株式投資と邪馬台国女王、卑弥呼

"卑弥呼"と"株"。株は49年,古事記は30余年で、邪馬台国=北四国の独自見解です。

宇摩説の状況(裏話)1、テレビの出演依頼と宇摩説の現状

2008-03-08 00:10:16 | 日記・メモ・雑記

   はじめに

 大変ありがたいことに、ネットに宇摩説を書き始めて、時折、テレビ関係者から、出演依頼のメールが来る。その都度、お礼とお断りを書いて来たのだが、最近は無視の形になっているものがある。

 しばらく考えている間に、日にちが経過して、返事がし難くなったものだ。というのは、熟考の後に、辞退の返事が書きにくくなるためだ。そこで、返事も兼ねて、辞退の理由をブログに書いておこうと思う。失礼をご了承願いたい。

 テレビ出演と宇摩説(邪馬台国の北四国説)

 宇摩説は、古事記や倭人伝を主体に、考古学、民俗学、言語学、地名学など、特異な論拠によって、独自の新しい古代論を展開しています。このために、通常では古代論で言及しない話が多く含まれます。

 このため、テレビなどの番組で必要な物を検索すると、私のブログが入るようです。そこで、番組に必要な時は、出演依頼のメールが来ます。初めの内は、礼を言って、お断りしていたのですが、最近は返事が出来ていません。

 出演依頼を受けるか、断るかを決めないと、返事が出来ないからです。そして、数日の思案の後、一週間、10日を過ぎて、断ると成ると、何だか書きにくいので、そのままに成ったりします。

 確かに、宇摩説(北四国説)にとって、テレビで一言、「宇摩説、北四国説」と言って頂くと、大きな反響が起こるでしょう。また、宇摩説を知らせたい私にとって、テレビは大きな援護(力)になるでしょう。

 しかし、別の見方も有ります。つまり、大きなマイナスになることもあるでしょう。そして、まだ、宇摩説は全国的には、芽も出していません。0からの出発に近いといえるでしょう。この状態では、テレビ出演は無理だと思うのです。

 先に書いた、「江戸のしぐさ」の漫画には、以下のように有ります。

 芝三光(シバミツ、アキラ)氏の「江戸のしぐさ」も、普及が遅くて気にしていたらしい。そこに、テレビ出演の依頼があった。これで一気に広がると、喜んで協力したようだが、最後に、番組を断った(ドタキャンした)と言う。

 勿体無いようだが、私もこの気持ちが良く判る。特に、 宇摩説の場合は、知られてないのではなく、別の説「邪馬台国は九州か近畿」が常識となっている。だから、宇摩説で、「邪馬台国(高天原)は、北四国」と言うと、大方の人は引いてしまうのだ。

 これまでに、宇摩説を読んだ人は、現在の話では信じられない、真剣に古代を知りたい等々の全体の中では真剣で特異な人々に読んで頂いたように思う。このために、宇摩説が出て10余年になるが、広がりは少なく、まだ、知る人は皆無に等しい。

 思えば、古代史の好きな人は、多くても全体の一割程度であろう。この中で、多くが今の古代論で納得している。不満を感じる人は、この内の数パーセントであろう。多くても1割だろうと推測する。

 とすれば、邪馬台国の北四国説である宇摩説に興味を持つのは、テレビ視聴者の1%以下と成ろう。この状況で、宇摩説から番組への要望など出せる分けも無かろうと言うことになる。すると、先の芝光さんと、同じことになる。

  宇摩説の説明は長い

 宇摩説は常識と違った話をする。当然、納得してもらえる新しい説の説明が必要だ。しかも、相手の常識を変えほどの説明となると、大変な時間が必要である。私の実体験で、幾らか聞いてみようと思って貰えるのに、3時間程度掛かる。

 考えてみれば、相手は「邪馬台国は九州か近畿」と、小学校から教えられて、頭に染み込んでいる。これを変えるのだから、一筋縄で行く訳がない。つまり、宇摩説は論理的で具体的だ思ってもらうのに、先に言った時間が必要なのだ。

 このような宇摩説を、限られた時間内で作る番組で、一言、二言、要点を言っても、聞いてすらもらえないで、ピエロ役しか出来ないだろう。私はピエロでも良いのだが、「宇摩説」が道化になって排斥されたら、将来の日本のために成らない。

 他人はどう思うか知らないが、私は、将来の日本古代史の基礎を作ったと思っている。そして、この基礎によって、日本人の基礎的認識だ共通することを願っている。今の謎の古代史で、日本人の基礎がバラバラなのが現在の社会混乱になっていると思われるからだ。

 古事記の合理的、科学的解明によって判ったことが、多くの学問でも証明されるし、現在に残る多くの行事などの謎も解ける。そして戻って、宇摩説の補足にもなっているのだ。

  宇摩説は大事に育てたい

 先に言ったように、宇摩説は全国的には芽を出してない。地中で芽を育てている状況だといえるだろう。ここで、踏みつけられて破壊されたり、もう一つ、大きな努力が必要な、マイナスからの出発をする訳には行かない。

 将来の日本のために、宇摩説は地道に、しっかりと、根も幹も育てながら、天に向かって伸びたいと思う。また、そうしないと、育たない気がするのだ。何と言っても、周囲は「四面楚歌」という異質の認識に覆われているのだ。

  宇摩説がテレビに出る時

 夢のような話だが、宇摩説で特集が組めるようでないと、テレビには出られない。それほど多くの証明や補足がある。古代史だけでも多いのに、現在の謎まで解いているのだから、如何に多くの説明が必要であるか判るだろう。

 宇摩説が先進的な人々の間に、広がるまで、宇摩説はネットで地道に、補足を追加し続ける事になろう。だから、宇摩説は、私の命のある間にに、広がるかどうか、我が生命との競争だと思っている。

  終わりに

 しばらく、宇摩説そのものでなく、宇摩説の状況を思い出すままに、メモのように何度か続けて書こうと思う。

 次回は、ネットで宇摩説を書き出して、記憶に残るものを書こうと思っている。

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