FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX ジェフリー・ガントラックがささやいた???

2018-12-18 08:59:51 | 日記
おはようございます。12月18日火曜日です。広島は晴れ、今日は少しは気温が上昇するようです。少しは暖かいか、、、。

さて、相場です。昨夜のNY市場では株価は大きく下げています。CMEN225もつれて下げています。これからは日経平均21000円割れを意識するようになるのかもしれません。

この株価の下落には、債券王ジェフリー・ガントラックのささやき、「弱気相場に入った」というのが、相場を下げていったといいます。

この人物は、時々、相場環境についてコメントを発表しますが、この弱気相場発言は、今回が初めてではないようです。

相当前にも、同様の発言をしており、相場を冷やしてきています。

彼は、債券売買を中心に相場参加している方で、現在のスタンスは、特に日本国債は「売り」ポジションを取っていると思われます。「売り」ポジションを持つと、取引証拠金の追加を求められることが多くなり、また、最近では、どの国の国債も、中央銀行が買い取りを行っていて、市場で相場が成り立たたない環境でもあり、その運用は、なかなか利益が上げられず、厳しい環境にあるといいます。

これはジェフリーに限らず、機関投資家の多くが、債券運用では苦境に立っているというのが実情のようです。

このような中でのジェフリーの発言です。

FOMCを前にして、何かを意図して、この発言、というようにうがった考え方をすることもできるのかもしれません。

ジェフリーの債券運用は、規模も大きく、その手腕は世界最高峰ともいえるもののようです。ですから、看過することはできないようで、市場が反応したというところではないでしょうか。
112円台での最近の安値は、12月10日につけた112.232円です。ここを狙って相場は下げて、底を付けるという流れなのかもしれません。

今日明日と、FOMCが開催され、パウエル議長がどのように総括してFOMCの政策を決めるのか、そして、発表後の記者会見で、来年以降の利上げについてどのように発言するのか、ということに市場関係者の関心は移ってきているようです。今回の利上げはあるだろうというのが大方の見方です。

市場が、FOMCに対して、何かを督促するそうな状況になっていると考えることもできそうです。

FOMCとすれば、金利を正常な形に整えていく過程というように考えていると思われますが、利上げを快く思わない輩も存在するわけで、今回の会合に対して、「圧力」をかけているのかもしれません。特にトランプ大統領、、、。

為替情報のデータを見れば、上は115.0円、下は111.0円となっています。そして、本日のNYカットは、112.15円、111.55円そして111.50円にあるようです。こうなると、先物主導で、下振れの売り圧力がかかってくるかもしれません。

こんな時は、様子見が一番のようです。プロが支配する時期の相場には一般大衆投資家は不参入が一番のように思われます。FOMCの政策金利が決まる直前でも、市場心理を逆手にとって、相場で動いてくるのがプロの短期機関投資家です。

そういえば、ヘッジファンドを含めて、今年の相場では、投機筋は稼げていないのが現実のようです。少しでも年内に回復させておきたいというのが本音ではないでしょうか。こう考えれば、投機筋の「売り仕掛け」が入って、一般大衆投資家のロングを投げさせて相場を冷やし、そして、利益を上げた、というのが具現したと考えることもできそうです。

金利が上昇すると、債券価格は下がります。株価については、状況にもよりますが、インフレ傾向がないような時期には、健全な利上げとなるはずですが、最近の米国経済では、賃金は上昇していますが、生産性の向上が現れていないというのが実情のようで、利上げになると、借入資金で株を買う機関投資家には、マイナスに作用して、株は売られるようになります。これも最近のNY市場での株価動向に出ているようです。

本日はいろいろな思惑が交錯します。一般大衆投資家は様子見するのがやはり一番のようです。

本日のシグナルは、「コスモス」は「「買い」、「桜」も「買い」、「ひまわり」も「買い」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、113.169円超、「売り」は、113.169円以下、「買い」は、112.749円以下の場合となっています。
FPVは、113.006円、R1は、113.332円、S1は、112.492円となっています。

まもなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

追伸 9時57分です。東京仲値公示タイムを通過しました。少し前に、昨日安値を更新し、112.665円まで来ています。この付近は、日足で見ると、75EMAが通過しているところです。このMAが過去には下値支持線となっていたこともありますから、今回はどうか、チェックしていきたいと思います。

日足のBB-2σは112.515円付近にあります。そして一目、雲下限が112.464円付近です。この付近までの下押しは想定していたほうが良いのかもしれませんが、75EMAが下値支持線として機能すれば、少しは反発傾向を作り出してくるかもしれません。日足までは売りシグナルが点灯してきていますので、なかなか買い向かうのは難しい相場状況と思われますが、長く保有しない取り組みであれば、ロングにも冥利があるかもしれません。相場参加する場合は、本日のような日柄は、サイズを通常よりも小さくして取り組んだ方がベターと思われます。

追伸 19時23分です。ここまでの動きで、下値が112.288円まで来ています。まだ、反発していく気配はないようです。しかし、112.232円安値にはもう少しの位置ですから、そろそろ買い方もポジションつくりに動いてくるレベルに来たと思われます。為替情報によっても、112円台前半では、買い注文が入っている様子が見て取れます。気になるのは今夜のNYカットが112.15
円にあるようです。24時頃にはここのタッチするような下押しが出てくる可能性はありそうです。

このような環境を考えると、ここからの動きでは、短期筋が瞬時に下押ししてすぐポジションドテンで買い動くというような状況も想定されます。このような場面でポジションを作ろうとする場合、あらかじめロングなら、いくらで、ショートならいくらで、というように指値予約を入れておくのも一法となります。
その場合、どちらへポジションを作るか、自身の判断が問われることになります。いずれの場合もリスクを取れれば、ということになります。

追伸 23時11分です。今夜出た米国経済指標結果は予想を上回るものとなり、相場を押し下げる材料とはなりませんでした。これを受けて、相場ドル円はドル買い戻しが始まっているようです。しかし、このまま上昇していく相場とも思われません。まだ方向の定まらない取引が展開されると思われます。

そして明日のFOMC結果待ちになってくると思われますので、市場参加者も動きようがないのではないでしょうか。しかし、相場のパターンから見ると、押し目買いシグナルが出始めてきています。NY組がこれから稼ぐ方法を考えると、いったん持ち上げた後、もう一度下押ししてきて稼ぐという方法を採用して来るかもしれません。24時以降の動きが重要になってきそうです。

というところですが、本日はここまで。本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌

コメント
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