FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX モラルハザード再来かも

2024-04-08 06:22:45 | 日記

おはようございます。4月8日月曜日です。広島は晴れ、温かくなりました。服装はもう春物に完全にチェンジ。寝具のほうは、早朝に少しまだ寒さを感じることがあり、衣類ほどの変更はありませんが、それでも、かけ布団の上にかける防寒毛布は取り除きました。衣類で言うところの防寒コートのようなもの。敷毛布をいつ外すか思案中です。季節は春たけなわとなり、この土日の黄金山は花見登山のファミリーでにぎわっているようです。黄金山の登山道は桜のトンネルができ、山頂へ向かう自動車は渋滞し、歩行登山者がその横をすいすいと通り抜けていきます。山頂にあった売店は今年からなくなっています。山頂で食べる売店のオデンはおいしかった。

小生は、6日土曜日早朝に、愛犬オリと花見登山にチャレンジしましたが、獣道の狭く足元の悪い急な上り坂の登山道の中腹で、オリが、何に驚いたのか、急に反転下山しようと逆行し、足場の悪いところだったため、上手くコントロールできず、小生は、オリに引っ張られて、下方向へ転倒し少し引きずられました。大型犬の力は強いですね。その時の傷は、打撲と擦り傷。オリはこの道を通るのは3度目だと思いますが、久しぶりのため、雑木林の中の登山道に入ったころから、落ち着かない様子がありました。

結局、花見登山はあきらめ、下山・帰宅となりました。下山途中では、狸かアライグマかハクビシンかと思われる獣に遭遇。オリはそれに向かって行こうとしますが、そうはさせじとリードを引き込み制止。動物同士のにらみ合いは短く、獣のほうが山の中へと消えていくという、いろいろあった黄金山登山でした。花見は、近くにある桜並木で済ませました。

 

さて、相場です。先週金曜日の米国市場では、株式市場は、3市場そろって反発上昇しています。先週出た雇用統計結果が良いものとなり、株式市場はこれを歓迎したようです。CMEN225も上昇し、39320と金曜日大引けより328も上で引けています。本日の日経平均寄り付きはGUして寄り付くかもしれません。

CMEN225は39375まで上昇していますから、39400付近まで上昇するかもしれません。その場合、ドル円は、どう動くか?

上値の重さはあるかもしれません。雇用統計結果が出たときの動きを考えると、少し不思議な動きと考えます。

なぜもう少し上値チャレンジが出てこなかった?

日足や週足で考えても、上値余裕はもう少しはあります。

 

ここでいろいろ考えてみた。

今週出てくるCPIやPPIを待つつもりかもしれません。今すぐ上へ行き、152円チャレンジをして、「為替介入」されるより、「為替介入」をさせずに、狭いレンジながら、相場を上下させて売買を行い、利ザヤを稼ぐつもりかと思われます。

チャートパターンからは、「天井」らしきものが出てきてはいます。

しかし、それを許すような相場環境ではないような、、、、、。

米国経済の強さばかりが目につきます。

現在、ドルはG10の通貨の中で最強であり、円は最弱という環境に変化なし。

グダグダ動くのか?

 

次回FOMCは4月30日と5月1日の二日間行われます。

ここで、どのような判断が出てくるのか?

米英の名だたる経済学者の指摘について、FOMCではどのような判断を行うのか?

FRBは、かつて、「インフレは一時的」と判断を誤った実績があります。FRBは、この判断ミスが「トラウマ」になっているかもしれません。

FRBはこれに懲りて、「データ次第」というスタンスを変えようとはしません。

そのため、環境を慎重に慎重に判断しようとしているようにも思われます。

 

しかし、そのために、必要な要素を見落とし、ずれた判断をしているかもしれません。

前から言っているように、パウエル議長は経済学者ではなく法学者です。

サマーズ氏は、「中立金利は、FRBがこだわる2%ではなく、それより上にある可能性がある」、と言い、エラリアン氏は、「FRBがミスをするとしたら、過度にデータに依存して実況中継のコメンテーターとなり、様々なことに目を向けないことだ」と辛辣に言います。

法学者は、人にしろ企業にしろ、活動するため、生きるためのルールを作る活動をし、それを運用する学者です。

経済学者は、社会を経済で考え、それを数値化して、物事を判断し、結論を出す活動をする学者と理解しています。

両者の視点は異なります。

 

FRBがパウエル議長のみで政策を決めているわけではないと思いますが、議長は、議決のための権限が強く、他を圧倒すると思われます。

単純に言えば、議長が「こうする」といえば、そのように決まる組織と思われます。この傾向は日銀会合でも当てはまりそうです。

最近は、会合模様を以前よりは多く公表してきていますので、徐々に変化し始めてはいるようですけど。

 

本日は151円台での動きかもしれません。152円へ突入したいけど、「為替介入」も想定されますから、それは自制し、値幅を作るために151円前半まで押す場面もありそうですが、10日や11日に出てくるCPIやPPIなどを確認して、次回FOMCを想定した動きをしてくる可能性もあります。ここでの動きはFOMCまで、あるいは5月3日の雇用統計までは上昇し、これらの結果が出て、相場は下降していくという、「噂で買って事実で売る」ということになる恐れもありそうです。

 

151.9円台でトリプルトップ形成済という状況もあります。テクニカルではしっかりと判断しておきたいと思います。

売りのダイバージェンシーは出ている。これは相場が転換する兆しの恐れ大。ストキャストは買われすぎだが、天井に張り付いている状態。MACDは買い場を示し、下げは押し目となる。

相場のサイクルで考えると、この4月は重要な時期となりそうです。高値をまだ更新する可能性はありそう。その後、相場は急落するというシナリオもまだありそうです。一般大衆投資家が上を向いているときは、相場はロングに偏っていると思われます。そのロングをターゲットとして投機筋はショートで動いてくる恐れがあります。今の環境ではそのまま押し込んで相場が転換していくとは考えづらいですが、どこまで押し込んでくるか、この動きには要注意になりそうです。

投機筋が,151.5~8円付近で新規のロング保有を少しためらう理由は、やはり「為替介入」があって、ポジションを投げさせられることを嫌うためと思われます。この投げが出た時は、「相場の転換」になる可能性が大きくなります。

 

本日の健太君の判定は、「買い」は、151.674円超、「売り」は、11.674円以下、「買い」は、151.203円以下の場合となっています。

FPVは、151.386円、R1は、151.962円、S1は、151.020円となっています。

 

まずはここまでの高値151.973円と下値150.809円の範囲で相場を考え、どちらを抜けていくかをチェックしていくこととします。今週は指標を確認するまではあまり動かないかもしれません。

4時間足の20EMAが現在、151.556円付近にあります。これが下値支持帯になるのかどうかチェックします。もし、割り込むようになると、明日頃までは下押し傾向になるかもしれません。

CPIの結果で、物価が上昇していれば反発という流れとなり、下がっていれば、売りが出て相場を冷やすようになるかもしれません。今週はインフレ傾向の確認週になりそうです。

今朝6時の寄り付き値は、GDして、151.556円となりました。少ない値動きの中で、陰線形成しつつあります。この寄り付きは、明日頃までは相場が下振れする前兆かもしれません。窓埋め後の動きは要注意になりそうです。

 

バイデン大統領がまた、学生ローンなどの免除に向けて動き出すようです。選挙の票目当てのようで、前回の学生ローン免除のときは、裁判所から「違法」と指摘されています。新型コロナのとき、いろいろな政策が実施されましたが、モラルハザードになるという指摘もありましたが、なりふりかなわず、というところか、、。こんなことをするから、経済がなかなか通常運転できないのかもしれません。財政政策が金融政策をまだ狂わせているかもしれません。中央銀行の「データ次第」の政策スタンスは、やはり、何かを忘れている気もします。

新型コロナがこれまでにないほど経済に影響を与え、従来の思考では理解できない状況になったのも事実。これはまだ継続中のような気がします。

 

先週6日土曜日の「今週の言い訳  利下げの見通しは遠のくか」を是非、参照願います。

間もなく東京タイム開始です。今週もよろしくお願いします。合掌

 

追伸 8時02分です。先週、安川電機の決算が発表になっています。良い決算内容を受けて、株価は反発しています。米国株高も追い風となり、本邦株価も上昇すると思われます。これから業績相場になってくるかもしれません。

追伸 8時12分です。最新の為替情報で、上値は、154.00円。これは先週と変化ありません。下値のほうが動き、149.50円から148.80円に下がってきています。オプション取引でも、下振れを考えるディーラーが増えているのか?

 

追伸 9時19分です。上値が151.739円まで伸びてきてますが、この付近には、4日高値と5日高値を結ぶチャネルラン上辺が通過中。この上辺で上値が抑えられるかチェック中。

追伸 9時31分です。米国では、高金利状態ですが、企業も経済もこの高金利状態に慣れ、上手に適応し、資金需要に対応している状況かもしれません。こうだとすると、FRBが意識する「中立金利」は2%から上へ移っている可能性はありそうです。そうなると、サマーズさんの理論が正しいことになってきます。

市場は、ドル円はまだ先高観があると理解して、買い進んできているかもしれません。ひとまずは、東京中値公示時刻を通過するまでは、高値を維持するかもしれませんが、通過後の動きには要注意になりそうです。

 

追伸 10時43分です。やはり売り材料はないようです。上値が伸びて、151.815円まで伸びてきています。現在値は、151.765円付近。買い進むリスクは、「為替介入」のみのようです。152円台でも介入はないだろうというアナリストが出てきていますが、、。

 

追伸 16時48分です。欧州タイムが始まって、間もなくロンドン市場がオープンします。今のところ欧州勢はドル円では買い進んできています。上値は151.854円まで届きました。

152.00円や153.00円にあるバリアーですが、限りなくここへ接近する段階では、保有者に利益をもたらすものになりますが、ノックアウトされて、ここを上抜けされると、利益はなし、という契約のもののようです。そうなるとバリアーの下にあったショートは巻き戻しとなり、ドル円は上昇に弾みがつくようになると思われます。ジワリと上昇していくドル円相場ですが、「介入」の恐れもあり、バリアーを突破するためには何か材料が必要な気もしますが、、、。10日に出てくるCPIが突破口になるかもしれません。その時、「介入」が、、という状況か?

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