川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

ナビスコ決勝は鹿島-千葉

2006-09-20 21:37:09 | サッカー
ナビスコ準決勝
結局横浜にも千葉にも行きませんでしたので結果のみ。
横浜F・マリノスと鹿島アントラーズは2-1でマリノスが勝ち、トータル2-2ながらもアウェーゴールで鹿島の勝利。柳沢が久々に仕事をしたということになります。
千葉と川崎はホームの千葉が11分で2点を先制しながらも結局同点に追いつかれて2試合トータルも4-4で延長戦。その14分に阿部がPKから決勝点を叩き込んで試合を決めたよう。
ハーフタイム中にベンチの井川が退場するなど、中々色々なことがあったゲームだったようです。
決勝戦は鹿島-千葉ということで、鹿島は10冠へ。千葉は連覇を目指す試合になるわけですね。

プレミア不正工作疑惑。ヒデのいくところ不正あり?
ペルージャからローマに移籍したときも一部の移籍金が不正処理されたなんて話がありましたね。まあ、もちろん、本人に責があるわけではないんですけれどね。
ボルトンに移籍した際に監督へと裏金が動いていたという話があるのだとか。もっとも裏金を受け取っていたのはアラーダイスに限らず、現在好調のポーツマス監督のレドナップも代理人と禁止された形で接触をしていたとか、過去現在を含めて18人くらいの監督にそうした話があるらしいということで。
プレミアもこの話でしばらくうるさくなったりするんですかね。
追加:現時点で以下の人物あたりの名前が出ておりました。
ボルトン監督:サム・アラーダイスと息子のクレイグ・アラーダイス
ポーツマス監督:ハリー・レドナップ
チェルシーユースコーチ:フランク・アルネセン
ニューカッスルコーチ:ケビン・ボンド
代理人:ピーター・ハリソン、テニ・ヤリマ

U-21神戸に勝利とか
練習試合ですから何ともいいようがないですけれどね。谷口や前田あたりの出来がよかったらしく、逆に平山はさっぱりだったようで。
まあ、今度の中国戦では前回の選手+今回の一部という感じになるのではと思っておりますが。

マテラッツィの胸は強い
そんなCMが流れているのだとか。ボールや4WD車も胸で受け止めているのだそうです。
当然、次はジダンが頭突きで大木やビルを破壊していく続編があり、第三弾でその両者が激突…なんてことになったら面白いなぁと(笑) まあ、内容以前にマテがナイキでジダンがアディダスですから、ありえないでしょうけれどね。

ロビーニョ「スペインは本当の自分を知らない」
まだまだ自分はこんなものではないという自信の表れでマドリディスタにとっては頼もしい限りでしょうが、結局本当のロビーニョを知ることなく彼自身がスペインを後にしてしまうのかも…(笑)

Keiserens nye Klader

2006-09-20 20:18:26 | 日々のニュース
人魚姫とズラタンの旅はまだまだ続いておりました。
ある日、二人は闘犬の会場のそばを通りました。
「ズラタン、あなたなら優勝できるのではないでしょうか?」
人魚姫は何気なく言いました。
「もちろん、俺様なら優勝できるとも」
ズラタンも頷きました。
「しかし、今の俺様はあまり人様の前に出るには良くない格好をしている」
「良くない格好? 青と黒の毛皮のストライプがとても奇麗ですけれど」
「いや、俺様に似合う色はやはり黄色!」
「…黄色なのですか?」
「おうともさ。黄色の毛皮は王の証!」
「日本における紫みたいなものなのですね?」
「そうともよ。ところが、俺様のための黄色い毛皮はラガーベックの野郎に取られてしまった。あの野郎門限に一時間遅かっただけで全部取り上げやがった。とんでもない野郎だ」
「でも、遅刻したのなら謝罪するべきなのではないでしょうか?」
「馬鹿言っちゃいけねえ。俺様は特別な存在なのだ。皆が12時までに帰らなければならないのならば、俺様は2時までに帰ればいいのだ。悪いのはラガーベックで俺様は正しい」
「とすると、ズラタン。あなたは…

駐車違反弁明、大半「腹痛で」…ネットの誤指南も影響(読売新聞)

『トイレに行ったから』などと言い訳はしないのですね?」
「当然よ。俺様はどこに車を止めても許されるってなもんだ」
「ですが以前、無料通行宣言書なんてものを高速道路料金所にたたき付けた人は100万円の罰金を請求されたと聞きました。まあ、前置きが随分と長くなりましたが、それならばそのラガーベックという人のところに交渉に行けばよろしいのでは?」
「そうだな。二度と偉そうな口利けねえよういっちょシメテやるか」
こうして、二人はラガーベックのところに行きました。
「俺様の黄色い毛皮を返せ!」
「…私からもお願いします」
ラガーベックは困りました。ズラタンの横柄な態度は頭にきますが、人魚姫が誠実に頼むのを無碍に断るのは心が痛みます。
「そうだな…それじゃ、特別なズラタンのために特別な黄色い毛皮を用意してやろう」
ラガーベックはそう言って二人の機織職人を呼びました。そして耳打ちをしてからズラタンのための黄色い毛皮を作らせるように命令しました。
しばらくして、ラガーベックは人魚姫を呼びました。
「俺様の毛皮なのに何で人魚姫が先なんだ。まあいいや。従者が俺様のためのものを持ってくるのは当然だからな」
ズラタンはふんぞりかえって、人魚姫を奥にやります。
人魚姫が部屋の中に入ると、ラガーベックは機織職人に「人魚姫に特別な毛皮を渡しなさい」と命令しました。持ってこさせると言いました。
「しかし人魚姫。今ズラタンのために作らせた毛皮は特別な毛皮で、バカには見ることができないのです」
「それは随分と特別な毛皮ですね」
人魚姫は驚きました。
「…じゃあ、私が見えないのはきっと私が馬鹿なのでしょうね」
人魚姫はとても性格のいい人だったので、機織職人の言うことを信じました。もちろん、毛皮などないのですが、二人の機織職人の渡す動作に応じて受け取る動作をして、ズラタンのところに持ってきました。そしてズラタンにラガーベックに言われたことをそのまま知らせました。
「……こ、これは随分といい毛皮だな。どれどれ。う~ん、いい出来だ」
ズラタンが悦に入っているので、人魚姫もやはり自分が馬鹿だからか、あるいは地上の者ではないから見えないのだろうと思いました。
「とっても似合っています」
「そうだろう。そうだろう。俺様にはこの黄色の10番がふさわしい」
すっかり満足したズラタンは人魚姫とともに闘犬会場に戻ってきました。
「あ~、君君。毛皮のない犬は警告だよ」
係員が止めますが、人魚姫が経緯を説明すると、係員も自分がバカと思われるのが嫌なのでズラタンの毛皮を褒め称えて参加させました。
参加するとズラタンは強く、たちまちのうちに勝ちあがりました。
さて、すっかり悪役となったがちょう番の娘がこの様子を見ておりました。
「バカには見えない服ね…クスッ。バカと馬鹿正直の組み合せにはピッタリだわ。貴女もそう思うでしょう?」
連れているがちょうに問いかけると、がちょうは「ガアガア」と哀しそうに鳴きました。
「私ならズラタンに黄色の毛皮のかわりに黄色の紙をあげて、会場からも追い出してあげるわ。それだとお後もよろしいしね」

さて、ズラタンは何時になれば自分の黄色い毛皮が実態のないものだと気付くのでしょうか?

続・遺跡と一体化

2006-09-20 13:21:42 | 日々のニュース
一昨日エントリーにした兵馬俑になりすまして身柄確保されてしまったドイツ人美術学生の無謀かつ偉大(?)なる挑戦。
管理している当局が「二度と同じようなことをしてはならん」という怒りをこめてか、あるいは「こんな面白いものは皆に見てもらおう」と思ったのか知りませんが、写真が公開されておりました。

兵馬俑に扮したドイツ人学生、警備員も思わず苦笑い(ロイター)

警備員が苦笑いをしているのも、身柄確保された当人が何とも言えない苦渋の表情をしているのにも笑えます。ちなみにこの服装、一週間かけて作り上げたとか話にありました。あと、動機については「遺跡を傷つけるつもりは一切なくて、あくまでも兵馬俑が好きだからだ」とか言っているのだそう。一応その釈明が通ったのか厳重注意の後に抗州に帰されたのだそうで。
実際になりすましている証拠写真などもありました。
中国版の記事
数分間瞬きもしなかったといいますから、相当そっくりさんなんだろうという気がしましたが、哀しいかな造形物に生ものが入るとくっきり分かり、何かバレバレという感じです(笑) 本人は気付かないと思ったんでしょうか。
あるいは兵馬俑の中に同じような服装をした自分が入り込むことで秦の時代の風を感じたいという悠久のロマンがあったのかもしれません。私にはそのようなロマンはありませんが…

なりすました写真の隣には保安員に連れ出されるパブロ氏の写真があるのですが、これがモノクロなのが何ともいえない哀愁をかもし出しております。

で、他に世界遺産関係でまたまた二つほど…
中国広東省の開平の望楼群が広東省で初の世界遺産になるかが話題になっているそうですが、最初これを「関平の望楼群」と思ってしまうあたり自分の中国回路が三国志中心であると思い知らされました(笑)
もう一つ、レバノンの世界遺産がイスラエルとヒズボラの戦闘などによって激しく損傷していて緊急に直す必要があるのだとか。こういう話はあまり聞きたくないのと同時に、タリバンが石像を破壊した時は色々話題になったのに、これが全く取り上げられない点も疑問に感じます。
故意と過失の違いがあるにしても貴重な文化遺産が損なわれているという点では同じなのですけれどね。

タイでクーデター

2006-09-20 12:10:15 | 日々のニュース
タイで陸軍が無血クーデターを起こしたそうです。
現段階(12時前)ではクーデターを主導していた司令官のソンティ大将が暫定的に首相の役割を担うのだとか。
で、こんなことを言っているのだそうです。
①今回の統治権の掌握は永久的なものではなく、できるだけ早く民主主義のもとに国民に統治権を返還する。
②現行97年憲法の停止。内閣、憲法裁判所の機能の停止。
③首相が不在の期間、革命団議長またはその指名した者がその権限を行使する。大臣については特別の指示があった場合を除き各省次官がその権限を行使する。
のような宣言をしているのだとか。
③の次官クラスが全部軍に呼び出されたという話もありました。
あとはお決まりの前政権批判。まあ、タクシン首相は総選挙で混乱を起こしたりしていましたし、腐敗政権だったなんて話もありますから、理解できないでもないですけれどね。実際賛同している人もいるなんて話がありますし。

タイでは相当クーデターも起きていて、国王もあっさり追認しているような雰囲気らしく、またタクシン首相も事前に情報をキャッチしていたとかで、本人は今NYにいて帰国する意思もあるそうですが(そういえば国連総会があるけれども、日本は自民党の総裁選があるということで首相も官房長官も出ないとかも話題になっていましたしね)、家族は前日までのうちにシンガポールへと飛んでいる模様。
国民もあっさりしたもののようで現在は平穏な感じのようですが、かといって何か起きないとも分からないですし、タイにいる人やこれから行く人には注意してもらいたいです。

タイが直ちに軍政になるとは思いませんが、今のところはあまりない各国(国連のアナン事務総長は「民主主義の過程を踏まえない権力委譲は許されない」と批判していたのだとか。まあ他所も概ねそのあたりに落ち着くでしょうか)の対応如何によっては強硬態度に出るなんてこともありうるかなという気がします。
こういう事態が起こると必要以上に介入してかえって事態をややこしくするアメリカみたいなのもいますからね。彼らにとってはタイとミャンマーやインドネシアでそんなに違いがあるという認識もないでしょうし。
また、イスラーム勢力もいるわけでややこしくなる前に何らかの道筋がついてほしいとしか言いようがないです。