FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 今週の言い訳

2018-12-01 10:30:31 | 日記
おはようございます。12月1日土曜日です、広島は曇り、今日は一日中こんな天気らしい。雨が降らず暖かい一日かもしれません。

さて、相場です。昨夜のNY市場では、株価は上昇しています。

NYタイム中に、米中貿易交渉に関して、「事前の交渉で、コンセンサスが増えてきている」との中国側からの報道があったとして、これに反応しているようです。米国側からのコメントは出ていません。

肝心要の著作権問題や技術移転問題に関しては何らの進展はまだないようです。安全保障問題に関しては決裂の可能性ありのようで、まだまだ米中の新冷戦状態は継続するのかもしれません。

ここでの交渉結果を踏まえて、トランプ大統領は、次期大統領選挙に臨むと考えられ、成果がほしいことは間違いないようです。

本日の米中首脳会談では、どのようになるのか、まだ予断は許さないようです。アナリストの話だと、今回の会談は、食事をしながらの会談になるとのことで、このスタイルは、何らかの妥協点を見出し、決裂ということにはならないだろう、という見方になっています。初めから決裂が判明している場合は、会談そのものがないだろうと言い、立ち話程度でも決裂、会談だけの場合は、まだ交渉の余地ありとなり、食事付き会談の場合は、前述のとおり、というわけです。

中国側も、何かを意図して、今回の報道を流したわけで、市場かく乱要因となっているようです。

米国側の狙いは、大きくなりすぎた中国経済を小さく弱くすることにあると思われます。中国共産党がこれに賛同するわけがなく、中国主席は反発しか方法はないようです。

ほとんど報道されていませんが、中国長老組と思われるグループから、習主席は暗殺されかけたことがこれまでに何度かあったようで、権力は手中に入れていますが、共産党内部でも、まだ盤石とはいえない立場にあるようです。それだけ外面としては強面を維持しなけばならない環境のようです。

次期大統領選挙をにらむトランプさん、国内反勢力と戦う必要のある習さん。それぞれ自分の都合の良い方向へもっていきたい今回の交渉です。どの当りで妥協ができるのか、注目しています。

昨夜のドル円の動きは、欧州タイムになって、少しづつ動意づき、NY組がさらに引き上げていっています。そして、大引け前に、持ち高調整売りも出て、寄付きよりも下げて引けています。

この売り物よりも大きな買いは入らず、下ヒゲなしの状態のローソク足となっています。このパターンでは、月曜日は、GUして始まるケースが多く、あるいは、終値付近で始まると、陽線が立ってくるケースも多く、しかし、その後は、特に来週月曜日の場合は、これから開催される会談結果によって、方向が決まってきそうですから、相場の方向をあれこれ考えるのは無駄なことと思われます。

この会談結果を受けての最初の市場は東京市場となりますから、ここでの動きがどうなるか、注目が集まると思われます。しかし、東京市場では、トレンドを作ることはできず、その構築は欧米の投資家が参加してからとなりそうです。欧米の投資家が参加してくるまでは、金曜日の米国市場の強さを受けての動きになるとは思われます。

ドル円相場自体は、BB2σで見ると、日足での位置は、114.205円付近、週足では、114.254円付近、月足では、115.178円付近となっています。
これを見ると、よほど強い材料が出てこない限り114.2円付近を上抜いて行くことはできないのかもしれません。仮にあったとしても115円付近で頭打ちとなる可能性もありそうです。

今回の米中貿易交渉がなくても、ドル円のこのような相場状況は、相場の大循環の一環として構築されてきていますので、イベントなどは、折々の動意付く要因ではありますが、大循環の動きには逆らえないものと言えそうです。

これから円高傾向が出てくるようになるための要因は、と考えたりしますが、このような要因が出てくると、相場は円高傾向が強く出てくるようになるのかもしれません。現状の流れからすると、この動きは来年になってからなのかもしれません。

世界には、投資家にとって都合の良い通貨があります。ドル、ユーロ、スイスフラン、そして円です。スイスフランと円は、スイス、日本というように、一国の単独通貨であり、その国だけの政策を見ていて判断できますので、取引にはリスクは少ないと思われます。その点はドルと似た性格と思われます。これに対して、ユーロは、国の集合体で、各国の政策などの要素もあって、なかなか盤石の地位を占めることはできないようです。これが投資家にとってはリスクと言えそうです。例えば、ブレグジット、例えば、イタリア政府予算、例えば、ギリシャ経済問題などなど、先進国の集団ともいわれたEUも、問題山積状態です。

考えれば考えるほど、ドル円を取引するのは投資家にとっては大変都合の良い通貨と思われます。それだけ海外の投資家が東京市場へ参加してくると思われます。

本日はこれから、広島市内中心部へ出かけます。本日13時から、「マーケットアナライズ」のメンバーが広島へ出張してきて、現状経済について、分析して講演してくれますので、それに参加してきます。エミン・ユルマズさんも来るらしいので、中東の動向も聞けると思われます。

相場は来週から新たな動きのスタートと思われます。できれば、年末へ向けて上昇していくパターンになれば、と思いますが、ここは思い込まないようにしていきたいと思います。

今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌














コメント
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