アルバン・ベルク四重奏団の「ベートーヴェン四重奏曲全集」を聴いて 2021-05-09 10:36:12 | Weblog 音楽千夜一夜 第469回 モザールはやはりアマデウスやイタリア四重奏団の演奏を好む小生ですが、ベートーヴェンとなれば知・情・意を三拍子揃えたこのカルテットに指を屈せざるを得ません。 この7枚組CDは1978年から83年にかけてのスタジオ録音ですが、私の大好きな後期の作品132や135なども一片の晦渋さもとどめず楽々と弾ききってしまうその力量は憎たらしくも天晴れですな。 このせつはベルリンフィルも血迷いて得体の知れぬ若手が棒振る 蝶人