ダウとTOPIXで判る市場判断(451)
イージス艦の情報流失事件で、本格的捜査が行われた。先の小池大臣が守屋次官を首にして、警察庁の次官にしようとしたことから、この捜査は小池前大臣の指示であり、功績を暗示させる。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/80160/
短期間だったが、小池前大臣はよくやったと、私思っている。安倍総理は、大物組閣と、防衛省の意向を配慮したのであろうが、留任が良かったものと思う。
後任になった高村正彦氏は、政局乗り切りには良いが、官僚の意見に乗りやすく、不味い人選の一人だと思う。省内の掌握が出来るのだろうか?また、戦後制度の見直しにも、この官僚言いなりを止められるのか、疑問が残る。
大物で乗り切ろうと言う内閣の中で、舛添要一氏を、問題の厚生労働省に抜擢したのは、諸刃の剣の気がする。その他、一人のアナリストの意見も参考に読んで見て、この影響が無いと言う意見に反論してみよう。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/finance/80156/
報道や評論家の意見は、間違い指摘や、反論して、自己の能力を高める作業になれるのが大事である。特に現状のように、左翼思想の人々が紛れ込んでいる状況には、絶対的に必要な知識である。そのまま自分の意見にしないこと。
さて、今日の相場は、日頃の私の意見に一致する。ニューヨークは、-56$だし、円は、50銭ほど高い。だから、何時もの調子で、-87円で始まり、直ぐに、-108円まで下げた。
米国機関投資家が、何時もの調子で売り、日本の機関投資家も何時ものように売ったものだろう。しかし、機関投資家の売りが途絶えると、次第に上がり始めて、引けは、30円ほど高くなった。
昨日はニューヨークが142$も高くて、円安なのに、日本は、52円しか上がらずだった。昨日から、連動・円安神話が崩れているから、後場も、続くようだと、二日続きの、常識破りとなる。私はこれが本来の形だと思っている。
ダウ 30.67 円 高 16,332.06
TOPIX 2.42 P 高 1,590.18
ダウとTOPIXを比べると、ダウの方が2割強高い。機関投資家が常識に従って寄りで売ったが、常識のように下がらず、上がり始めたので、あわてて、買い戻したと言うことを示している。玄人などと言うがこの程度である。
商いが、昨日に続いて、6.0億と、さらに少ない。この水準での市場参入は、売りも買いもやり難い亜ことを示している。上がると売られるし、下がると買いが出るから、こう着状態と言う所だろう。
サイコロは、今日はマイナスが外れる昨日はプラスが外れて、マイナスが入ったので、今日は、マイナスが外れてプラスが入り、逆になりそうだ。
こう着状態の後の相場は大きく動くので、上か下かを見定めたら、機敏に動くことが重要だ。動き始めた方にしばらく続くだろう。
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