FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX さもありなん。日銀総裁怒られたって。

2024-05-28 08:56:36 | 日記

おはようございます。5月28日火曜日です。広島は雨です。昨日よりも少し強めに降っていますので、今朝の愛犬君との散歩は取りやめました。お昼頃には雨は上がるという予想になっていますので、雨が上がれば、散歩に出かける予定にしています。昨日、久しぶりに我が家のアジサイをカメラに収めました。沖縄で梅雨入りが発表されて、梅雨前線がこれから北上してくるこの時期に、きれいな花が咲きました。これからさらに色づき、我が家を華やかにさせてくれます。

さて、相場です。昨夜の米国市場はメモリアルデーということで全市場休場となっています。動きようのなかった昨日の相場と思われます。

本日の東京市場では仕切り直しが行われ、今週の相場つくりに出てくると思われます。

昨日の高値安値は、156.958円と156.659円、上下値幅は、0.299円と、想定通り少なめになっています。

本日はどのような動きになってくるか、、、。

157円台へ伸びてくると、政府筋から「口先介入」が出てくると想定され、東京タイムでは、まだ上値の重い展開になるかもしれませんが、NYタイムになると、住宅価格指数や消費者信頼感指数などが出てきます。この結果を受けて相場は動くかもしれません。指標の予想を観ると、ざっくりではありますが、前回を下回るものになっているように思われます。

これが予想に反して上昇するようだと、ドル買戻しが起きてくるのは必定と思われます。

 

最近、岸田首相は植田日銀総裁を官邸に呼び、「発言には気を付けるよう」注意されたようです。

前にも書きましたが、学者さんは自説を持つのは当たり前ですが、それを表現するのは、学者として、いささか我儘な表現方法であり、世情で言うところの「その発言がどのような影響を社会に与えるか」については熟慮されていないと思われます。言えばよいというものではありません。

一学者ならその発言でもよいと思われますが、日銀総裁となれば、言いたいことがあっても、時には我慢して言わないということもあるはず。そうなれば、言いたいことはその表現方法には最大限の注意を要することになってきます。

この注意が払えないほどの人物というレッテルが植田日銀総裁には張られたかもしれません。

黒田前総裁のときでもそうでしたが、サプライズで、円安政策を推進すると、主に海外勢の投機筋は、それを利食い、円高へと日銀の意に反した動きをしてきていました。

植田日銀総裁になっても、ここ1年の発言を考えると、投機筋にとっては、とてもではないが、円買い要因にはならない、円売り要因として日銀総裁発言には対応する、と決めているようです。

 

植田日銀総裁が発言している内容は、学者としては当たり前のことのようですが、日銀総裁としての立場では、もっともっといい方には注意する必要があるようです。しかし、それができないのは植田さんが学者としての自身の立ち位置を意識しているため、ということになるようです。

日銀総裁が発言すればするほど、円安が進行し、政府の意に反した動きを惹起させています。

経済学者は、一面では、芸術家と思われ、自分の感性を大切にし、作品を作り上げてくると思われます。

芸術界の絵画など造形物とは異なりますが、市場という経済界を相手にしたデザイナーと言えると思われ、善悪とか正義などということにこだわりがあるかもしれません。

それでは社会は成り立ちません。善悪と正義などというものはあくまでも個人レベルのものでありますから、日銀総裁としての公人である限りは、自我を捨て、公のための判断をし、行動してほしいものです。

 

日銀は、利回りの正常化へ取り組んでいる最中と思われますが、6月13日からの会合で利上げを決めても、上げ幅はわずかなもので、それでは、日米金利差の溝は埋まりそうにありません。

米国では今、利上げも含めて検討される可能性があります。パウエル議長はそれを否定していますが、ほかの地区連銀総裁たちは「必要なら利上げが必要かも」などと発言しています。

米国では利下げは遠のきつつあるようです。GSは「年内利下げはない」と考え始めています。

 

こうなると、日銀政策が利上げへ向けて明確に動き始める印象を市場へ訴えることをしていく必要がありますが、前述のようなこともあって、政府筋が「口先介入」をし、時に「実弾介入」をせざるを得ない状況になっていると思われます。このような取り組みになることから、財務省や官邸サイドは日銀総裁への不満が鬱積してきていると思われ、前述の首相の口頭注意が出てきたものと推察できそうです。

 

このようなこともあって、6月の日銀会合で、植田日銀総裁は、どのようなことを決めるのか、注目はされますが、円売り傾向は収まりそうにはありません。

マンデル・フレミングモデルで考えるなら、通貨高(円高)へ向かわせるためには、財政政策で対応するのが常道です。財政政策を行うのは政府・財務省の担当になります。日銀ではありません。このようなこともすでに回答の出ていることなのですが、関係者は忘却しているのでしょうか。

ちなみに、円安傾向へ持ち込むためにはこのモデルでは、日銀・金融政策で対応することになります。現在の金融政策では円安傾向が優勢になるだけのことになります。

 

本日の健太君の判定は、「買い」は、156.893円超、「売り」は、156.893円以下、「買い」は、156.744円以下の場合となっています。本日はすでに156.893円を上抜いています。

FPVは、156.815円、R1は、156.971円、S1は、156.672円となっています。

「G指数」はほぼ「居心地の良い」レベルとなってきています。そろそろ変化を求めて来るかもしれません。

 

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

 

追伸 17時46分です。本日のオプションNYカットは、157.00円にあるようです。現在値は、156.923円付近。売買攻防が出て、上値が重くなるか、それとも一気に上向けするかチェック

しかし、157円台に入ってくると、政府筋からの「介入」懸念が強くなってきます。ウン? 下押ししてきたか、156.879円まで押されてきました。

 


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