FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 黄砂がすごい飛んできた。相場の世界には何が飛び込んでくるのか?

2024-04-19 08:56:00 | 日記

おはようございます。4月19日金曜日です。広島は晴れ、今日も暑くなりそうです。この好天にもよるのかもしれませんが、当地では、黄砂が大変多く飛んでいます。昔なら、春霞、ということで片付けられていたかもしれませんが、現代社会では明確に黄砂です。遠くがかすんでいます。洗車したらすぐキレイに吹き上げないと、すぐ黄砂が張り付くような状況。洗濯物が外で干せません。気圧配置を観ると、黄砂が飛んできやすいものになっているようです。偏西風にも乗ってきているでしょう。北京などでは、もっとすごいことになっていると思われます。

今朝、小さな菜園に、トウモロコシ、キュウリ、そして、九条ネギを植え付けました。トウモロコシは種から播き、キュウリと九条ネギは苗からの植え付けです。これからおよそ一月間は、脇芽の摘み取りや支柱つくりなどが中心の作業になると思われます。

さて、相場です。昨夜の米国市場では、株式市場は、3市場では小幅まちまちとなっているようです。

昨夜出た指標は、良好な結果となり、さらにNY連銀総裁の発言もあり、利回りが上昇して、4.6550%まで上昇し、現在は、4.6320%付近。

NY連銀総裁の発言では、「メインシナリオではないが、利上げもありうるかも」ということまで出てきています。

こんな発言が出てくると、昨夜、利回りは、5%台へ乗っても不思議はなかったかもしれませんが、本邦政府による為替介入が強く警戒される環境では、投機筋も自制したものと思われます。

 

しかし、今のようなことがいつまで続くのでしょうか。今のところ、ドル円相場に明確な売り材料はないように思われ、少しでも押し目ができると買い方が動き買い拾う、という動きが確実に見て取れるようになっています。

相場が押すのは、投機筋が投機筋のために、相場をコントロールするため、と心得れば、何の不思議もない相場ということになります。

最近、本邦の経済界から、過度の円安傾向は物価上昇で異常な経済情勢となっていて、経営が苦しくなっていく、是正をしてほしい、などという発言が続々と出てきています。

これらは来週行われる日銀会合をめがけて行っている節もありそうです。

 

しかし、為替政策は、政府財務省の管轄で、日銀所管ではありません。

そういうことは皆さんよくご存じのはずなんですが、日銀の金融政策で、時間軸効果を狙っていることは、金融緩和政策の継続になり、これが円安傾向に拍車をかけている、という認識になっているものと思われます。

経済社会での常識は、金利のある世界です。今は、これが「0金利」ですから、まだまだ異常な世界といえるわけです。

著名な経済学者からも、「今すぐ1%の金利政策を実施しろ」と強く警告を受けている上田日銀総裁です。

学者対学者の対立ですから、理論において対立のままで、権力を持つ日銀のほうが強い立場にあり、上田日銀総裁は譲歩する考えは皆無。

 

金利を上げると、政府が国債を発行して資金を作る取り組みにも影響が出てきます。政府サイドとしては、金融緩和政策をまだ継続してほしいと願っていると思われます。

このような環境もありますから、財務相が介入に強くコミットしても、市場は、「介入できない」として、警戒しながらも、相場を上下に振って利ザヤを稼いでいる現状と思われます。チャンスと見れば、155円突破を考えてくると思われます。

 

FRBがもし、次回FOMCで「利上げ」を決めるようなことがあれば、FRBは「2度目の政策ミス」を犯したこととなり、FRB式のインフレ傾向の考え方に大きな疑問符が付くようになると思われます。

英国政府は、インフレ傾向の考え方でミスを認め、このようなミスを今後犯さないために、バーナンキさんへ改善の提言を求め、この提言はこの4月にすでに英国政府に渡っていると思われます。

パウエル議長と元議長であるバーナンキさんと接点があるのは、パウエル議長がまだ理事であった頃のFRB議長がバーナンキさんです。

パウエル議長は、バーナンキさんが始めた手法を受け継いではいるようですが、新たな経済視点は何も出てきておらず、「出てくるデータ次第」というその日暮らしの状況判断、という始末、と理解しています。

米国では、景気は良く、インフレは高止まり傾向となり、失業状況もさほど動きはなく、となれば、利回り低下傾向にはなりづらく、また、経済や企業が、高金利状態を受け入れ、活動に取り組んでいるのであれば、高金利状態は景気を抑えるためにはならず、高金利でも景気はさらに成長していく、ということもある得るようになると思われます。

 

住宅市場では、住宅ローン金利は7%台になってきているようですが、これでも住宅販売はまだ堅調なようで、住宅不況になったという声は皆無。米国民の声としては、金利が下がれば、その時、安いほうへ乗り換えればよいだけのこと、というおおらかなもののようです。

誰かが、ロングを投げ出すか、ショートを手じまいするかで、相場は動きだすと思われますが、まだそのような動きはないようです。

 

本日の健太君の判定は、「買い」は、154.656円超、「売り」は、154.656円以下、「買い」は、154.293円以下の場合となっています。

FPVは、154.422円、1は、154.889円、S1は、154.164円となっています。

「G指数」は全体的には少し下がってきてはいますが、まだ「少し買われすぎ」状態となっています。このような状況がまだ来週も続きそうな気がしています。

 

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

 

追伸 12時34分です。10時過ぎからの急落は、中東情勢の緊迫度が上がったことからのことのようです。実際どうなのかは不明。こんな情報も活用して、投機筋は相場を下押しし、値幅を稼ぎに来たと思われます。153.586円まで押した後は急反発。154.374円まで値を戻し、今は154.340円付近。

最近の動きで、今回のような下押し場面は日に1~2回はあります。今回の下押し場面で、ロングで対応できた方は、相場の読みは適格と思われます。

今回の下押しの動きは、30分足や1時間足の一目均衡表を観ると、雲のねじれがありましたから、「ねじれの時期に下押ししてくるか」と推論し、それに備える動きもできたと思われます。

相場の世界には「中東情勢」が飛び込んできたようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする