FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 今週は恐怖を感じる週になるかもしれません。

2024-04-29 05:37:16 | 日記

おはようございます。4月29日月曜日(祝日)です。広島は曇り、本日は昼前頃から雨が降ってくるという予報になっています。なかなか良い天気が続きません。雨が降ったり止んだり、晴れて暑くなったりします。二十四節気では、穀雨から立夏へ向かう途中。農家の方たちは田植の準備を行う時期になり、灌漑用水をため池にため、田を耕し、田植の準備に入ります。今の時期の雨は必要なものになります。一般的には、雨が降ると「天気が悪い」といいますが、雨を望む方たちには本当に恵みの雨となり、良い天気ということになります。物事は表と裏がありますね。

 

相場に先立ち、最新のニュースで、少し頭にきたものがありましたから、先に書きます。

株などの金融商品での収入に、配当や値上がり益があれば、それに対して所得税がかかっていることは周知のことですが、さらにここへ、厚労省内で、健康保険料を課すことを検討し始めているようです。健康保険料は税金ではないという理屈から、取れるところから取ろうということのようです。支払い義務がありますから税金と同じことと小生は捉えています。

所得税よりも健康保険料のほうが多く徴収されている現実が小生にはあります。

新NISAを推進し、国が払う年金不足に対応するのかと考えていると、どうも本音は、健康保険料財源確保のため、ということのようです。

日本国というところは、国民を幸福にしないシステムを官僚が考えるところのようです。特に岸田内閣はそういう体質を持っているようです。

小生たち国民は、2,30年前と比べて幸福になっているのでしょうか。時代が移れば、新たな不安がやってきて、心は穏やかならず、というところでしょうか。

特に高齢者は、あるある詐欺などのターゲットにされて、毎日のように事件が報道されています。安心して余生を送れる環境にはないと思われます。

 

昨日投票があった衆議院の補欠選挙では、野党候補が当選してきているようです。自民党内からも「政権交代」の恐れあり、との声が出始めています。

政権にしがみつく岸田首相では、自民党はもう浮かび上がることはないでしょう。自民党下野となった場合、現在の立憲など野党で政権運営はうまくいくでしょうか。かつて、鳩山内閣、菅内閣、野田内閣と民主党政権がありましたが、内閣運営は幼稚すぎて何もできず、国民も離反し、内閣総辞職で自民党へ政権交代しています。

今の野党も昔と変わらない体質のままで、政権を任そうという気にはなれません。中学校の生徒会程度の運営能力と揶揄される野党では、本邦の運営を任せる気にはなれないのですけどね。

自民党に代わる政権運営党が出てくるでしょうか。選挙が終わってみると、かろうじて過半数を取るのは自民党かもしれません。

 

投機筋は、前述の報道もあり、これから、日本株式市場で、株を売りまくってくるかもしれません。夜間は先物市場主導で売り浴びせ、翌日の東京タイムでは現物を売り込んでくる、という動きを見せてくると思われます。

こうなってくると、ドル円相場にも影響が出てくるようになり、先週金曜日にはNYタイム中に、158.441円まで急反発した相場ですが、急落の憂き目に遭遇するかもしれません。

何か、相場の裏側では、密談があるようにも思われ、得体のしれないものが動いているようにも感じられます。

今週の市場は、本邦ではGW中のもので、本邦の機関投資家も動きづらい面があると思われます。

 

しかし、思えば不思議な状況になっている気がします。「介入するぞ」と財務省などは言い続けていますが、ここまで上昇しても、一向に介入することはなく、相場状況をやり過ごしているように思われます。

いつ円を買い始めるのか、今だ介入しないのはなぜか、という疑問は市場関係者にあると思われます。155円タッチでは介入があるだろう、とか、156円台に入れば、とか、言われていたと思いますが、「介入」はなく、相場はそれを見越してドル買いをさらに進める始末。

 

ドル円相場は、日銀会合結果を受けて、反発急上昇しています。これは想定していたことですが、上値として想定していたレベルをはるかに超えてきています。どこまで上昇するのか予想だにつきません。

ここまでの動きでは、ショーターは踏み上げられ、今度はロンガーが決済するタイミングを計っていると思われます。

ロンガーは、どこまで相場が上昇するか考えながら、そして、本邦政府が為替介入してくるかどうか細心の警戒を払いながら、相場に対峙していると思われます。

 

相場の大循環から考えると、今週は天井を付ける時になっているというものもあります。小生も、いつ何時、天井から相場が転換するかもしれないという見方をしながら相場を観ています。相場の高値から高値までの8年サイクルを考えると、過去のその最長期間は106か月間(98年8月~07年6月)であり、今まさに過去事例の106か月(15年6月~24年4月)になろうとしています。

 

現状相場は、これまでの理屈が全く通用しないところになっていると思われます。

その要因の一つが、「国際金融のトリレンマ」というもので、この地獄にはまった本邦の政府や日銀は、なす術がなくなっていると思われます。この「トリレンマ」に持ち込んだのは、海外勢の債券自警団や投機筋と思われ、彼らの作戦勝ちになったと思われます。

 

このような状況の中で、本邦政府が為替介入してくるかどうかは、全く不明。介入してこないかもしれませんが、行きつくところまで行っていれば、介入があれば、待ってましたとばかり、投機筋はショーターに変身してくると思われ、そうなると、相場は一気にものすごい速度で押し込まれるようになります。

しかし、投機筋は、5円程度の下押しは容認し、そこから反発させるシナリオを描いていると思われます。これがあるため、「介入」してもその効果は長続きしないと市場関係者はみているようです。

 

本邦政府筋は、「マークしているのは日米金利差だけではない」といいます。インフレ程度の差も大きくある中では、説得力は弱いと思われます。植田日銀総裁は、「円安がインフレに与える影響を深刻視しはせず、為替レートが需要を押し上げることで経済に利益をもたらしている」、という認識を先の記者会見で示しています。

今週は明日からFOMCが始まります。利上げするかもしれないなどともいわれていますが、多分「現状維持・据え置き」と思われます。もし、ここで利上げが決まると、FRBは2度目の判断ミスをしたことが確実となるかもしれません。強い経済、強い雇用、景気の良さ、インフレの高さ、すでに何か判断ミスをしている恐れもあります。

特に中立金利は上昇している恐れがあります。この辺を今回のFOMCでどのように考えているか、チェックしたいと思っています。

バーナンキさんが英国中銀に対して行った提言についてFRBが触れてくるかもチェックしたいと思います。

 

週足、月足ともに、テクニカルではすでに「買われすぎ」となっており、「売りのダイバージェンシー」も出ています。

相場の急落が起きても不思議はない環境になっていると思われます。

相場が方向をもって動き出すのは、FOMC結果を観てからかもしれません。買いにしても売りにしても今日明日は長くは持てないと思われます。

投機筋の動きにはついて行かないようにしたいと思っています。

本邦の機関投資家は先週金曜日の高値を突きに行きたいと思いますが、本日は祝日で、機関投資家の多くは休んでいると思われます。相場が金曜日高値へ向けていき始めた場合、本邦政府は介入してくるでしょうか。本日、政府筋が介入で動いてくるようであれば、よほどのことと理解してよいのではないでしょうか。「介入」があるとすれば、明日以降かもしれません。

 

本日6時寄り付きでは、GDするかもしれません。それから上昇してきてどこまで値を戻してくるかチェックになるかもしれません。GUする恐れもありますから、要注意になります。相場が動くのは欧米タイムになってからになるかもしれません。

 

以上のような相場環境があって、先週金曜日の米国市場では、株式市場は、3市場そろって反発上昇し、これにつれて、CMEN225も上昇、38345で高値引けとなっています。この日の利回りは4.7190%から4.6480%の範囲で動いており、引け値は、4.6630%と低下傾向になっており、もう十分な高値はとったと市場判断しているのかもしれません。

本邦の相場は祝日のため休場です。その中で為替市場は動きます。どんな動きを見せてくるか、、、。

 

本日の健太君の判定は、「買い」は、158.366円超、「売り」は、158.366円以下、「買い」は、156.628円以下の場合となっています。

FPVは、157.232円、R1は、159.500円、S1は、156.024円となっています。

「G指数」は再度上昇してきて、「買われすぎ」レベルに入っています。

 

先週金曜日の高値付近まで値が戻れば、小生はショート打つつもりで相場を観ています。慎重に対峙したいと思います。

先週の土曜日来、「今週の言い訳」を作成していましたが、どう見ても国民を幸福にする政策とは思えない厚生省内の健康保険料徴収検討開始の報道に触れ、タイトルを変更し、本日4月29日分のブログとしました。そして、寄り付きを重要視するため、29日6時までに公開することとしました。

 

間もなく東京タイムが始まります。今週は、一般大衆投資家には恐ろしい相場になるかもしれません。要注意。今週もよろしくお願いします。合掌

 

追伸 11時53分です。10時30分過ぎに、上値が急伸し、160.211円まで届いています。香港やシンガポールなどの投機筋が動いた可能性はありそうです。現在値は、159.312円付近。ここまでの動きでは「介入」に関する情報はありません。レートはBB2σからはみ出ているためこれからしばらくの間は時間調整で動き、欧米の取引が始まってから、再度上へ行き始めるかもしれません。

 

追伸 14時25分です。日通し高値を付けた後、投機筋から大量のドル売り円買い売り注文が出たようで相場は155.045円まで急落。現在は、156.257円付近で、少し値を戻しつつある場面のようです。昨日の安値154.965円を割り込むかどうかがこれからの課題になってきた感がありますが、ここまでで、値幅は5円強動きましたので、ひとまず動きは収まるかもしれません。昨日安値を割り込む動きになってくると、目先的ではありますが、相場の転換を考えるようになってきます。今のところは投機筋は手前で寸止めした感は否めません。ひとまず、先週金曜日からの上昇分を吐き出したようです。4月19日安値153.586円を割り込むようになって相場がピークアウトしたというシグナルになりそうです。

 

追伸 14時42分です。政府が介入したという情報はまだありません。今までの例だと、急落で5円幅で動いた場合は、介入があったというケースが多いのですが。

追伸 16時55分です。少し前に、154.520円まで押し込んでいます。これで、これで154.965円を割り込んでいましたから、「オヤ? 下振れ開始か?」という疑いの目が出てきそうです。次なる目標は、19日の安値153.586円となってきます。今回の下げは2回目の介入かもしれません。


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