私のブログは、卑弥呼と株になっている。一般の人は怪訝に思う人が多い。しかし、現に投資をしている人でも、不思議に思うようだ。
これは、日本人が歴史の認識を間違えているから、不思議に思うのだ。
物事は、テレビや、映画、ゲーム、パソコンのように、一気にその物が現れるわけはない。
本当は、長い時間をかけた、裏の部分があって、必要に応じて、必要な部分を目の前に現しているのである。しかし、これらは、現れた内容と、これを作った時間（計画、作業）は無縁である。
これらの特殊なものを省くと、全て、目の前にある物は、全て、目の前に至る歴史がある。部屋に飾る人形も、ここに至る歴史があるのだ。
株も、目の前に出てくる数字には、長年の歴史がある。下部の歴史は、チャートという、グラフにされているから、慣れてくると、グラフで、今後の予想が立つようになる。
この、予想ができる様になるにも、経験が必要だ。経験とは何か？これも、見方によれば、歴史である。つまり、投資とは、歴史の集積で、上手くなってゆくのである。
だから、金を出せば秘訣を知って儲かるなどということは無い。株は事故経験と、この経験の集大成なのだ。
ただ、むちゃくちゃに体験すれば良いと言うものでもない。これではお金が続かない。経験の時間が無く敗北してしまう。
だから、良い手ほどきをしてくれる本や、人は必要である。つまり、歴史を知る人から、助言を得ながら、経験を増やすのが最適であろう。
このように、株式投資も、歴史の塊である。投資に限らず、人間の知識は、歴史であるということなのだ。
このような、歴史に照らす投資を長年経験すると、株式投資は、歴史に強くなる。投資の歴史は現代だがら、違うように思うだろうが、時間の短小は関係無いのだ。
例えば、数日株価が下がると、誰もが不安になる。そして、売るかどうか迷い始める。この迷い（人間の悩み）に我慢ならず、思い切っていると、たいていは、大底で売ることになる。
これが、一つの経験だ。だが、大抵は、一度で、この心理を乗り切れるようには、ならない。何度か経験を積んで、克服し、売らないようになる。
この何度もを繰り返すと、今度は、あの心理の時に、買うことを覚える。こうなると、投資のベテランとなる。
夜も寝られないほど、毎日下がって、一昨日は、１００万の損、昨日は２００万の損、今日は、１５０万の損、明日は、もしかして、３００万の損にならないかと、、と考えると、寝られないのだ。
そして翌日、予想のように、３００万も下がると、明日は、５００万の損になるのではないかと、損を承知で、今日売ってしまう。この時に、買うのである。判っても帰るものでは無い。売らないだけましが続くだろう。
こんな経験を何度も繰り返して、投資の秘訣を身に付ける。知識を持つなら、このブログを読むがけで良いが、知識だけでは、感情に負けるのだ。この理性を養うことしか儲け様が無い。
ただし、相場が上昇期で数年続くと、誰でも、買っていれば儲かる時期がある。この時に間違った知識を身に付けると、投資は学ぶものだから、損で教えてくれるが、儲けた人は思い込みが激しくて気づかない。
株は儲かるものでどれだけ多く儲けるか、損を何処で行って、小さくするか、これだけの事だが、自己心理が様々に影響して、頭の良い、理屈式には、難しい（左翼には難しい）。
学者が投資で儲けて、退職後も、世界中を遊びまわっている。などという人は、一人も無いのが、証拠であろう。
短期の歴史を知って、これを、応用できるようになると、投資で生活できるようになる。
投資の短期の歴史は、どの分野まで広げるか。自動車なら、外観（デザイン）、内装、座り心地、運転性能、距離などの外に、鉄、ガラス、タイヤなどの、素材、電気関係、蓄電池、発電機、～、あぁ、もう嫌になる。
このように、調べるほどに、多くの学問の知識が必要になる。これが、投資を通して養う経験と知識である。広く、調べたものほど、儲ける確率が上がる（だから、不労所得という宣伝を嫌う）。
このように書くと、私の古代史が、学者が使う範囲を超えて、極端に多い理由がわかるだろう。人間の人生は、古代も今も変わらない。変わったのは、生活水準であって、人間心理はほとんど変わってない。
だから、投資経験の長い人は、人生に必要な知識の収集が上手になる。しかも、多くの物が教えてくれる柱が出来上がるから、ぶれない研究になる。同時に、インチキな論理は直ぐ判る様になる。
投資は人生の勉強として、じっくり取り組んでよい物だと、私は思っている。とにかく、投資は歴史の勉強と、心の鍛錬が必要なものである。
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