこたぁねえだろ」
「俺はゴールを割られるのが何よりも嫌いなのだ。
注:2002年9月、当時のドイツ代表GKオリバー・カーンはオフサイドの笛を無視してゴールを決めたブルダリッチの首を掴んでぶん投げて警告をもらったことがある(ぶん投げたというほどのものではなかったけど)。
俺の足がこの線より下がった時、部下には強弓で俺を射抜かせるように命令している。俺はそのくらいの気概をもってゴールラインの上に立っているのだ」
「むぅ。ならば、俺様は皆の悲しみを背負ってお前をラインの後ろにまで引かせてやる」
「無理ですって」
人魚姫はオリーと交渉を始めます。
「鬼が島の鬼を退治したいので協力してください。バナナあげます」
「バナナ寄越すんじゃねえや!」
オリーは一部で「ゴリラ」のニックネームを頂戴していましたが、試合開始前にバナナの皮を投げられるのが嫌いでした。
「しかし、あとはきび団子しかないです」
「まだそっちがいい。あとは鬼のお宝だ」
(鬼の宝は誰かから奪ってきたもので、その上前をはねるのは…)
人魚姫には憚られるのですが、ズラタンに認めてしまった以上オリーにダメとも言えません。
「商談成立。これで犬と猿が揃ったわけだ。あとはキジだけだな」
オリーはゴールラインを離れると冷静な実業家でした。
「この近くにキジがいるだろうか」
「あのぉ…」
「うん、今声がしなかったか?」
「ここだよ~」
「おや、何か小さなキジがいるぞ。お前は誰だ?」
「キジです。キジマリョウスケ」
ズラタンとオリーは顔を見合わせました。そして「誰?」と。
「以前横浜マリノスと大分トリニータでプレーしていて愛称がキジです。現在は東京ヴェルディにいます」
「随分また地味なところから」
他にキジがいなかったので仕方ありません。

犬・猿・雉を仲間に加えた桃太郎ではなくて人魚姫。
さっさと鬼を退治してもらい、話を進めてもらいましょう(笑)